アナ・デ・アルマスは珍しいキューバ出身で、今、注目のハリウッド女優です。
彼女が注目されるもっとも大きな理由は、『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』でいわゆるボンド・ガールに選ばれたこと。
映画制作と公開とのズレはありますが、アナ・デ・アルマスはこの映画での起用をきっかけに映画ファンから注目されるようになりました。
愛くるしい顔からファンも急増、Instagramのフォロワー数は1000万人に迫る勢いです!
今記事では、そんな注目女優アナ・デ・アルマスの魅力を紹介したいと思います。
映画紹介の前に、有名化粧品エスティ ローダーでアンバサダーをつとめる魅力映像を満喫して下さい。
(冒頭画像:引用https://www.facebook.com/UniversalFR/)
魅力あふれる、「エスティ ローダー」アンバサダー!
アンバサダーは、ご存じのように企業やブランドのイメージ戦略にあたり、魅力を端的に伝えるメッセンジャーです。
世界的ハイブランドは、特に旬のハリウッド女優を起用。
2021年からアナ・デ・アルマスを起用したのは、アメリカ発の世界的化粧品ブランド「エスティ ローダー」です。
グループとしては、傘下に「クリニーク」「ドゥ・ラ・メール」、ファッションでは「トミーヒルフィガー」「マイケル・コース」などを保有するグローバル・カンパニーです。
PVは、2021年のフローラル・フレグランス「マグノリア:オードパルファムスプレー」です。
1.『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』CIAスパイで登場!
さて、本業である女優のランキング的おすすめは、もちろん『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』。
ご存じのように今作は、007シリーズの第25作目でダニエル・クレイグのジェームズ・ボンド役が最後ともいわれています。
一旦MI6を離れていたボンドですが、旧知のフェリックス・ライター(ジェフリー・ライト)から声がかかります。
彼の依頼は誘拐された科学者の救出で、向かった先がなんとキューバでした。
ピンチのボンド!前に現れたのは、CIA捜査官・パロマ
さあ、この辺りがキューバ出身のアル・デ・アルマスに関連付けてしまいますよね。
そして想像通りボンドの前に現れるのが、ライターの美しい友人パロマ。
彼女こそ、今作のキーマンとなる女性のひとりで、ライターの友人であればCIA捜査員であることは容易に想像できます。
ボンドのピンチに登場するのが彼女なのです。
007シリーズお約束のアクションとアナ・デ・アルマスの凛々しい女スパイが期待できます。
2.『グレイマン』で、再び壮絶なアクションを披露!
『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』で、すっかりアクション女優が定着したアナ・デ・アルマス。
まだ記憶に新しい中で登場した話題作が『グレイマン』です。(NETFLIX配信)
こちらも、CIAスパイの暗闘を描いた作品で、「007」に負けず劣らず追われ続ける孤高のエージェント(ライアン・ゴズリング)を助けるCIAエージェントで登場します。
カーアクションもすごいですが、追っ手との一対一の格闘シーンでは顔中を傷だらけになるほど。
CIA幹部のやり方に不満を持つ彼女、その反目は『グレイマン 続編』へと繋がりそうです。
参考記事:映画『グレイマン』主演ライアン・ゴズリング、ハードアクションの魅力&おすすめ出演作
3.ミステリー映画『ナイブズ・アウト』で主演級!
次に紹介するおすすめ映画は、『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』。
こちらは、アナ・デ・アルマスのかわいい魅力を堪能できる点がおすすめ理由ですが、映画自体の面白さも満足できるはずです。
内容は、非常に巧妙に組み立てられたミステリー映画です。
脚本も手掛けたライアン・ジョンソン監督は、アガサ・クリスティ作品を研究したとのこと。
実際、クリスティー原作の映画『ねじれた家』を彷彿とさせる謎解きが楽しめます。
(ただし、『ねじれた家』と似ている点はどこかなど余計なことを考えだすと集中できず、本作の良さを見失ってしまうのでご注意。)
参考記事:アガサ・クリスティのミステリー映画、最新作とおすすめ作品を紹介!
●アナ・デ・アルマス(Ana de Armas)
誕生日:1988年4月30日生まれ
星座:おうし座
身長: 168 cm
出身:キューバ
▶おすすめの出演作品
ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密(予告編:Amazon) (楽天)
実は、今作でもダニエル・クレイグと共演しています。
アナ・デ・アルマス中心にすすむミステリー・ストーリー
本作は、ミステリー映画のお約束「殺人事件」からスタートします。
殺されるのは、大富豪一家の当主ハーラン・スロンビー(クリストファー・プラマー)。
アナ・デ・アルマス演じる「マルタ」は、ハーランに一生懸命に尽くす看護師として登場します。
ハーラン一家は大家族でしたが、南米移民の子であるマルタをわが子のようにかわいがっていました。
ところがある夜、マルタは投薬ミスをしてしまいハーランが死に至るのは時間の問題となります。
ハーランが咄嗟に思いついたのは、マルタが罪をかぶらないようマルタにアリバイを作らせ、自分はナイフで自殺することでした。
大富豪の相続問題の勃発、醜い家族間の争い
さて、物語が混とんとし出すのは、残されたハーランの相続をめぐる問題。
加えて、「自殺」に疑問を持つ「誰か」が無名で、私立探偵ブノワ・ブラン(ダニエル・クレイグ)に再調査を依頼する文書を送ったのです。
ここから始まる、私立探偵ブノワと投薬ミスをした看護師マルタの駆け引き、なかなか面白いですよ!
(そうなんです。「007のジェームズ・ボンド」と「ボンドガールのマルタ」をついつい連想してしまいますが、ここは忘れましょう!)
ちょっとネタバレですが、この正直者のマルタは嘘をつけない性格で、嘘をついた時は緊張で震え出し、嘔吐までするのです。
さあ、殺人犯か正直者か、なんとも可愛いマルタはいったいどうなるのでしょう?
ネタバレはしませんが、相続をめぐる醜い争い、難事件の突破口を開く探偵ブノワ、そして間に翻弄されるマルタ…
もちろん、お約束の「ドンデン返し」もしっかり仕込まれた傑作は、一見の価値ありです!
4.『ブレードランナー2049』、仮想現実の恋人
ほぼ無名だったアナ・デ・アルマスが注目されるきっかけとなった映画があります。
それが、このSF大作『ブレードランナー2049』です。
タイトル通り、2049年の世界を描いた映画で、約30年前に大ヒットした同名映画の続編となります。
酸性雨が降りしきるディストピアな世界(2019年)の30年後が2049年というわけです。
しかし、2049年はもっと大変な世界になっていました。
この画像は、主人公「K」(ライアン・ゴズリング)の傍にそっと寄り添う恋人ジョイ(アナ・デ・アルマス)。
実は、どちらも人間の肉体を持たないヒューマノイドだったのです。
参考記事:ヒューマノイドが生き残るSFサスペンス映画、ディストピア未来を読み解く!
バーチャルな映像で、深く記憶に残る存在
Kは、レプリカントと呼ばれる人造人間ですが、さらにアナ・デ・アルマス演じるジョイは映像だけで実態のないホログラムのようなもの。
捉えどころのないヴァーチャル映像だけで、Kに寄り添う恋人役を演じています。
先に紹介した『グレイマン』同様、ライアン・ゴズリングとの共演ですが、また違った趣が楽しめますよ。
映画のストーリーは、人間に代わる労働力が目的で製造されたレプリカントが30年経過し、廃棄処分されるのに抵抗して人間世界に紛れ込む話。
それを見つけ出し抹殺する捜査員がKなのです。想像を超える展開が楽しめます。
グレーや赤茶けた画面が続く中でのジョイの存在は、ホッとするオアシスのような存在となっています。
5.『ブロンド』、マリリン・モンローの伝説映画
さて、最後に紹介する映画はこちらの画像から一目瞭然ですよね。
数々の男性遍歴を重ね、セックスシンボルの異名さえもつ「マリリン・モンロー」。
あまりにも憑依したかのような人物、演じるのはもちろんアナ・デ・アルマスです!
2022年は『知られざるマリリン・モンロー: 残されたテープ – 』など、彼女の謎の死に迫る映画が話題になるなど、ちょっとしたブームに。
そんな中でまたまた注目の映画『ブロンド』が公開。(NETFLIX:2022年9月26日(水))
若き「ノーマ・ジーン・ベイカー」(本名)の生い立ちから、ハリウッドの一大女優になるまでが描かれる今作。
演じるのは、自身も女優として円熟期に入ろうとするアナ・デ・アルマスなのです。
「Blonde」原作:ジョイス・キャロル・オーツ(Joyce Carol Oates)
まとめ
アナ・デ・アルマスが登場する映画は、これ以外にもたくさんあります。
ぜひランキング一覧を参考にして下さい。
▶「アナ・デ・アルマス」出演映画ランキング(U-NEXT調べ)
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