9.11被害者救済テーマ、『ワース 命の値段』が公開！
2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ。
ワールドトレードセンターに飛行機が突入していく映像を鮮明に記憶している方も多いのではと思います。
2023年2月公開の『ワース 命の値段』は、この9.11事件の被害者と遺族を救済する「補償基金プログラム」の特別管理人に就いた弁護士の実話を元にした作品になっています。
補償金を支払うには金額を決めなければなりません。
しかし、数字で図ることのできない被害者の命や遺族の悲しみ、苦しみをどのように解決していくのか・・・。
（冒頭画像：引用https://twitter.com/WORTH_MOVIE/）
名バイプレイヤーに、俳優「スタンリー・トゥッチ」！
センシティブで重いテーマにどう切り込んだ内容になっているのか期待大の作品です！
さて今記事では、本作で被害者遺族グループのリーダー役を演じた「スタンリー・トゥッチ」に焦点を当て、彼のトレードマークでもある眼鏡に注目してみようと思います。
似合う眼鏡の見つけ方も紹介しますので、ぜひ最後まで楽しんでくださいね！
スキンヘッド＆眼鏡がトレードマーク、料理上手な一面も！
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名前は分からないけど見たことある！と思う方は多いかもしれません。
大作・名作への出演作品も多くすでに知られた俳優ではありましたが、日本での知名度を大きく上げたのは『プラダを着た悪魔』（06）の「ナイジェル」役ではないでしょうか。
ファッション誌「ランウェイ」のスキンヘッドで眼鏡、アンディ(アン・ハサウェイ)と仲良しの人と聞けば「あの人か！」とピンとくるはず！
主張はしないのに存在感はしっかり残す名バイプレイヤーっぷりがコンスタントに作品に起用され続けている秘訣かも。
役柄は変わっても、眼鏡は変わらない！？
そんなスタンリー・トゥッチは作品内で眼鏡をかけていることがとても多いですが、役柄に関わらず彼の眼鏡は形が決まっていることにお気づきでしょうか？
まん丸やそれ以外の形であっても共通しているのは縦幅があって曲線の多い形であること、なんです。
にも関わらず役に合わせた違和感のない眼鏡をしてるなぁと毎回思うのですが、それはフレームの太さや色を役のキャラクターらしいものに変えているからです。
衣装デザイナーさん、毎回すごい！と感心してしまいます。
例えば、『プラダを着た悪魔』と『ワース 命の値段』では同じ丸い眼鏡をかけていますが、プラダを着た悪魔の方がフレームが太くなっていますよね。
中程度のフレームの太さにして年齢的な品の良さも出しつつ、ブリッジ部分（鼻の付け根）を一番太くすることで「ファッション誌で働く小洒落た人」を体現するような眼鏡になっています。
一方、『ワース 命の値段』ではゴールドの細いフレームにすることで「普通の人」で「真面目そう」な印象を受ける眼鏡になっています。
さっそくスタンリーの出演作とともに作中の眼鏡解説をしていきたいのですが・・その前に！
男性・女性ともに活用できる似合う眼鏡の見つけ方をご紹介しますね！
あなたに似合う、眼鏡の見つけ方
（メガネ会社で似合うとされるフレームの基準は「補正」を目的としているので下記の基準と逆になるのですが、本記事では雰囲気やイメージに合ったフレームの選び方をご紹介します！）
似合う眼鏡の見つけ方の基準は大きく分けて２つあります。
①顔の長さ
長め・・・横長の眼鏡フレーム（目の縦幅がある場合は縦長のフレームも似合います）
短め・・・縦長の眼鏡フレーム
②目の形
丸い・・・曲線を含んだ眼鏡フレーム
切れ長・・・直線を含んだ眼鏡フレーム
例えば、顔の長さが短いと可愛らしく（幼く）見えますよね。
縦長のフレームだと顔の余白が狭くなることで、より顔の縦幅が短くなり可愛らしさがさらに引き立つ！という自分の魅力をアップさせる選び方になりますので、ぜひ参考にしてみてください！
また、フレームの太さは目のインパクト（大きさ・印象の強さ）に連動しますので、目が大きい場合は太めのフレームも似合いますし、目が小さい場合は細めのフレームが似合います。
目が小さい場合でも太めフレームを選ぶとインパクトが出てファッション的な要素が強くなりますので、コーディネートに外しを加えたい場合などはおすすめです。
（お顔の印象は薄れてしまうので初対面では避けたほうが良いかも）
スタンリーの眼鏡に注目！オススメ作品２選
ひたすらな「愛」に涙が止まらない…！『スーパーノヴァ』（20）
ピアニストのサム（コリン・ファース）と作家のタスカー（スタンリー・トゥッチ）は、ユーモアと文化を愛する20年来の同性パートナー。
ずっと一緒に人生を歩んでいくものと思っていたのに、タスカーの病気によりそれぞれが思い描いていた人生の最後は違うものとなっていきます。
それぞれが選んだ最後とは？
お互いを思うが故の決断や覚悟からは終始「愛」だけしか感じられず、じわ〜っと涙が出てくる作品です。
名優で親友でもある２人の共演も見どころです！
フレームの色で、さりげない個性を演出！
作家であり少し気難しさもあるタスカーらしさを演出しているのは、光に当てると分かる程度のブルーグリーン色のフレームの眼鏡です。
色のあるフレームやツル（耳にかける部分）だけに柄が入っているものなどは、さりげなく個性を出せてビジネスにも活用できるデザインとしてオススメです。
卓越した推理力の死刑囚『インサイドマン ー囚われた者ー』（22）
イギリス・BBC製作の全４話のテレビシリーズで、同じくBBC製作のベネディクト・カンバーバッジ主演『シャーロック』（10）を手掛けたスタッフによる作品です。
妻殺しの罪で死刑囚として収監されている元犯罪学教授グリーフ（スタンリー・トゥッチ）は卓越した推理力を持ち合わせており、その推理力は政治家も頼るほど。
ある日、ジャーナリストから「友人から奇妙な写真が送られてきて連絡がつかなくなった」と相談を受け、その事件の真相を塀の中から暴いていくことに・・・。
1話60分と見応え十分な作品です！
冷静さと知的さは、ハーフフレームの眼鏡で表現！
本作ではハーフフレームの眼鏡をかけていますが、フレームが上半分についている眼鏡（ハーフリム）は上品・知的さを表現するにはぴったりの眼鏡！
スタンリーのように目が大きく印象的（まつ毛が長い！濃い！うらやましい！）な場合は、フレームがないタイプだと眼鏡が目の印象に負けてしまいます。
なので、眼鏡の存在感を残したい場合は半分でも良いのでフレームが付いた眼鏡を選ぶのがオススメです。
●スタンリー・トゥッチ（Stanley Tucci）
誕生日：1960年11月11日生まれ
星座：さそり座
身長：172cm
出身：アメリカ・ニューヨーク州
▶おすすめの代表作品
まとめ
さて、眼鏡の解説はいかがでしたか？
参考になれば嬉しいです！
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役柄では色々なフレームの眼鏡をかけているスタンリーですが、プライベートでは太めのフレームに目尻がキュッと上がったタイプの眼鏡がお気に入りのようです。
ファストファッションのZARAやSHEINではファッションアイテムとして活用できるデザイン性の高い眼鏡やサングラスがリーズナブルに販売されていますので、JINSやZoff（ゾフ）などと併せてぜひチェックしてみてくださいね！
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《ライター：咲里（えり）》 クリックで担当記事一覧へ→
映画大好き！ファッション大好き！が高じて、イメージコンサルタント
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また、「星読みライター」としても、自ら学んだホロスコープを身近
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