ナタリー・ポートマン、デビュー作『レオン』から最新監督作品『愛と闇の物語』まで

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才色兼備を象徴する、旬のハリウッド女優

「狂暴な純愛」というキャッチコピーを持つアクション映画『レオン』は、ナタリー・ポートマンの出世作としてあまりにも有名です。

弱冠12歳で映画デビューといえば、少し顔を出す程度の子役と重きや主演のジャン・レノをくってしまいかねない登場に圧倒されます。

あれから30年弱、そのナタリー・ポートマンも今やハリウッドを代表する才色兼備の女優になりました。

数々の映画出演からCMモデル、そして監督まで幅広く活躍するまさに旬の女優です。

今記事では、彼女が登場した代表作の紹介から最新監督作品まで追ってみました。

1.デビュー作『レオン』

主役を圧倒した、出世作『レオン』のマチルダ

レオン
左:ジャン・レノ 右:ナタリー・ポートマン https://www.vogue.co.jp/article/

『レオン』に登場する少女「マチルダ」は劇中では12歳。

ナタリー・ポートマンもほぼ同じ実年齢で出演しています。

子どもでありながらせいいっぱい大人と認めてほしい微妙な年齢の中、「マチルダ」が背伸びしたのは一刻も早く「プロの殺し屋」になること。

マチルダは麻薬売買に手を染めていた父親が原因で、組織から家族を皆殺しにされる孤児で登場。

彼女の生きる目的は、犯人への「復讐」しかないという少女でした。

そして、偶然出会った本物の殺し屋レオンに殺人の手ほどきをしてもらいながら、一方で彼に恋をしていくという少女を演じます。

殺し屋レノンを演じたジャン・レノは、フランスきってのベテラン名優ですが彼がたじろぐほどの勢いが伝わってきます。

ちなみにこの画像は、レオンの指導でやっと「殺人の実践訓練」に成功し、二人で祝杯をあげているところ。

12歳の少女がお酒を飲むのはおそらく初めて?グイグイとグラスを傾けたマチルダが、最後には酔っぱらってしまいゲラゲラと笑い出したところです。

恐ろしい演技力です。

2.スターウォーズ「アミダラ女王」

イスラエル出身の少女は、引く手あまたの大女優に

ナタリー・ポートマン,6月生まれ,アミダラ女王
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『レオン』の華々しいデビューで天才子役と言われたナタリー・ポートマンは、ハリウッドには珍しい中東イスラエル出身の美人ということもあってその後数々の作品に声がかかります。

彼女をさらに有名にした作品は、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』ではないでしょうか。

シリーズ3部作『エピソード2/クローンの攻撃』『エピソード3/シスの復讐』に連続出演。

映画そのものの大ヒットに加え、彼女が演じたアミダラ女王こと「パドメ・アミダラ」という凛々しいキャラクターに人気が集まり、コスプレやフィギュアとなって世界中に愛されました。

3.減量で挑んだ『ブラック・スワン』

『ブラック・スワン』と『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』

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この2作品はナタリー・ポートマンが可愛さやキレイさだけではない、真の実力女優であることを示した作品ではないでしょうか。

どちらもアカデミー賞主演女優賞およびノミネートとなった作品です。

『ブラック・スワン』は、潔白な白鳥と官能的な黒鳥を演じ分けるバレリーナの苦悩を描いたサイコスリラー映画です。

本物のバレリーナを演じるために相当な減量したのが画像からわかるでしょうか。

小さい頃の経験があるとはいえ、猛特訓の末の演技だったことが語り継がれ、見事アカデミー賞主演女優賞を獲得しています。

「ナタリー・ポートマン」出演作品他

●ナタリー・ポートマン(Natalie Portman)

誕生日:1981年6月9日

身長:160㎝

出身:イスラエル

▶ナタリー・ポートマンの出演映画一覧

▶おすすめの代表作品

ブラック・スワン (予告編)

参考記事:「中東出身の美人女優」

参考記事:「ディオールを選んだ女優」

4.歴史の人「ジャクリーン・ケネディ」

一方、『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』は実在の歴史的人物を演じ注目を集めました。

「ジャッキー」とは、ダラスを一緒にパレード中に暗殺されたあのケネディ大統領の妻、ジャクリーン・ケネディを追った映画です。

内容は、夫の暗殺直後のジャッキー。

夫の返り血を洗い流す場面はあまりにも残酷です。

悲惨な事件に悲しむ間もなく、大統領夫人として気丈に立ち振る舞う「ジャッキー」を演じ、こちらも主演女優賞(ノミネート)となりました。

ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命(予告編)

ミセス・ケネディ―私だけが知る大統領夫人の素顔

5.最新監督作品『愛と闇の物語』

母国の建国前夜の「母」を描く、『愛と闇の物語』

さて、最近の作品『愛と闇の物語』を紹介しましょう。

意外と知られていないのが、ナタリー・ポートマンが監督・脚本も手掛けるということです。

時は1945年。

第二次大戦直後のイスラエル建国(1948年)前夜ともいえる時代です。

後にイスラエル人ジャーナリストでパレスチナ問題の論客となる、「アモス・オズ」に影響を与えた母親ファニア(ナタリー・ポートマン)を描いています。

アモス・オズの自伝『A Tale of Love and Darkness』を読んだのが映画化のキッカケとのこと。

イスラエル出身の彼女が、満を持して取り組んだ作品といえるのではないでしょうか。

「ポートマン監督」の母国への思いがどんなふうに描かれるのかぜひご覧ください。

【YouTube:予告編】

A Tale of Love and Darkness (English Edition)

6.ディオール・ミューズ

輝く美の象徴、ディオールのミューズに

最後はモデルとして活躍するナタリー・ポートマンを紹介しましょう。

ナタリー・ポートマンといえば、すっかり馴染みとなったディオール・ミューズ

この動画はディオールのYoutube公式サイトにアップされた香水「ミス・ディオール」のプロモーションビデオです。

TVCFでご覧になった人も多いのではないでしょうか。

Youtubeでの再生回数もすでに、1億回を超えるという超人気のPVです。

わずか46秒ですが、女優ナタリー・ポートマンとはひと味違った彼女を見ることができます。

また、ディオール「オンライン・ブティック」の公式サイト(https://www.dior.com/ja_jp)のトップページを飾るのは「ルージュ・ディオール」(2021年春夏)。

もちろん、メインでミューズをつとめているのはナタリー・ポートマンです。

ナタリー・ポートマン,ディオール,アイコン
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まとめ

いかがでしたでしょうか。

映画にモデルに、そして映画制作にますます輝くナタリー・ポートマンをご覧いただけたでしょうか。

彼女がハーバード大学の出身ということはよく知られています。

その才女が女優業に飽き足らず、監督・脚本、そして製作総指揮(『ポップスター』)も手掛け出した最近の動きは目が離せません。

彼女の次の一手に期待がかかります。

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