映画をよく観る人はもちろん、あまり観ないという方も、一度はこの緑の顔の男を見たことがあるのではないでしょうか?
そう!この緑の顔の男は金曜ロードーショーでもお馴染みのコメディ映画『マスク』の主人公スタンリーです。
そしてこの映画で主人公を演じているのが、主演のジム・キャリー。
今回はハリウッドのコメディ・レジェンドとも言われているジム・キャリーの『マスク』以外のコメディ映画。
『イエスマン』と『フィリップ、きみを愛してる!』の2作品を紹介しましょう!
(冒頭画像:引用https://www.facebook.com/TheMaskOfficial/)
ジム・キャリー:プロフィール
●ジム・キャリー(Jim Carrey)
誕生日:1962年1月17日生まれ
星座:やぎ座
身長:188㎝
出身:カナダ ・ニューマーケット
▶おすすめの代表作品
ジム・キャリーってどんな人?
4人兄弟の末っ子として育てられたジム・キャリー。
幼い頃からコメディアンになることを夢見ていたそうで、高校を中退した15歳のときに地元であるカナダ・オンタリオ州のコメディ・クラブの舞台に立つようになります。
19歳で拠点をアメリカに移しスタンダップ・コメディの舞台で経験を積み多くのコメディ番組に出演。
1984年に映画デビューを果たしました。
その後は代表作となる『マスク』『トゥルーマン・ショー』『ライアー ライアー』、そして最近作『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』など数々のヒット作に登場。
その存在感からコメディ王と称されるようになりました。
多彩な一面も!俳優以外での活動
数々の映画に出演しているジム・キャリーですが、Twitter上で自作の風刺漫画を投稿が話題となったり、
子供向けの絵本の出版をしたりなど、俳優業のほかアーティスト的な才能を生かし多方面でも活躍しています。
他にもジム・キャリーはミャンマー民主化支援も行なっています。
コメディ俳優としておちゃらけた役の多いジム・キャリーですが、素顔は意外にも子ども思い一面があるようです。
ジム・キャリーのオススメ映画:その1.『イエスマン』
『イエスマン “YES”は人生のパスワード』:あらすじ
「NO」という言葉が口癖の主人公カール。
後ろ向きな人生を変えるために参加した自己啓発的セミナーを境に、彼の人生は急激に変わっていきます。
意味のある人生を送るための唯一のルール、それは「どんなことに対してもYESと答える」というものでした。
最初は信じていなかったカールですが、次第にその力を信じ込み「YES」を連発します。
すると彼女ができたり、昇進をしたり嬉しい出来事が次々カールに起こります。
最高な人生にシフトチェンジできたように思われたのもつかの間、徐々に雲行きは怪しくなります。
イエスを言い続けたカールが最後に得たものとは・・・?
ジム・キャリーの代表作とも言えるコメディ映画です。
彼女としてヒロイン役を演じたのは『ハプニング』『(500)日のサマー』のズーイー・デシャネル。
●ズーイー・デシャネル(Zooey Deschanel)
誕生日:1980年1月17日生まれ
星座:やぎ座
身長:168cm
出身:アメリカ・カリフォルニア州
▶おすすめの代表作品
笑えるだけじゃない、人生のヒントをもらえる映画
コメディ要素が強いので分かりづらいですが、本作には「人生を楽しく生きるヒント」が多く散りばめられています。
例えばアパートの窓から自殺をしようとする住人をカールが助けるシーン。
イエスルールから勢いで習い始めた趣味のギターを使って、住人の自殺を説得したカールは賞賛され、更にそれがTwitter上で拡散され元妻にも声をかけられます。
スーパーネガティブ男だったカールが、人を助けること自体が信じられないこと。
しかし、自分が変わったことで多くの人から感謝をされるカールの姿は観てるだけで学ぶものがあります。
少しのきっかけと、行動力があれば人生はもっと楽しくなる。
全ては自分の考え方次第ということを教えてくれる、まさに自己啓発的な映画なんです。
主人公のカールが人生に悩んで自己啓発セミナーに参加したように、今悩んでいる方や落ち込んでいる人にはぜひこの映画を観て、自分の凝り固まった固定概念を壊すきっかけにするのはいかがでしょうか?
今までとは違うことをしたり、口癖を変えることでカールのように恋人ができたり、昇進できたりするかもしれません!
また映画の最後には、なぜカールが「NO」という人生を送ることになったのかも分かるのでそちらも見どころのひとつです。
ジム・キャリーのオススメ映画:その2.『フィリップ、きみを愛してる!』
え、これが実話?嘘のような純粋ラブコメディ映画
ジム・キャリー×ユアン・マクレガーで繰り広げられるラブコメディ『フィリップ、君を愛してる!』。
いい夫、良き父を演じていたスティーヴン・ラッセル(ジム・キャリー)は、ある日交通事故にあったことをきっかけにゲイとして正直に生きることを誓います。
詐欺をして刑務所に入れられるスティーヴンですが、そこで出会ったフィリップ・モリス(ユアン・マクレガー)に一目惚れ。
2人はすぐに惹かれ合います。
出所後、一緒に暮らし始める2人ですが、フィリップと楽しく豪遊生活を送りたいスティーヴンは詐欺でお金を稼ぎまくりますがまたもバレて刑務所へ。
が、持ち前の頭(IQ169)を駆使して脱獄。
スティーヴンが脱獄する理由はたったひとつ。
大好きなフィリップに「愛してる!」と伝えたい。
ただそれだけがスティーヴンを動かすひとつのものだったのです。
結局スティーヴンは生涯で4回も脱獄を繰り返し、現在も懲役167年の刑で服役中だそうです。
嘘見たいな実話の純粋ラブコメディ映画です。
おもしろいだけじゃない!深い愛の話
ジム・キャリーの演技でコメディとしても存分に楽しめる今作。
一方で、IQ169のゲイの天才詐欺師が人生をかけて愛を証明しようとする姿は愛について考えさせれるのが本作のみどころです。
大好きなフィリップに「嘘をつかないで」と言われても、フィリップに不自由な思いをさせたくないから詐欺をやめられないスティーヴンを見ていると、もどかしい気持ちになります。
何度捕まってもフィリップに会いたいが為に脱獄を繰り返すスティーヴンの愛情深さや一途さは、日常生活でも見習いたいところです!
まとめ/ジム・キャリーのおもしろさは異常
今回はマスク以外でオススメのジム・キャリー作品を2つ紹介させていただきました。
どちらの作品もやっぱり見どころはジム・キャリーの顔芸!
顔の筋肉を最大限に動かして作る表情は最高に面白いです。
代表作の『マスク』ではジム・キャリー顔芸があまりにもすごすぎて、予定していたCGを使用することなく撮影ができたため、制作費を大幅に節約できたという秘話もあるほど!
コメディ映画で思いっきり笑いたい方は、ぜひジム・キャリーの作品をオススメします!
《ライター:ほのか》
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