《目次:ピックアップ!男優4名》
1.Al Pacino
『アイリッシュマン』の重鎮、アル・パチーノ
1940年4月25日生まれ
往年ファンにはきっと懐かしいのが、アル・パチーノですね。
一番の代表作と言えば、『ゴッドファーザー』シリーズ。
「パートⅢ」まで制作され、アル・パチーノのイメージがすっかり定着したのがこの映画かもしれません。
しかし、今も現役バリバリだと安心させた映画が2つあります。
ひとつは、『アイリッシュマン』。(ネットフリックス独占配信)
マーティン・スコセッシ監督の十八番、マフィア映画です。
ロバート・デ・ニーロ、ジョー・ペシと共演した素晴らしい映画で、アカデミー賞10部門にノミネートされた快作です。
必見の価値ありです。
参考記事:『マーティン・スコセッシ監督『アイリッシュマン』、アカデミー賞対抗馬10部門で!』
もう一作は、これもアカデミー賞10部門ノミネートの快挙を成し遂げた『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』に登場。
1969年のシャロン・テート殺人事件を背景にしつつ、50年前の懐かしいハリウッド映画界を描いたタランティーノ監督作品です。
アル・パチーノは、映画プロデューサー役で出演。
主演レオナルド・ディカプリオと準主演のブラッド・ピット(アカデミー賞助演男優賞)と絡みます。
序盤シーンでのアル・パチーノの登場は、映画が一気に引き締まりセピア色に染まった感さえあります。
●アル・パチーノ(Al Pacino)
誕生日: 1940年4月25日
身長:170cm
出身:アメリカ・ニューヨーク州
▶おすすめの代表作品
※なんといっても出世作!凄味が半端ではありません!
2.Seth Rogen
『ロング・ショット』で注目の主役、セス・ローゲン!
1982年4月15日生まれ
さて、次は名コメディアン、セス・ローゲンです。
ロマンティック・コメディ『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』では、シャーリーズ・セロンと共演。
なかなか楽しい映画となっています。
「ロング・ショット」とは、ゴルフやカメラワークの「遠い目標」から転じて、「望み薄な穴狙い」や「ダメ元狙い」の意味を持つ言葉。
サブタイトルにもあるように、主人公フレッド(セス・ローゲン)が恋する女性は、元国務長官の大統領候補という愉快な設定。
何かと話題になるアメリカ大統領選挙の背景も少しわかって、一見の価値ありです。
一方、セス・ローゲン出演といっても、次に紹介する映画はコメディではありません。
デリケートな内容で、「う~ん!」と唸ってしまう面白い映画がありますので紹介しましょう。
それは、女と男の曖昧な関係を描いた『テイク・ディス・ワルツ』。
一見、コメディっぽくもありますが、笑うに笑えない微妙な映画です。
セス・ローゲンは、結婚5年目の夫婦の、なんと超マジメな夫ルー役として登場します。
主演のミシェル・ウィリアムズがどうしても目立つのですが、この映画で健気なセス・ローゲンが好きになりました。
そして忘れてならないのが、『フェイブルマンズ』のわき役!
彼の渋すぎる演技は一見の価値ありです!
関連記事:スティーヴン・スピルバーグが贈る半自伝映画『フェイブルマンズ』、あらすじ&キャスト!
●セス・ローゲン(Seth Rogen)
誕生日:1982年4月15日生まれ
星座:おひつじ座
身長:180cm
出身:カナダ・ブリティッシュコロンビア州
▶おすすめの代表作品
※シャーリーズ・セロンとのナイス・ツーショット!
3.James McAvoy
『X-MEN』の顔、ジェームズ・マカヴォイ
1979年4月21日生まれ
人気シリーズだった『X-MEN』。
さまざまな特殊能力をもったミュータント(突然変異体)が活躍するシリーズです。
スピンオフ作品まで12作が公開されましたが、その中で、ミュータントたちのまとめ役「プロフェッサーX」(画像中央)が登場。
途中の「ファースト・ジェネレーション」から演じたのがジェームズ・マカヴォイです。
彼のイメージは、きっと画像にあるようなスキンヘッドが印象的だったのではないでしょうか。
危機一髪の時に使うミュータントたちの特殊能力が奇想天外で面白いですよ。
最終回の「ダーク・フェニックス」では、すべてを封じ込めたジーン・グレイ(ソフィー・ターナー)のとてつもない底力が見られます。
さて、ラブストーリーからアクションまで幅広くこなすジェームズ・マカヴォイですが、究極の愛に苦しみ抜くという、こんな映画に登場していました。
タイトルは、『世界の涯ての鼓動』です。
男は、特命で東アフリカのソマリアに派遣されたCIA捜査官(ジェームズ・マカヴォイ)、女はグリーンランドの深海に潜り込む生物学者(アリシア・ヴィキャンデル)。
まさに、世界の涯てに切り離されてしまうことになった男女が、約束した再会だけを希望に生き続けようとする魂の叫びが描かれています。
特に、現地で拷問を受け生死をさまよう主人公には、胸がつぶされそうになります。
●ジェームズ・マカヴォイ(James McAvoy)
誕生日:1979年4月21日生まれ
星座:おうし座
身長:170㎝
出身:イギリス・グラスゴー
▶おすすめの代表作品
※一瞬のラブストーリーも、世界の涯てに離れていく二人に胸キュン!
4.Dev Patel
デーヴ・パテール、感動の2作品を紹介
誕生日:1990年4月23日生まれ
国際色豊かなハリウッド俳優の中で、両親がインド系移民のデーヴ・パテールはインドを舞台にした映画によく登場します。
主演のおすすめ映画は、『LION /ライオン 25年目のただいま』。
ニコール・キッドマンと共演した感動の実話映画の主人公サルーです。
5歳の時、何も知らずに乗ってしまった貨物列車が生まれ故郷の家族から離れるという数奇な運命が始まります。
25年後のオーストラリアの養子先で、ふとしたことから自分のルーツ探しに目覚めます。
たどたどしい記憶を繋ぎ、生家を探す30歳になった主人公サルーを熱演します。
もうひとつは、『ホテル・ムンバイ』です。
こちらも『LION /ライオン 25年目のただいま』同様、感動の実話映画です。
デーヴ・パテール演じる従業員たちが、なんとか顧客を守ろうとする姿勢は感動ものです。
●デーヴ・パテール(Dev Patel)
誕生日:1990年4月23日生まれ
身長:187㎝
出身:イギリス・イングランド
▶おすすめの代表作品
参考記事:グーグルアースが繋ぐ奇跡の感動実話、『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』
※奇跡の実話。感涙のエンディングが待っていました!
※最後の最後まで、手に汗握る緊張が続きますが従業員の頑張りに感動!
まとめ~登場映画を比べてますますファンに!~
ただ、内容的には思わず目をそむけたくなるところもあるので要注意。
というのも、実在のホテルで起こった人質テロ事件を扱っており、犯人による宿泊客への容赦のない殺害がちょっとリアルです。
そんな中、救われるのはホテル・ムンバイの従業員たちのプロ意識。
一方で、違うイメージやテーマの違う映画で素晴らしい演技を見せられるとますますファンになります。
紹介した俳優の他にも、4月生まれはたくさんいますので、順次今後も紹介していきたいと思います。
誕生日がぴったり一致するといいですね!
デーヴ・パテール演じる従業員たちが、なんとか顧客を守ろうとする姿勢は感動ものです。
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