HOLA!
暑い時期は肌や髪の毛のケアが重要になってきますが、美容ケアに力を入れだしている方も多いのではないでしょうか?
そんな中、最近【眉毛】のケアが少しづつ注目を浴びているのをご存じでしょうか?
眉毛ひとつで顔の印象が変わるくらい大事なパーツのひとつ!
今日は、そんな【眉毛】が印象的なハリウッドスターが出演している映画をご紹介したいと思います。
(冒頭画像:https://twitter.com/SenjoPianist/)
❶トム・ヒドルストン:『クリムゾン・ピーク』
まず最初は、『アベンジャーズ』シリーズのマイティ・ソーのかわいい弟ロキ役で有名なトム・ヒドルストンです。
日本にも何度か来日し、ロキ様、あるいはトムヒの愛称で親しまれています。
『クリムゾン・ピーク』では、「ハンサム八の字眉毛」で登場ですが、きもちわるい映画(笑)です。
衣装、美術どれをとっても美しさ華やかさの嵐のような映画で、そのあたりは目の保養になりとても感動できるのです。
しかし、何が気持ち悪いかというと、ストーリーが気持ち悪いの一言。
グロテスクとかそういうのではございませんのでご安心を。
登場人物の関係性が生理的に「おぉ」となります(ひいちゃう)。
トムヒはお姉ちゃん、お兄ちゃんを惑わせる役を演じる天才なのでしょう。
「八の字眉毛+細い体つき」が女性を狂わせる?!
本作品では、お姉ちゃんのルシール(ジェシカ・チャステイン)をメロンッ!メロンッ!にさせております。
主演は『アリス・イン・ワンダーランド』のアリス役でお馴染み、オーストラリア美人女優のミア・ワシコウスカなのですがミア目線で観ていると、トムヒに惚れます。
一旦は惚れるのですが、お姉ちゃんが恐ろしすぎるのですぐに覚めます。
が、やっぱり「好き!」となる、そのじれんまが楽しめる映画です。
本作品の監督は、ダークファンタジー界の巨匠で陽気なメキシコ人のギレルモ・デル・トロ監督ですので、女性は特に世界観を含め好きな映画かと思われます。
八の字眉毛だからなのでしょうか、いや、トムヒは八の字眉毛+体つきが細いからでしょう。
なぜか「もう、わたしがいないとダメなんだからっ・・♡」という気持ちにさせる天才です。
参考記事:『クリムゾン・ピーク』の魅力を考察、ギレルモ・デル・トロ監督の個性が衣装や舞台に光る!
❷ニコラス・ケイジ:『ウィリーズ・ワンダーランド』
奥様は日本人というニコラス・ケイジ。
紹介する映画はシュールホラー『ウィリーズ・ワンダーランド』です。
車のパンクを助けてくれたお礼に、古ぼけた娯楽施設ウィリーズ・ワンダーランドの清掃をすることになったニコケイこと、ニコラス・ケイジ。
そこのマスコット人形たちはなんと極悪で、施設にきたものを殺していく恐ろしい殺人鬼でした。
餌食となったニコケイをあの手この手で襲うのですが、ところがこの男、只者ではなかった・・・というホラーコメディ映画!
殺人マスコットVS無表情のニコラス・ケイジのバトル!
ニコケイ、本当にしゃべらない(笑)から、無表情の八の字眉毛のおじさまの顔だけで笑えちゃいます。
パニックな出来事の中で、パニックになっても仕方がない。という教訓も伺えます。
ニコラス・ケイジの映画、正直な話で筆者はあまりおもしろいと感じたことがなかったのですが、この作品は彼の表情が良くて星5で爆笑できます。
アマゾンに、作中で着用しているウィリーズ・ワンダーランド従業員Tシャツが販売されており一瞬購入しようと思ったくらいハマりました。
また、劇中流れている音楽もいい!
音でも笑わせにきているのだから、もう「笑える」以外の感想はありません!
あと一つ感想を付け加えるならば「何も考えなくていい映画」です。
❸エイドリアン・ブロディ:『フレンチ・ディスパッチ』
『戦場のピアニスト』で一躍有名に!「キングオブ八の字眉毛」は、エイドリアン・ブロディです。
こちらの画像は、『フレンチ・ディスパッチ』です。
(正式タイトルは、『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』)
まるでPOPアートな世界観を持つ注目株のウェス・アンダーソン監督の作品です。
アンダーソン監督の世界って、演劇の張りぼてみたいな美術が並んでいて出演者全員、前を向いてセリフを言っている、そんな印象があります。
(筆者が本作を観たきっかけは、コーエン兄弟の兄、ジョエル・コーエン監督の奥様である女優フランシス・マクドーマンドが出演していたからでした。)
どうしても、エイドリアンに目がいく!
「高身長」「高すぎる鼻」「垂れ下がる眉」、こんな特徴的な顔の人!・・好きです。
ハンサムではないのですが、漂う色気が伝わります。
ピアノを弾いている姿の彼の映画しか観たことはなかったのですが
筆者の希望としては、もう一度『戦場のピアニスト』のような社会派映画に出演してほしいところです!
演技うまい!だから、コメディより社会派に出てくれないかな?と願っております。
しかし本作品の『フレンチ・ディスパッチ』、好き嫌い真っ二つ映画って、おそらくこういうことなのだと実感しました。
同監督の宇宙人到来映画『アステロイド・シティ』も筆者は好きですが、どうも「異世界」「世界観ごり押し」が苦手な方はアンダーソン作品には不向きなようです。
筆者は、これって現実?夢?ん?いまどこにいる?と惑わせてくるものは好きなので、その意味ではアンダーソン監督作品は推しです。
(前記しました、ギレルモ監督もそれこそマイワールドの塊です。)
自分があるって素敵だと思うので、そう感じる方は是非ご鑑賞お楽しみください
➍ジェレミー・アレン・ホワイト:『アイアンクロー』
A24がまたまたやってくれました!
最後の紹介は、ジェレミー・アレン・ホワイトとその最近作『アイアンクロー』です。
こちらは、プロレス一家を描いた映画!
A24ってすべらない!
構成も俳優選びもヘマをしない、人間の闇を描くのがうますぎるエンタメ会社だと思います。
さて、本作品は実話でして、アイアンクロー「鉄の爪」をもつ最強レスラー、フリッツ・フォン・エリックを父に持つ4兄弟の悲劇のストーリー。
物語前半あたりは幸せな家族、仲の良い兄弟(長男は幼い頃に死去しているので4兄弟)のエピソードで溢れています。
しかし、次男の事故から物語は地獄の底へ突き落されたかのようなショッキングな出来事と不穏な空気が漂いはじめます
それでも支えあう家族(父親のフリッツがなかなかの曲者だが)のあたたかみが感じられるか、感じられないかは、あなた次第!
といった内容です。
ザック・エフロンはじめ若手俳優が兄弟役を熱演しているのですが、その三男ケリー役ジェレミー・アレン・ホワイトが、いい具合の八の字眉毛なのです!
闘志むき出しすぎる男に大満足!
垂れすぎずなカーブを描いた眉毛に、じとっとこちらを見つめる目に、猫背の低身長。
ドラマ『一流シェフのファミリーレストラン』で魅せた、あの「ストレスを膨大に抱えている」役が似合う彼。
その彼が本作では「闘争心むきだしすぎる男」の役を演じていたので筆者は大変満足です。
何かを膨大に抱えすぎてパンク寸前の役がめちゃめちゃ似合う。
今、一押しの俳優さんです。
もちろん、ザック・エフロンの役作り肉体改造にはあっぱれしかありません。
顔は甘いのに、体は血管が浮き出るくらいマッチョになっておりました。
悲劇好きにはおすすめ映画です!
ちなみにプロレスを知らなくても楽しめる内容ですのでご安心を!
まとめ
いかがでしたか?
「眉毛」は大切な顔のパーツ。
日本ではあまり垂れ眉はみかけないように感じますが、海外には案外多いのかもですね。
かわいくもあり、色っぽくもある八の字眉毛の俳優特集でした!
それではこのあたりで、NOS VEMOS!
《ライター:なんじゅん》 クリックで担当記事一覧へ→
元舞台俳優・劇作家・現イラストレーター
中学生の頃から一人映画館をキめていたくらい大の映画好き。好きな映画は「髪結いの亭主」。
ポップコーンはバター多めで。
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