エヴァ・グリーン30代の代表作『告白小説 その結末』あらすじ、二人の美魔女が紡ぐ極上サスペンス

エヴァ・グリーン
二人の本当の関係性、まさかのエンディングへ

エヴァ・グリーンが好きなら見てほしい、30代の代表的サスペンス映画が『告白小説 その結末』

『007カジノ・ロワイヤル』『300 スリーハンドレッド 帝国の進撃』そして近作『NOCEBO/ノセボ』同様、見るからに美魔女の雰囲気を漂わせる名優です。

今作の役どころは、人気作家デルフィーヌの熱烈ファンとして執拗に迫るエル役として登場します。

作家デルフィーヌ役には、本作の監督ロマン・ポランスキーの実生活の妻エマニュエル・セニエを起用。

主なキャストは、ほぼこの二人の女性となります。

ベテラン女優しかも二人の美魔女が紡ぐ、極上ミステリー満載のやりとりに時間を忘れてしまいます。

(冒頭画像:引用https://kokuhaku-shosetsu.jp/story/)

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あらすじ:二人が出会う、デルフィーヌの出版サイン会

エマニュエル・セリエ
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作家デルフィーヌは、著書の発刊直後のファン向けサイン会に忙しくしています。

彼女が書いた本のテーマは、精神病の末自殺した母親を描いた作品。

サインに疲れたデルフィーヌは、サイン会を早く終了しようとするのですが、終了間際、最後の一冊にとサインをせがむ女性ファンのエルと出会います。

その時の縁が、後々の二人の切っても切れない関係の始まりとなります。

というのも、エルはなにか別の目的を持っていそうだったのです。

不思議な縁を感じた作家、一方エルの本心はどこに?

エヴァ・グリーン
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今回の小説は、デルフィーヌにとっては渾身の一冊でした。

やっと出版にこぎつけた安ど感と虚脱感で、何もやる気が起こらないスランプ状態にありました。

そんな時にかかってきた電話。電話の主は、サイン会で最後にサインを頼んだエルからでした。

サイン会の時の熱心さを覚えていたデルフィーヌは、エルになにか不思議な縁を感じ会うことに。

デルフィーヌが疲れていることを感じ取ったエルは、なにかと彼女の話し相手になるのでした。

●エヴァ・グリーン(Eva Green)

誕生日:1980年7月6日生まれ

星座:かに座

身長:168㎝

出身:フランス・パリ

▶エヴァ・グリーンの出演映画一覧

▶おすすめの代表作品

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参考記事:歴史家が選んだ史上最強の女性、映像化されたアルテミシアとトミュリス、そしてクレオパトラ

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意気投合し同居し始める二人、思わぬ展開に発展…!

エヴァ・グリーン
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エルとは話も合い、デルフィーヌはエルと過ごしていると居心地の良さを感じるのでした。

たまたまエルが住む家を探していると聞き、デルフィーヌは何気なしに自分の家に住まわせてあげることにします。

ところが、一緒に住み始めてわかったのが、エルがすごく世話好きなこと。

デルフィーヌの私的な身の回りのことまで立ち入り始めたのです。

エルが一生懸命になる理由は、デルフィーヌが次の作品の執筆に向け、早く集中できるようにしてあげていると言いたげなのです。

たとえば、私的なメールの代筆、電話の取次ぎといった秘書的なことから、あげくの果ては講演の代理までもやり出したのです!

そしてある日、デルフィーヌが今考えている次回作のイメージをエルに相談した時、エルがキッパリと言い切った言葉に驚かされます。

「ハッキリ言って面白くないわ!」と。

エルの頭の中にあるもの、サスペンスの始まり…

エヴァ・グリーン
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デルフィーヌは、エルが意外にも自分の小説の構想を否定したことに戸惑いを隠せません。

次第にエルのペースにはまっていくデルフィーヌ。

エルの構想を聞いていると、それはあたかもエルの頭の中にあるものをデルフィーヌを通じて表現させようとしているかもようにも取れます。

もしかすると、エルがデルフィーヌに近づいてきた目的はそこにあったのではないだろうかと…。

二人の本当の関係性、まさかのエンディングへ

エヴァ・グリーン
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さて、映画はいよいよクライマックス、そしてエンディングへ。

次作の構想をめぐり、イラ立ちが高まるエルと次第に追い込まれるデルフィーヌ。

どちらもサスペンスムードに盛り上げるまさに美魔女の二人。

エンディングで暗示される二人の関係はきっと想像できないものでしょう!

まさか、エルはデルフィーヌの頭の中にだけ存在する「ゴーストライター」なのでは?

想像もしなかった二人の本当の関係が、クライマックスからエンディングへとつながって行きます…。

まとめ:小説家のテーマ探しの苦悩とは?

エヴァ・グリーン
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監督のロマン・ポランスキーは鬼才と言われます。

一度ではなかなか理解しにくい部分もありますが、最後になってはじめて映画に仕組まれたトリックに気付くことになるでしょう。

二度見てやっとわかったという映画評もけっこうあります。

小説家のテーマ探しの苦悩を、仮想人物エルとのやり取りとして透かして見ていくとスッキリするかも?

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