トロント国際映画祭2023年の上映作品、絶対見たい注目の3作品を紹介!日本公開が待ち遠しい!

トロント2023映画祭
「トロント国際映画祭」【tiff2023】

毎年9月に開催されるトロント国際映画祭

2023年は、9月7日から17日までの日程で開催されました。

他の映画祭と違うのは、観客による投票で決まる「観客賞」が最高賞であること。

私がこの記事を書いている時点ではまだ観客賞は決定していませんが、今年も良作ばかりなようでどの作品が最高賞を獲るのかワクワクしています。

そこで、今回は私の注目する3作品を厳選してご紹介します!

正直、どれもこれも紹介したい!と思えるようなプロットの作品ばかりでしたが、その中でも私がめちゃくちゃ見たい!と思えるものをチョイスしました。

かなり偏っているとは思いますが、楽しんでもらえると嬉しいです。

(冒頭画像:引用https://twitter.com/TIFF_NET/)

『Dumb Money(原題)』:ネットスラングも楽しむ!

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https://deadline.com/video/

2021年に起きたゲームストップ株騒動を映画化した『Dumb Money(原題)』は、この騒動をコメディ要素たっぷりに描いているようです。

監督は映画『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』で知られるクレイグ・ガレスピー

『Dumb Money(原題)』は、豪華なキャストたちが出演しているのも魅力です。

ポール・ダノを筆頭に、セス・ローゲンや、ガレスピー作品にもはや常連といっても過言ではないセバスチャン・スタンも出演。

キャストが最高なのに加え、題材がゲームストップ株騒動、面白いに決まってますね!

ロビンフッド、ミーム株、テンバガーなどなど、株や投資に関するネットスラングや予備知識を少し入れておくだけでも更に楽しめそうな気がします。

あらすじと主要キャスト

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https://api.time.com/wp-content/uploads/2023/09/

パンデミック最中の2021年。

ヘッジファンド会社メルヴィン・キャピタルのCEOであるゲイブ・プロトキンは、ゲームストップ社の株価が下がると見込み、10億ドル以上を空売りしていました。

しかし、個人投資家のキース・ギルは逆で、ゲームストップ社は過小評価されていると考えているのです。

そこでキースはローリング・キティというハンドルネームを使い、ネット掲示板でそのことに関するビデオ投稿や書き込みを始めます。

次第に他の個人投資家もキースの行動を注目するように。

彼らの投資によりゲームストップ株は急激に高騰し始め、騒動へと発展するのでした

ポール・ダノ(キース・ギル)

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https://www.dumbmoneyfilm.co.uk/gallery/

ゲームストップ株騒動の仕掛け人で、ローリング・キティという名前でネット上で活動中。

演じているのは、どんな役柄も自在に演じてしまうポール・ダノ

ちなみに、今回演じるキースもそっくりに演じている模様です。

シェイリーン・ウッドリー(キャロライン・ギル)

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キースの妻。

演じているのは、映画『きっと、星のせいじゃない』やドラマ『ビッグ・リトル・ライズ』などで知られるシェイリーン・ウッドリー

年齢とキャリアを重ねるにつれて、演技力にさらなる深みが増しているシェイリーンなので、今回の役柄も彼女にピッタリな気がします。

●シェイリーン・ウッドリー(Shailene Woodley)

誕生日:1991年11月15日(さそり座)

身長:173㎝

出身:アメリカ・カリフォルニア

シェイリーン・ウッドリーの出演映画一覧

▶おすすめの代表作品

きっと、星のせいじゃない。(予告編:Amazon)

ビッグ・リトル・ライズ シーズン1 DVD 

※「ビッグ・リトル・ライズ」はシーズン2まで公開されておりたっぷり楽しめます!

出演記事:法廷スリラー映画『モーリタニアン』、同時多発テロから20年で明らかになったこと

セス・ローゲン(ゲイブ・プロトキン)

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メルビン・キャピタルのCEO。

ゲームストップの株価が下がると見込み、空売りをしていたためビリオンドルもの資産を失う。

演じているのは、セス・ローゲン

セスもまた、こういったコメディ映画は大得意なので、この配役は楽しみで仕方ありませんね!

●セス・ローゲン(Seth Rogen)

誕生日:1982年4月15日生まれ

星座:おひつじ座

身長:180cm

出身:カナダ・ブリティッシュコロンビア州

▶セス・ローゲンの出演作一覧

▶おすすめの代表作品(管理人・選)

フェイブルマンズ(作品情報)

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(作品情報)

※シャーリーズ・セロンとのナイス・ツーショット!

参考記事:「女と男の曖昧な関係」が楽しめる3つの映画。微妙な距離感が面白い!

『Close to you(原題)』:エリオット・ペイジの経験も

エリオット・ペイジが脚本を共同執筆した『Close to you(原題)』

トランスジェンダーの男性が、家族の集まりのため実家に帰る途中で旧友の女性に再会し、長らく心の奥底に仕舞っておいた記憶と向き合うことになるといったストーリーです。

エリオット自身がトランスジェンダーであることから、自身の経験も多少は反映されているようです。

あらすじと主要キャスト

性転換後、初めて実家に帰省することになったサム。

父親の誕生日を祝うためとはいえ、気が重い旅の道中で、高校時代の同級生のキャサリンに再会します。

予期せぬ偶然な再会であったものの、このことがきっかけで過去の記憶と向き合うことに。

エリオット・ペイジ(サム)

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性転換をした男性。父親の誕生日を祝うため、男性となってから初めて実家へ向かう。

演じているのは、トランスジェンダーであることを公表し、自身も性転換をしたエリオット・ペイジ

本作には共同執筆や製作でも参加し、エリオット自身の経験も反映されています。

▶参考作品(管理人・選)

ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気(作品情報)

ヒラリー・バーク(キャサリン)

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https://uk.yahoo.com/

 

サムの高校時代の同級生。電車の中でサムに再会する。

演じているのは、映画『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』ヒラリー・バーク

ヒラリーは聴覚障害を持っているのですが、役柄にも関係してくるのかもしれません。

サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ(作品情報)

『フローラとマックス』:Apple TV+で配信開始!

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https://www.apple.com/au/tv-pr/originals/flora-and-son/

映画『Once ダブリンの街角で』『シング・ストリート 未来へのうた』などで知られるジョン・カーニーの最新作。

反抗期の息子に悩むシングルマザーがギターを通じて息子と心を通わせる物語です。

『フローラとマックス』は2023年9月29日からApple TV+で配信開始も決定!

今作も傑作な予感しかしません!

あらすじと主要キャスト

フローラは、14歳の息子と暮らすシングルマザー。

反抗期の息子・マックスとは言い合いが絶えないものの、マックスを愛してやまないフローラ。

どうにかして息子とのつながりを持とうと、誕生日にクラシックギターを渡しますが、マックスの興味はエレクトロミュージックなのです。

フローラは、LA在住のギター講師からオンラインレッスンを受けることにし、次第に音楽を通してマックスと分り合い始めます。

イヴ・ヒューソン(フローラ)

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https://www.apple.com/au/tv-pr/originals/flora-and-son/

シングルマザーとして奮闘する女性。パーティ好きであるが、最も愛しているのは一人息子。

演じているのは、アイルランド出身の女優のイヴ・ヒューソン

Netflixドラマ『瞳の奥に』で、強烈な印象を残したので知っている人も多いのではないでしょうか。

実は、イヴは世界的バンドであるU2のボノの娘なのです。

音楽がカギとなるジョン・カーニー作品に出演とは、イヴにはぴったりだったのかもしれませんね。

ジョセフ・ゴードン・レヴィット(ジェフ)

LA在住の音楽講師、オンラインでフローラにギターを教える。

演じているのは、日本にもファンが多いジョセフ・ゴードン=レヴィット

優しそうなギター講師にぴったりな配役でこちらもまた楽しみですね!

●ジョセフ・ゴードン=レヴィット(Joseph Gordon-Levitt)

誕生日:1981年2月17日生まれ

星座:みずがめ座

身長:177㎝

出身:アメリカ・カリフォルニア

▶ジョセフ・ゴードン=レヴィットの出演映画一覧

▶おすすめの代表作品(管理人・選)

スノーデン(作品情報)

※映画の中盤以降で本人が登場します。そっくりなのに驚きます。

参考記事:内部告発映画『スノーデン』、ロシア亡命後のInstagramに出産報告!

ドン・ジョン(作品情報)

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良作揃いだった2023年!日本公開が楽しみ

『フローラとマックス』はサンダンス映画祭でも上映され、絶賛されていたので、もうすぐ見れるのでワクワクしますね。

トロント国際映画祭には毎年良作がたくさん出品されているので、リストの中から面白そうな作品を探すのは映画好きには楽しいです。

今年も良作揃いだったようで、日本公開が決定したものもあるようです。

個人的にはご紹介した3作が面白そうだなと感じたのですが、みなさんいかがでしたでしょうか?

ぜひ気になる作品もチェックしてみてくださいね!

《ライター:Ayaka》 担当記事一覧はこちらをクリック→

プロフィールayaka
🏵️ayaka(於・アトランタ)

高校時代にハマった映画観賞が、いつのまにかライフワークに。

ハリウッド大作からインディペンデント作品まで、ジャンルを問わず見ています。

オタク気質ゆえ、気になる作品はとことん調べてしまいます(笑)

記事の感想などございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね!

kbayaka2158@gmail.com

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