あれよあれよという間にブレークし、トップ女優になったマーゴット・ロビー!
ニューヨーク・ウォール街の相場師を描いた『ウルフ・オブ・ウォールストリート』では、脇役ながら主人公レオナルド・ディカプリオの妻役として注目を浴びました。
あれから約10年、この間、マーゴット・ロビーが登場した映画は話題作ばかりで、すっかりアカデミー賞助演女優賞ノミネートの常連となった彼女です。
簡単なあらすじ、見どころの紹介がありますので是非、参考にして下さい。
今記事では、中でも特に筆者のおすすめする3作品+αを紹介していきましょう。
(冒頭画像:引用https://www.facebook.com/BirdsOfPreyMovie/)
《目次:マーゴット・ロビーのおすすめ3選+α》
●マーゴット・ロビー(Margot Robbie)
誕生日:1990年7月2日生まれ
星座:かに座
身長:168㎝
出身:オーストラリア
1.Birds of Prey
『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』
最初におすすめしたい映画は、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』。
アメコミの実写映画版で、悪役の決死部隊を描いた『スーサイド・スクワッド』のスピンオフ(外伝)作品です。
マーゴット・ロビーは、悪の一員である元精神科医ハーレイ・クインとして主役級で登場。
精神的に病んだイメージですが、ドロ臭い男たちに交じり紅一点で巨悪と戦う存在でした。
今作『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』では、タイトル通り、ハーレイ・クインにスポットが当たります。
女性チームで極悪に挑む、シスターフッド映画!
もともとこのシリーズは、極悪に挑む極悪というすっ飛んだセッティング。
前作での因縁を引きずり、ハーレイ・クインは狙われる身になるのですが、対決のために今作で組んだチームは女性ばかり。
むくつけき野郎相手に、サイコティックなハーレイ・クインがとことんぶっ飛ばすという流れです。
ちなみに、マーゴット自身がプロデューサーも手掛け監督キャシー・ヤンも脚本も、みんな女性になったという曰くつきの作品。
これは、最近のブームで、女性同士が協調し共感しあって目的を果たしていくというシスターフッド映画と言われています。
そして、さらにヒートアップしたシリーズ3部作完結編(?)が『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』です。
あわせてご覧になって下さい!
2.Bombshell
実話映画『スキャンダル』、セクハラ訴訟のキーパースン
話題映画の登場が続くマーゴット・ロビー。
次のおすすめは、20億円のセクハラ訴訟を描いた実話映画『スキャンダル』です。
シャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマンのベテラン女優との共演にあって、決して劣らない存在感を見せてくれました。
舞台となったFOXニュー社を、こよなく愛していた一般社員のケイラ役で登場。
社内で蔓延する企業トップのセクハラに対して、泣きながら「mee too!」と声を上げる姿は印象的です。
この映画で、アカデミー賞受賞は逃しましたが、助演女優賞にノミネートされました。
関連記事:『スキャンダル』はセクハラ訴訟で20億円払った実話映画、真実は?
実話ニュース:【AFP通信の実際のニュース⇒米FOX、セクハラ裁判で和解 元キャスターに20億円支払いか】
存在感も実力もある助演女優、登場した代表作
助演女優と聞くと、どうしても主役に寄り添うイメージを持ちますよね。
ところがマーゴット・ロビーの場合、しっかりした目鼻立ちの美人で、インパクトある表情の強さが印象的な女優。
たとえば、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(惨殺された被害者シャロン・テート役)、『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』(イングランド女王エリザベス役)でも、立場的には助演女優。
しかし、どちらも主役と対峙する場面で圧倒的な存在感を見せ、実際、両方の映画で「英国アカデミー賞主演女優賞」ノミネートを果たしています。
今後は、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のように、主演での映画賞が期待される存在です。
関連記事:『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』アカデミー賞10部門にノミネート!
3.Z for Zachariah
異色映画出演、『死の谷間』とピーター・ラビットの声優
表面的な派手さと、あっけらかんとした可愛さが売り物の「ハーレイ・クイン」や、ワンアポの「シャロン・テート」は、彼女にぴったりのはまり役でした。
でも、その一方でこんな意外なキャラで登場する主演映画もありました。
それは、3つ目のおすすめ作品、ディストピア映画『死の谷間』。
核戦争後のディストピア(汚染された世界)に生き残った、主人公アン(マーゴット・ロビー)とそこに現われた二人の男の話です。
アダムとイヴの「創世記」を思い起こさせ、宗教的な匂いのする三角関係がテーマです。
ノーメイクに近いマーゴット・ロビーは、逆になんとも新鮮。
しかも、二人の男を翻弄していく(?)心理描写は一見の価値ありです。
『ピーター・ラビット』では、まさかの声の出演!
さて、おすすめ3選+αは以上ですが、「おまけ」でこんなマーゴット・ロビーも紹介しておきましょう。
それは、人気の『ピーターラビット』に、なんと声の出演をしているのです。
2021年には続編『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』も公開されています。
この映画には、いたずら盛りのなんとも可愛いラビット3姉妹が登場します。
声の出演がマーゴット・ロビー(フロプシー)、デイジー・リドリー(カトンテール)、エリザベス・デビッキ(モプシー)の3人!
もちろん、デイジー・リドリーはあの『スターウォーズ』、エリザベス・デビッキはあの『テネット』のメイン女優です。
どのラビットが、マーゴット・ロビーか聞き分けられたら、あなたもマーゴット・ロビー通です!
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