今やハリウッドで引っ張りだこのフローレンス・ピュー。
そんなフローレンスの新作映画『87分の1の人生(原題:A Good Person)』が2023年3月に全米公開、日本ではAmazonプライムで配信されています。
今回は、メディアでは軒並み高評価な本作のあらすじと主なキャストを紹介。
そして、なにかと話題になっていたフローレンスのショートヘアの秘密など、彼女のインタビューなどからご紹介していきます。
(冒頭画像:引用https://www.facebook.com/AGoodPersonMov/)
あらすじ:突然アリソンに起こった悲劇!
薬局で薬剤師として生計を立てていたアリソン(フローレンス・ピュー)。
キャリアも軌道に乗り始め、さらには恋人のナーザンと婚約し、幸せな日々を過ごしていました。
ところが、ある出来事をきっかけに、アリソンの人生は激変することになります。
ウェディングドレスをピックアップするために、義理の姉と弟夫婦を乗せ車を運転していたアリソンは、よそ見運転が原因でダンプカーと衝突事故を起こしてしまったのです。
失意のどん底から始まる、義理の父との交流
アリソン自身は怪我で済んだものの、乗っていた2人は亡くなってしまいます。
このことがきっかけでナーザンとの婚約は破棄になり、心にも体にも傷を負ったアリソンは鎮痛剤を常用するようになります。
薬の量は次第に増えていき、どんどん中毒に。
一方で、亡くなった2人のティーンエイジャーの娘・ライアンは祖父・ダニエル(モーガン・フリーマン)に引き取られて暮らしていました。
元アルコール中毒だったダニエルもまた、悲しみから再び飲酒を始めてしまいます。
ある時、ダニエルはアリソンの元を訪ねることに。
義理の父となるはずだったダニエルと仲良くなるにつれ、アリソンも前に進もうともがき始めます…。
キャスト:脇を固めるのも、レジェンドたち!
フローレンス・ピュー:アリソン
取り返しのつかない事故により、人生が変わってしまったアリソン。
義理の父となる予定だったダニエルとの交流により、次第に前に進み始める。
アリソンを演じているのは、映画『ミッドサマー』で一躍ハリウッドの注目株となったフローレンス・ピュー。
確かな演技力で、心に傷を抱えたアリソンを熱演しています。
●フローレンス・ピュー(Florence Pugh)
誕生日: 1996年1月3日生まれ
星座:やぎ座
身長:162㎝
出身:イギリス
▶おすすめの主演作品
参考記事:『ミッドサマー』は明るすぎる新感覚ホラー、好き嫌いが分かれる理由
※ほぼ出世作となった作品。堂々たる「悪カワ」主人公に魅入ってしまいます…。
モーガン・フリーマン:ダニエル
自身も心に傷を抱えながら、事故を起こしてしまったアリソンに歩み寄ろうとする。
演じているのは、大ベテランのモーガン・フリーマン。
どんな役柄でも自由自在に演じてしまうフリーマンなので、今作も楽しみですね。
●モーガン・フリーマン(Morgan Freeman)
誕生日:1937年6月1日生まれ
星座:ふたご座
身長:188㎝
出身:アメリカ・テネシー州
▶おすすめの代表作品
※名作中の名作。人生テーマの最高傑作で一度は見ておきたい作品です。
モリー・シャノン:ダイアン
アリソンの母。
演じているのは、アメリカの人気TV『サタデー・ナイト・ライブ』などでも活躍するモリー・シャノン。
インタビューではフローレンスのことを絶賛していました。
フローレンスの、徹底した役作りの秘密
ロングヘアが定番で、ガーリーな印象も強かったフローレンス。
ところが、バッサリとショートに変身し世間を驚かせました。
実は、このショートヘアも本作『87分の1の人生(原題:A Good Person)』のためだったのです。
ショートカットは、フローレンスのアイデアだった?
トークショー『ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン』で明かした話によると、このショートヘアはフローレンスのアイデアだったそうです。
映画の撮影が開始した時に、監督であるザック・ブラフに「ショートヘアにしたらどうだろう?」と提案。
ですが、ロングヘアで撮影しなければならないシーンなどもあり、ザックは却下します。
しかし、そこで引き下がらないのがフローレンスの良いところ。
「あなたなら解決できるよ」と食い下がり、結果的にウィッグを使用して撮影したそう。
このショートヘアが映画にも深みを出しており、フローレンスの意見は正しかったようですね。
薬物中毒が、どんなものなのかを研究
薬物とは無縁のフローレンスは、撮影に入る前に中毒とはどういうものかを理解する必要がありました。
中毒になる人はどういう経験をしているのか、また演じるキャラクター・アリソンはどんな痛みを持っているのか。
さらに、ドラッグをやって月日が経っていると身体的な変化も出てくるはずで、彼女に起こっている表面的な変化への苛立ちは計り知れないはず、とフローレンスは考えたそうです。
プロデューサーとしても参加
当時、監督のザック・ブラフとは恋人同士だったフローレンス。
脚本自体は完成するまで読ませてもらえなかったそうですが、ブラフが書いている途中で登場人物のことやストーリーについてなどを一緒に話し合っていたそうです。
なので、実質的には脚本執筆の時点でフローレンスの意見なども反映されているのかもしれません。
さらに、フローレンスは『87分の1の人生』にはプロデューサーとしても参加し、アリソンが歌う曲は自身で書き上げたものだそうです。
出演するだけでなく、制作にも多く携わっているのですね。
まとめ
『ブラック・ウィドウ』のようなアクション大作から、今回ご紹介した『87分の1の人生』のようなヒューマンドラマまで、フローレンスの演技力の幅広さには驚かされます。
制作にも携わったため、思い入れも強そうですね。
日本公開は、Amazonプライムで配信公開です。
参考記事:『ブラック・ウィドウ』元ロシアの女スパイからアベンジャーズへ、過去が明らかに!
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高校時代にハマった映画観賞が、いつのまにかライフワークに。
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