真田広之渾身作!『SHOGUN 将軍』あらすじ・キャスト、ハリウッド戦国歴史ドラマをリメイク!

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2024年2月からディズニープラスで配信されているドラマ『SHOGUN 将軍』

戦国時代末期の日本を舞台にした歴史フィクションで、1980年代に刊行された原作はアメリカで大ヒットしました。

同年に三船敏郎主演で映像化もされていた本作が、なんと真田広之主演・プロデュースでリメイク!

今回は、ドラマ『SHOGUN 将軍』のあらすじとキャスト、見どころを紹介します!

(冒頭画像:引用https://www.facebook.com/FXShogun/)

あらすじ:関ヶ原の戦い前夜から始まる戦国ドラマ

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舞台は、1600年の日本。

真田広之演じる吉井虎長は、徳川家康をモデルとした関東の領主です。

太閤(明言されませんがモデルは豊臣秀吉で、小日向文世が演じています!)亡き後、虎長は国政を任された五人の大名のうちの一人となります。

他の四人は結託して虎長を大阪城に孤立させ、亡き者にしようと画策していました。

そんな中、網代(今の静岡県)に難破したイギリスの船が漂着。

航海士のジョン・ブラックソーンは捕虜として捉えられます。

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当時の日本はポルトガルと貿易をしており(南蛮貿易)、同時にカトリック系であるイエズス会の司祭たちがキリスト教の普及に努めていました。

一方、イギリスはプロテスタントの国。同じキリスト教でも、宗派の違いで両者は激しく対立していました。

マルティン司祭をはじめとするイエズス会の司祭たちは、プロテスタントであるジョンの存在を問題視し処刑を求めます。

ジョンは大阪城まで呼ばれ、虎長に謁見。

実は、ジョンは処刑を逃れるための切り札となる、ポルトガルに関するある情報を持っていました。

戦国時代の末期、武士となったイギリス人から見た政治劇

ジョン・ブラックソーンのモデルは、ウィリアム・アダムスという実在した航海士です。

徳川家康に仕え外交面などで江戸幕府に助言を続けて、江戸時代の初期に武士として生きました。

日本名は三浦按針(みうらあんじん)。作中でもジョンは按針と呼ばれています。

本作は、そんな「異人」であるジョンが、虎長(=家康)の天下取りの戦いを目撃する政治劇となっています。

キャスト:重要な3人をチェック!

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吉井虎長:真田広之

日本では60年代から子役として活躍していた真田広之。

トム・クルーズ主演の『ラスト・サムライ』に出演して以降、40代からハリウッドに進出しました。

洗練された演技や殺陣の「デューク真田」として、渡辺謙千葉真一などのように昨今のハリウッド映画で見かける代表的な日本の俳優です。

ジョン・ブラックソーン:コスモ・ジャーヴィス

コスモ・ジャーヴィスは、ミュージシャンでもあるイギリスの俳優。

フローレンス・ピューのデビュー作『レディ・マクベス』や、人気ドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』などに出演していました。

戸田鞠子:アンナ・サワイ

キーパーソンとなる鞠子(作中ではレディ・マリアとも呼ばれています。モデルは細川ガラシャ)を演じるのは、アンナ・サワイ

ニュージーランド出身の日本人で、ミュージカル『アニー』に出演するなどステージを中心に活躍しています。

作中では司祭から英語を学んでいるという設定があり、通詞(通訳)として虎長に呼ばれジョンの言葉を訳す場面があります。

●アンナ・サワイ(澤井杏奈)(Anna Sawai)

誕生日:1992年6月11日生まれ

星座:ふたご座

出身:日本~ニュージーランド

身長:155cm

▶おすすめの代表作品

ニンジャ・アサシン(作品情報)

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真田広之、念願のプロデュース作!

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今回、主演の真田広之は製作も兼任しています。

こうしてクレジットに名前が入ることは今回が初めてですが、これまでにも関わった様々な作品で日本の描写を少しでも正確なものにしようと尽力してきたそうです。

今回はついに正式にプロデューサーとして製作に参加し、1600年前後の時代考証や、日本人の役には日本人の俳優を起用するなど、真摯な描写になるよう努めた様子。

その甲斐あってか、私たちが今まで目にしてきた「ハリウッドの日本」とは別格のクオリティに仕上がっています!

●ヒロユキ・サナダ(真田広之)(Hiroyuki Sanada)

誕生日:1960年10月12日生まれ

星座:てんびん座

出身:日本

身長:170cm

▶おすすめの代表作品

ブレット・トレイン(作品情報)

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まとめ:新たな日本描写のモデルに期待!

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これまでもハリウッド映画に日本人や日本が登場することはありましたが、日本に住んでいる身からするとお世辞にも正しいとは言えない描写が多いですよね。

『SHOGUN 将軍』も確かに脚色はされていますが、今までの日本描写からはかなりレベルが上がったものになっていることは間違いありません。

今後もこれに続く作品が出てくることを願うばかりです!

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プロフィールぜろ

高校2年生で『アベンジャーズ』を観て以来の映画ファン。大学と大学院では映画研究にどっぷり浸かっていました。
アナログでファンアートを描いてはインスタグラムに載せています。楽し〜!
話題の作品や、そこにつながる過去の名作、注目のキャストなどをわかりやすく楽しく紹介していきたいです!

Instagram:https://www.instagram.com/zero_zero1995/

Hatena Blog:お足元が悪い中

2 Comments

  1. 2024年9月のエミー賞では、史上最多18部門ノミネート、うち14部門で受賞という歴史的な快挙でした!真田広之はプロデューサーとしても参加していたので、作品賞と主演男優賞のダブル受賞です。アンナ・サワイは主演女優賞、その他の衣装やメイクアップなどの部門でも総なめでした。『ラスト・サムライ』から二十余年、正しい日本の描写をスクリーンに実現させようと尽力してきた真田広之の努力の賜物です。おめでとう!!

    • コメントありがとうございます。ハイウッド制作の日本の時代劇描写はいつも不満でした。たとえば、同じ真田広之出演の『ジョン・ウィック:コンセクエンス』の描写では「なんだかな~」と思っていましたが、『SHOGUN 将軍』では面目躍如ですね!

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