今年も映画ファンにとってチェックしておきたい映画祭、「カンヌ国際映画祭」がスタートしました。
日本からは常連の是枝監督の作品『怪物』もコンペティション部門に出品されています。
今回はそんなカンヌ国際映画祭に出品されている作品で、注目しておきたい5本をご紹介！
欧米のメディアも参考に、あらすじやキャストなどまとめてみましたので、ぜひチェックしてみてくださいね。
（作品タイトルは、すべて原題です。）
それでは、どうぞ！
（冒頭画像：引用https://www.facebook.com/festivaldecannes/）
カンヌ国際映画祭：注目の5作品を一挙ご紹介！
Black Flies
作品情報：シャノン・バークによる2008年出版の同名小説『Black Flies』を映画化した作品です。
メディカルスクールへ通うことを夢見る新人救急隊員のオリー（タイ・シェダリン）。
ベテラン隊員のジーン（ショーン・ペン）に仕事を教わりつつ、ブルックリンを救急車で駆けずり回るうちに街の厳しい現実に直面していきます。
監督のジャン＝ステファーヌ・ソヴェールは『Black Flies』の製作にあたり、ブルックリンにある病院に頼み込み、彼らの働く様子を取材したそうです。
また、どうして救急隊員にスポットを当てた作品を製作したのかを問われ、「救急車はNY中を走り回る。街のことを理解するにはぴったりだった。」とプレスカンファレンスで答えています。
●ショーン・ペン（Sean Penn）
誕生日：1960年8月17日生まれ
星座：しし座
身長：173cm
出身：アメリカ・カリフォルニア州
▶おすすめの代表作品（管理人・選）
※ニコール・キッドマン、ショーン・ペンという2大実力スターが共演した社会派サスペンス。ニコールが演じるシルヴィアは、国連に勤務する同時通訳で、アフリカのクー語（架空の言語）を担当する。そのクー語が使われる小国マトボ（こちらも架空）の大統領が国連で演説することになるのだが、シルヴィアは大統領が暗殺するという情報を聞いてしまう…。【引用：Amazon】
Club Zero
監督：ジェシカ・ハウスナー
出演：ミア・ワシコウスカ
作品情報：
食習慣に関するカルト的要素を描いたスリラー映画です。
寄宿学校で新人教師として働き始めたミス・ノヴァク（ミア・ワシコウスカ）。
5人の生徒と仲良くなったことをきっかけに、カルト的なコミュニティ「クラブ・ゼロ」を形成していきます。
ミス・ノヴァクが彼らに教えているのは、「食べないことは健康に良い」ということ。
周りの教師や親たちはそのことに徐々に気付いていくのですが・・・。
製作するうえで、ハウスナー監督はベジタリアン信仰など食に関するトピックスはカルト的にも成りうると考えたそうです。
特定のカルト集団を参考にしたりはしてないようですが、監督の目の付け所はさすがですね。
●ミア・ワシコウスカ（Mia Wasikowska）
誕生日：1989年10月14日生まれ
星座：てんびん座
身長：163cm
出身：オーストラリア・キャンベラ
▶おすすめの代表作品（管理人・選）
参考記事：『クリムゾン・ピーク』の魅力を考察、ギレルモ・デル・トロ監督の個性が衣装や舞台に光る！
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May December
監督：トッド・ヘインズ
作品情報：
映画『キャロル』でも知られるトッド・ヘインズが監督を務めた本作。
ポートマンとムーアの共演が話題です。
親子ほど年齢の離れたジョー（チャールズ・メルトン）と結婚したことで騒がれたグレイシー（ジュリアン・ムーア）。
20年経った現在はジョージア州で幸せな生活を送っていました。
女優のエリザベス（ナタリー・ポートマン）は、新作でグレイシーを演じるにあたり、彼らの結婚後を知るために彼女の元を訪ねます。
タイトルの「May December」とは、少なくとも11歳以上も年齢の離れた2人が交際することを意味する言葉です。
ナタリー・ポートマンとプロダクションチームがヘインズ監督に脚本を送ったことがきっかけで製作されたそうです。
撮影期間は23日とかなりタイトだったようですが、２大女優の共演なだけに期待も大きな作品です。
●ナタリー・ポートマン（Natalie Portman）
誕生日：1981年6月9日生まれ
星座：ふたご座
身長：160㎝
出身：イスラエル
▶おすすめの代表作品（管理人・選）
※ナタリー・ポートマンがアカデミー賞主演女優賞を受賞!主演女優賞のほか、アカデミー賞でその他4部門(作品賞、監督賞、撮影賞、編集賞)にノミネートされたほか、ゴールデングローブ賞をはじめとする数々の主要映画賞を席巻!【引用。Amazon】
The Old Oak
監督：ケン・ローチ
出演：デイヴ・ターナー
作品情報：
映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』など社会問題を描いた作品に定評のあるケン・ローチ監督の最新作です。
今回はシリア難民と彼らが住むイギリスのコミュニティについて描いた作品となります。
The Old Oakは小さな村にある最後のパブであり、人々の集まるコミュニティの場でもあります。
TJ（デイヴ・ターナー）が運営するこのパブは地元の人たちにとって特別な場所で、常連客によって支えれらていました。
そんな村にシリア難民たちが移住してきます。
そのうちの1人、ヤラ（エブラ・マリ）と仲良くなったTJ。ヤラは写真を撮ることが好きで、彼女の被写体は地元の人々でした。
ヤラが架け橋となり、村の人たちは次第に彼女たちを受け入れようと努力し始めます。
イギリス映画界の巨匠、ケン・ローチ監督がカンヌに出品するのはこれが最後になるそうです。
公開まで待ち遠しいですね。
▶ケン・ローチ監督作品【第69回カンヌ国際映画祭パルムドール（最高賞）受賞】
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Killers of The Flower Moon
監督：マーティン・スコセッシ
出演：ジェシー・プレモンス、レオナルド・ディカプリオ、ロバート・デ・ニーロ
作品情報：
言わずと知れた巨匠、マーティン・スコセッシ監督が再びレオナルド・ディカプリオとタッグを組む話題の『Killers of The Flower Moon』。
コンペティション部門への出品ではありませんが、カンヌ国際映画祭で初お披露目とのことで、ピックアップしました。
デイヴィッド・グランによる小説※『花殺し月の殺人―インディアン連続怪死事件とFBIの誕生』を基にした犯罪映画です。
■原作となった犯罪ノンフィクション小説【管理人・選】
※石油利権と人種差別が複雑に絡みあう大がかりな陰謀の真相は？米国史の最暗部に迫り、主要メディアで絶賛された犯罪ノンフィクション。アメリカ探偵作家クラブ賞（最優秀犯罪実話賞）受賞 。《ニューヨーク・タイムズ》40週連続ベストセラー。《ウォール・ストリート・ジャーナル》ほか、年間ベストブック17冠…【引用：Amazon】
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1920年代のオクラホマ。
ネイティブアメリカンのオーセージ族が持つ土地から石油が発掘され、彼らは一夜にして富豪となりました。
そんなオーセージ族のメンバーが次々と怪死を遂げていく事件が発生。
特別捜査官のトム・ホワイト（ジェシー・プレモンス）とJ・エドガー・フーバーは捜査に乗り出します。
上映時間はなんと206分！スコセッシ映画の長さはよく知られていますが、新作もかなり長めなようです。
●レオナルド・ディカプリオ（Leonardo DiCaprio）
誕生日：1974年11月11日
身長：183㎝
出身：アメリカ・カリフォルニア州
▶おすすめの代表作品
※クエンティン・タランティーノ監督第9回監督作品。レオナルド・ディカプリオ×ブラッド・ピット初共演。1969 年8月9日、事件は起こった。ラスト13分。タランティーノがハリウッドの闇に奇跡を起こす。【引用：Amazon】
気になる作品はありましたか？
今回は私のなかでも、特にアツイ注目作品をピックアップしてみました。
みなさんの気になる作品はこの中にありましたか？
今年のパルムドールはどの作品が獲るのか、とても楽しみですね！
《ライター：Ayaka》 担当記事一覧はこちらをクリック→
高校時代にハマった映画観賞が、いつのまにかライフワークに。
ハリウッド大作からインディペンデント作品まで、ジャンルを問わず見ています。
オタク気質ゆえ、気になる作品はとことん調べてしまいます（笑)
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