ルカ・グァダニーノ監督の最新作を、ティモシー・シャラメ&テイラー・ラッセル主演で製作された映画『ボーンズ アンド オール(Bones And All:原題』が公開されました!
社会の片隅を生きる2人の初恋と放浪を描いた物語ですが、内容はカニバリズムというとても刺激的な作品です。
ここでは、大きな注目を集めている本作のあらすじ、キャスト、見どころをたっぷりとお伝えいたします。
(冒頭画像:引用https://www.facebook.com/BonesAndAllFilm/)
『ボーンズ アンド オール』:映画情報
映画タイトル | ボーンズ アンド オール |
原題 | Bones And All |
監督 | ルカ・グァダニーノ |
出演 | テイラー・ラッセル、ティモシー・シャラメ、マーク・ライランス、アンドレ・ホランド、クロエ・セヴィニー、ジェシカ・ハーパー他 |
公開日 | 2022年 【YouTube:予告編】 |
人喰いの少女と青年が過酷な旅へ:あらすじ
社会の片隅で生きる術を学ぶマレンは、自分が愛した人を食べたくなるというカニバリズム的思想を持つ少女。
なぜ、自分は愛した人々を殺害して食べたくなってしまうのかという疑問を持ち続けていました。
そんな中、権利を奪われ、放浪者となった青年・リーと出会います。
リーとの出会いによって初めて恋に落ちたマレンは、自分がカニバリズムとなった理由、
これまでにやってきた悪いこと、世界や人々がどう自分を見て判断しているのか…
という答えを知るべく、会ったことのない父親を探しながら旅に出掛けることになります。
社会の片隅でもがく、男女2人を描く衝撃作
2022年11月23日公開予定(全米)でヴェネツィア国際映画祭の監督賞(銀獅子賞)に輝いた、2022年大注目の最新映画『Bones And All(原題)』。
カミーユ・デアンジェリスの小説『Bones & All』を原案・映画化した本作の新たな予告編が公開。
レナード・コーエンの「You Want It Darker」の楽曲に合わせ、インパクトのある映像が映し出されました。
本作は愛した人を殺害して食べずにはいられなくなる少女・マレンを映画『WAVES/ウェイブス』(19)のテイラー・ラッセル、放浪者の青年・リーを映画『君の名前で僕を呼んで』(17)のティモシー・シャラメが演じるカニバリズム・ロマンス映画です。
予告編を再生するその寸前までは耽美感溢れる作品に見えますが、実は殺人やカニバリズムが題材となっており、初々しいロマンスの一方で、殺人シーンや血まみれのシーンが多く含まれる衝撃的な一作となっています。
「僕のことを悪い人間だと思わないの?」と、リーがマレンに尋ね、マレンは「私が思うことは、あなたを愛しているということだけ。」と答える2人から始まる最新トレーラー。
マレンは幼い頃から人喰いを繰り返しており、本当の愛を知らずに生き続けてきた少女でした。
そんなマレンがリーと出会い、愛を知ることになるのですが、無軌道な旅の中にはそれぞれが抱える恐ろしい過去とも向き合わなくてはならず、多くの障害にぶつかることになります。
社会の片隅で生き残ろうともがくマレンと、強烈な個性を持つ放浪者のリーが歩む1000マイルの初恋の旅の果てで出会うものは一体どんなものなのか?
未だかつてない斬新なストーリーに、既に名作の予感を感じさせられること間違いなしの一本になっていそうです。
また、マイケル・スタールバーグ演じる男性や、老人役のマーク・ライランスといった名優たちの存在感にも要注目です!
原作:Bones & All (英語版 Camille DeAngelis)
主要キャラクター/キャスト
■カニバリズムの少女・マレン
幼い頃から人を食べる人種。
母親はある日突然行方不明に。父親とも会ったこともなく、探し出す為に旅に出る。
道中で青年・リーと出会い、恋に落ちる。
演:テイラー・ラッセル
●テイラー・ラッセル(Taylor Russell)
誕生日:1994年7月18日生まれ
星座:かに座
身長:164cm
出身:カナダ・バンクーバー
▶主な出演作品
■放浪者の青年・リー
すべての権利を奪われた、個性的な放浪者。
マレンと出会うことになる。
演:ティモシー・シャラメ
●ティモシー・シャラメ(Timothée Chalamet )
誕生日:1995年12月27日
星座:やぎ座
身長:182㎝
出身:アメリカ・ニューヨーク
▶おすすめの代表作品
君の名前で僕を呼んで(予告編:Amazon) (原作アンドレ・アシマン:楽天)
一言メモ:
『Bones And All』のルカ・グァダニーノ監督は、『君の名前で僕を呼んで』でも知られる監督であり、本作では約5年振りにティモシーと再タッグを組むことになります。
また、本作にも出演するマイケル・スタールバーグは『君の名前で僕を呼んで』でティモシーが演じた主人公エリオ・パールマンの父・Mr.パールマンを演じており、こちらも再共演を果たすことに。
『君の名前で僕を呼んで』ファンにとっても見逃せない一作となっています。
まとめ
2022年度大注目である、『Bones And All』はアカデミー賞有力候補とも呼ばれています。
映像中で血しぶきや殺人シーンが飛び交う一方で、80年代のアメリカ中西部ゴシック様式も取り入れており、見応えのある映像美に惹きつけられてしまう不思議な魅力を持つ本作。
荒くれたティモシー・シャラメの姿が新境地になりそうな一作で、日本での公開が今から待ちきれなくなりそうですね。
続報にも是非ご注目ください!
《ライター:Yuuri》
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アクション映画を好み、エマ・ストーンとクリステン・スチュワートをこよなく推してます。
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