デンゼル・ワシントン主演『イコライザー THE FINAL』が2023年10月6日に公開。
この作品では、デンゼル・ワシントンと19年ぶりに再共演を果たした人物がいます。
その女優こそダコタ・ファニングで、19年前の共演作品とは『マイ・ボディガード』というクライムサスペンス映画です。
当時のデンゼル・ワシントンは50歳、ダコタ・ファニングは10歳。
『I am Sam アイ・アム・サム』(01)や『宇宙戦争』(05)など、子役として大活躍していたダコタ・ファニングの代表作でもあります。
今回は、2004年公開の『マイ・ボディガード』の魅力について、深堀りしていきます!
(冒頭画像:引用https://www.hbo.com/movies/man-on-fire)
初共演作『マイ・ボディガード』:作品概要
2004年に公開された『マイ・ボディガード』は、A・J・クィネルの「クリーシー」シリーズのうち、※「燃える男」(原題:“Man on Fire”)が原作になっています。
(“クリーシー”とは、主人公の名前です)
実は、デンゼル・ワシントン主演映画の前に、一度映画化されています。
こちらは1987年公開、スコット・グレン主演の『マイ・ボディガード/燃える男』というタイトルです。
スコット・グレン版の『マイ・ボディガード』も、非常に渋くて観応えのある作品です。
デンゼル・ワシントン版と、舞台や細かい設定が異なっていますので、比較しながら観てみるのも面白いかもしれません。
今回はデンゼル・ワシントン版の『マイ・ボディガード』を中心に魅力を解説していきます。
■参考:動画配信・レンタル・原作本【管理人・選】
マイ・ボディガード(作品情報)
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監督はトニー・スコット、といえばあの名作が!
本作品の監督を務めたのは、トニー・スコット監督です。
この名前に、ピンとくる方はいらっしゃるでしょうか?
トニー・スコット監督を有名たらしめたのは1986年公開、トム・クルーズ主演『トップガン』でしょう。
(ちなみに、『ブレードランナー』『グラディエーター』『最後の決闘裁判』などのリドリー・スコット監督の弟です)
本作品はサスペンス要素が大きく、特に後半は緊張感あふれるシーンが続きます。
▶参考:トニー・スコット監督代表作品『トップガン』
雇われボディ・ガード、娘が誘拐される!:あらすじ
ジョン・クリーシー(デンゼル・ワシントン)は退役兵隊ながら、酒におぼれる生活をしていました。
ある日、知人からメキシコシティでボディーガードをやってみないか、と誘われます。
治安の悪いメキシコでは、裕福な家庭を狙った子供の誘拐と身代金の要求という違法ビジネスが蔓延しており、ボディーガードを雇うことは稀ではありませんでした。
クリーシーは、ある家族に雇われ、特に娘ピタ(ダコタ・ファニング)のボディーガードを務めることになり、徐々にすさんでいた日々で生きがいを見つけていきます。
しかし、ルピタが悪の組織に誘拐されたことをきっかけに、クリーシーの中の復讐の炎が燃え上がります。
だんだんと明らかになっていく陰謀に直面するクリーシーは、ピタを救うために次々と実行犯たちを追い詰めていきます。
果たしてピタと再会することはできるのか…?
『マイ・ボディガード』:見どころと魅力
① 中年男と少女が紡ぐ、心の絆
年の離れた人物同士の友情を描いた作品は、日本映画にはあまりありません。
しかし、洋画にはいくつもの素晴らしい作品があります。
有名どころでいくと『レオン』、『アバウト・ア・ボーイ』『ベスト・キッド』…などなど。
『マイ・ボディガード』もその作品のうちのひとつです。
心を閉ざしているクリーシーに、素直な気持ちで向き合うピタ。
まるで氷が解けていくように、クリーシーの態度が変わっていく展開は見どころのひとつです。
ピタのために、あるトレーニングをするシーンがありますが、非常に印象的で個人的に好きなシーンです。
●デンゼル・ワシントン(Denzel Washington)
誕生日:1954年12月28日 生まれ
星座:いて座
身長:185cm
出身:アメリカ・ニューヨーク州
▶おすすめの代表作品
②ダコタ・ファニングが、とにかくチャーミング!
今やすっかりハリウッド界に欠かせない若手女優ダコタ・ファニングですが、子役時代からその輝きがあったことを、みなさんはご存じでしょうか。
『マイ・ボディガード』では、可愛らしさに加えて聡明な役にぴったり。
(この作品のために、スペイン語を習得したとか!)
堅いクリーシーの雰囲気と対比するキャラクターでもあり、誘拐後は出番は少ないながらも目立っていました。
これはとにかく観て、確かめて欲しいポイントです。
●ダコタ・ファニング(Dakota Fanning)
誕生日:1994年2月23日生まれ
身長:163㎝
出身:アメリカ・ジョージア州
▶おすすめの代表作品(管理人・選)
③デンゼル・ワシントンの渋さMAX!
デンゼル・ワシントンといえば『イコライザー』シリーズをはじめ、“正義の味方”役がとてもよく似合います。
本作品も、“ザ・正義の味方”らしい役柄で、とにかく渋いです。
前半はクリーシーとピタの関係に重きが置かれ、後半はピタの誘拐後のクリーシーの復讐という構図のために、私たちも感情移入しやすい流れとなっています。
デンゼル・ワシントンが作り出す、まさに“燃える男”は本気度が半端ではありません。
まとめ:必見!『イコライザー THE FINAL』
いかがだったでしょうか。
メキシコシティという少し危ない雰囲気が漂う舞台で、渋さMAXのデンゼル・ワシントン。
そして、天使ダコタ・ファニングという組み合わせが、最高の設定です。
2023年公開の2人の新作『イコライザー THE FINAL』とは一味違った共演作品である、『マイ・ボディガード』をぜひ鑑賞してみて下さい!
《ライター:Halle》
暇さえあれば、映画観る!がモットー。
映画が好きになったきっかけは、時間を持て余していた大学時代。
うかつにも数々のシリーズ映画に手を出してしまったのです。
Marvel、DC、スター・ウォーズ、トランスフォーマー、パイレーツ…
今ではすっかり映画が生活の一部になってしまいました。
Twitterでも、気ままに映画・海外ドラマネタでつぶやいています。
良かったら覗いてみて下さい(^^)//
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