人工生命体の試作がテーマの映画『モーガン』、失敗を察した女性査察官は?

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好きなSF映画で、ヒューマノイドを扱ったものがあります。

ヒューマノイドとは、ひと言でいえば「人造人間」のことです。

もちろん本当の人間ではなく、正しくは「人間風の機械」といった方がいいかもしれませんね。

ヒューマノイドを扱った代表的な話題作は、『エクス・マキナ』『ゴースト・イン・ザ・シェル』『ブレードランナー』などです。

エクス・マキナ [ アリシア・ヴィキャンデル ]

感想(4件)

 

『エクス・マキナ』ではAIロボット、『ゴースト・イン・ザ・シェル』ではサイボーグ、ブレードランナーではレプリカント(アンドロイド)に区別されます。

参考記事:ヒューマノイドが生き残るSFサスペンス映画、ディストピア未来を読み解く!

さて、今回紹介する『モーガン』は、「人間風」までは合っていますが、機械ではなく「人工生命体」でした。

遺伝子工学が実現した、DNA操作の人工物

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「モーガン」は、遺伝子工学を研究する企業がある目的のために研究所に作らせた試作品の名前です。

DNAを人工的につくることになんどか挑戦し、今試作品は「プロトタイプL-9」と呼ばれていました。

できあがった「モノ」は機械ではなく、生命の根幹となるDNA操作から作られたものとして「人工生命体」と呼びましょう。

手塩にかけた研究所のスタッフの甲斐があってか、今回の試作品「モーガン」(アニャ・テイラー=ジョイ)の特徴は、なんといっても成長が早いこと。

生まれてからわずか5年で、外観も能力も人間でいえば10代後半にまで成長していました。

人間以上の察知能力、反発するモーガン

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その成長ぶりは想定以上で、スタッフも驚くばかりです。

成長の初期段階では、人間の子供同様の扱いで一緒に遊んだりしていた研究スタッフ。

しかし、あまりの成長の速さにスタッフは警戒感を示し出します。

結果、モーガンを隔離することにし、ガラス張りの部屋で「彼女」を注意深く監視するようになったのです。

もともと人間以上に「察知能力」の高かったモーガンは、管理されているとわかり強く反発。

ある時、自らを大事に育ててくれた親同然のスタッフに暴力をふるってしまったのです。

◇派遣された、リスク管理専門官

研究所から報告を受けた遺伝子工学の本社は、モーガンの異常な行動に注目します。

というのも、この「プロトタイプL-9」はこれまで何度も失敗を繰り返してきた経緯があったのです。

今後、研究を継続すべきかどうかを調査する必要があると判断。

現場調査をするため、リスク管理の女性専門官リー・ウェザース(ケイト・マーラ)の派遣を決定します。

(見どころは、彼女の行動。この映画の一番の見どころです!)

同時に、医師のシャピロ博士も同行させるのでした。

◆医師の執拗な尋問に、挑発されるモーガン

 

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リーたち調査員が研究所に派遣されたとあって、スタッフたちは戦々恐々となります。

DNAを人工的に加工したとはいえ、生み出されたのは歴然とした生命体。

「モーガン」という子供に対して、彼らなりに愛情をもって育ててきたからです。

仮に、研究をストップするような指示が出れば、モーガンは即、廃棄処分となることを心配します。

しかし、シャピロ博士の尋問は、あえてモーガンが反発心を持つようなキツイ質問でした。

試されていたのは、「忠実な人間兵器」

(最後のネタバレなし)

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医師の挑発に、次第に表情と態度が変わり始めるモーガン。

それは、あたかも試作品が今回の目的に応じられるかどうか、「限界」を試しているようでした。

しかし、突然、シャピロ博士にとびかかるモーガン!

一部始終を観察していたリーが、「プロトタイプL-9」の失敗を結論付けるには十分でした。

なぜなら、本社の開発目的は、「忠実な人間兵器」だったからです。

早速リーは、モーガンを処分すべく行動を起こすのでした…。

まとめ~最高のドンデン返し~

もともと、兵器として作られたモーガン。

誕生後5年とはいえ、知力も身体能力も並みの人間以上であることは言うまでもありません。

本社が全権を託した調査官リーに、そんなモーガンを処分する力があるのでしょうか?

リーとモーガンの死闘は、今作のハイライト!

そして、映画にはしっかり仕組まれた、とんでもないドンデン返しが待っていました!

おススメしたい一作です。

ちなみに、主演のケイト・マーラは、同じく映画俳優のあのルーニー・マーラの姉です。

彼女もなかなかの女優で、好演をお楽しみに!

モーガン プロトタイプ L-9 [ ケイト・マーラ ]

感想(2件)

 

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