今回ご紹介するのは、英国を代表する俳優ニコラス・ホルト。
彼の魅力は、何といっても英国人らしい紳士なたたずまいと英国訛り。
青い目とチャーミングな表情も素敵です。
キャリアは子役時代からあるので、若いながらも出演作品は多くあります。
オススメ作品と新発想のホラー映画『ザ・メニュー』など彼の魅力を紹介していきます!
(冒頭画像:引用https://www.facebook.com/xmenmovies/)
可愛すぎるデビュー作『アバウト・ア・ボーイ』(02)
”世紀のプレイボーイ”と称されたヒュー・グラントがダメ男を演じている点も見どころのこちらの作品。
ニコラス・ホルトは、ヒュー・グラントが演じる独身フリーター、ウィルと心を通わせる少年マーカスを演じています。
撮影当時わずか11歳であった彼は、見事に観客のハートを射止め役者としてのキャリアをスタートさせます。
こちらの映画『アバウト・ア・ボーイ』は、ちょっと魅力の足りない男ウィルと、その隙間を埋めるかのようなマーカスの視点が絶妙にマッチした、ハートフルコメディ(?)。
ラストはちょっぴり感動もあります。
今の大人なニコラス・ホルトしかご存じない方は、ビックリすること間違いなし。
この頃から演技力100点満点で、才能あふれた俳優であることを再認識できます。
イケメンなルックスは認識不能、『マッドマックス』(15)
荒廃した世界観は共通の、シリーズ4作目となる『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。
涸れ果てた世界で、人間たちはイモータン・ジョーと呼ばれる者の支配下で生活を送っていました。
軍隊の女性隊長フュリオサ(シャーリーズ・セロン)は、イモータンの妻5人を連れて、脱走・闘いに挑むという物語。
カサカサな大地を走らせる戦車やバイクからは燃料のにおいが漂うような、臨場感あふれる映像となっています。
2016年の第88回アカデミー賞では10部門ノミネート、6部門で受賞という快挙を成し遂げました。
ニコラス・ホルトは、フュリオサ隊長を追い詰めるイモータンの武装集団「ウォーボ-イズ」の一人を演じています。
実は意外と物語のカギを握るキーパーソンでもあります。
見どころは、丸坊主で眉毛もほとんどないルックスで、体当たり系の役も難なくこなす俳優魂も感じます。
悩める青年を等身大で演じる、『ライ麦畑の反逆児 』(17)
『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』は、アメリカ文学を語るには欠かせない長編小説『ライ麦畑でつかまえて』の著者、J・D・サリンジャーの半生を描いた伝記映画。
作家を目指す道のり、恩師との出会い、戦争、女性や家族との関係、ファンの存在など、史実に基づいた物語です。
ニコラス・ホルトはJ・D・サリンジャー役として、悩み多き青年をとても繊細に演じています。
英国訛りを封印し、アメリカ人を演じきったところも見どころ。
実在の人物を演じる作品は作り手の敬意に満ち溢れているので、演じる俳優さんも特に気合いの入り方が違うなと感じます。
サリンジャーファンにも観て欲しい作品です。
ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス新書)J.D.サリンジャー
冷酷な悪役に挑戦、『モンタナの目撃者』(21)
こちら『モンタナの目撃者』は、主演アンジェリーナ・ジョリーが森林消防隊役として、森林火災と暗殺者から少年を守るスリルあふれる作品です。
ニコラス・ホルトは、エイダン・ギレン(『ゲーム・オブ・スローンズ』のリトルフィンガーでお馴染み)と共に、主人公を追い詰める暗殺者役として冷酷な悪役を務めました。
これまで悪役としてのニコラス・ホルトをあまり観たことが無かったので、とても新鮮でした。
ハラハラドキドキする展開ではあるものの、根底には冷静にストーリーを進行させる演出も。
公開当時はあまり話題になりませんでしたが、個人的には良作と感じます。
●ニコラス・ホルト(Nicholas Hoult)
誕生日:1989年12月7日生まれ
星座:いて座
身長:190cm
出身:イギリス・イングランド
▶おすすめの代表作品
ライ麦畑の反逆児/ひとりぼっちのサリンジャー
気になる、話題の出演2作品をチェック!
『ザ・メニュー』:高級レストランが恐怖に染まる?!
謎のサイコパスシェフ役としてレイフ・ファインズが、レストランを訪れるカップルとしてニコラス・ホルトとアニャ・テイラー=ジョイが共演する話題作『ザ・メニュー』。
とてもおしゃれなレストランがホラーに様変わりする、これまた新しい発想のサスペンス映画です。
予告編も公開され、日米同時公開となりました。
ニコラス・ホルトは一見普通そうな青年役もとてもナチュラルに演じるので、親しみやすさも魅力の一つですね。
『レンフィールド』:吸血鬼ドラキュラが現代版として復活?!
『レンフィールド』はユニバーサルスタジオが誇る、ユニバーサル・モンスターズの一人「ドラキュラ」の下僕「レンフィールド」を、ニコラス・ホルトが演じます。
当のドラキュラ役には、ニコラス・ケイジが配役。
アクションシーンもあるようで、Instagramではトレーニングの様子動画もアップされています。
また、オークワフィナとの共演も決まっています。
彼女も『クレイジー・リッチ!』『ジュマンジ/ネクスト・レベル』『シャン・チー/テンリングスの伝説』などなど、最近はハリウッド映画に引っ張りだこですね!
各キャラクターの詳細や予告編もまだ明かされておらず、どのようなテイストの作品かも不明です。
今後、要チェックな1本です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ニコラス・ホルトの魅力に浸ることができたでしょうか。
今回紹介した作品の中で、「これは観たくなった!」と思った作品があれば嬉しいです。
こちらで紹介した以外にも、たくさんの映画やドラマにも出演しています。
(画像は、『X-MEN:フューチャー&パスト』)
ぜひチェックしてみて下さい。
《ライター:Halle》
暇さえあれば、映画観る!がモットー。
映画が好きになったきっかけは、時間を持て余していた大学時代。
うかつにも数々のシリーズ映画に手を出してしまったのです。
Marvel、DC、スター・ウォーズ、トランスフォーマー、パイレーツ…
今ではすっかり映画が生活の一部になってしまいました。
Twitterでも、気ままに映画・海外ドラマネタでつぶやいています。
良かったら覗いてみて下さい(^^)//
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