実話映画『ドーナツキング』、カンボジア難民テッド・ノイ氏再起の感動ドキュメンタリー!

ドーナツキング
『ドーナツキング』

こんにちは、好きなドーナツはミスド「カスタードクリーム」のライター・すどうゆきです。

今回は、カンボジア難民から米国でドーナツ王となったテッド・ノイ氏のドキュメンタリー映画『ドーナツキング』をご紹介します!

移民政策に関心のある人、甘いもの好きな人、要チェックですよ!

ドーナツキング
創業当時:テッド・ノイ氏 冒頭画像共:引用https://www.facebook.com/TheDonutKingFilm/

映画『ドーナツキング』:あらすじ

ドーナツキング
https://www.facebook.com/TheDonutKingFilm/

カンボジア移民の難民たちがドーナツ店を開業し、甘いドーナツとアメリカンドリームを手に入れるまでを描いた映画ドーナツキング

本作ではテッド・ノイ氏とその家族をはじめ、難民たち自身で手作りするドーナツが多くの人々に支持され、急速に成功を収めていく姿が描かれています。

アメリカの移民政策と自国産業へのポジティブな影響を浮かび上がらせる、情熱的で感動的なドキュメンタリー作品。

監督はアリス・グー、製作総指揮は『ブレードランナー』『最後の決闘裁判』リドリー・スコットです。

ドーナツキング
https://www.facebook.com/TheDonutKingFilm/

こちらの画像は、テッド・ノイ氏の故郷、カンボジア。

テッド氏と家族はポル・ポト率いるクメールルージュ政権下の内戦中、大虐殺から逃れるため、難民として渡米しました。

砂糖のように溶ける!ドーナツ・ゴールドラッシュ!

ドーナツキング
右:「ドーナツキング」ことテッド・ノイ氏 https://www.facebook.com/TheDonutKingFilm/

1975年、テッド氏は家族と共に戦禍を被ったカンボジアから一文無しで渡米し、一家を支えるためいくつもの仕事を掛け持ちして馬車馬のように働きました。

彼はある日ガソリンスタンドでの仕事中、甘い香りに誘われ購入したドーナツの味に一目ぼれ。

それ以来ドーナツの道に進み、巨大チェーン店で修行を積んだ後、ついに自分のドーナツ店を持つことに成功。

当時アメリカでは「朝食はコーヒーにドーナツ2個」が定着しつつあるという絶好のタイミングでした。

時代のトレンドにもマッチし、家族経営で人件費を抑えまくったテッド氏のドーナツ事業は大黒字を計上、店舗数も拡大。

ドーナツ事業の成功者は「砂糖菓子のような人」 では決してなく、苦難の中で育まれた起業家精神の持ち主であったということです。

■作品情報【管理人・選】

ドーナツキング(作品情報)

※ドーナツの丸い穴を覗き込むように彼の人生を見ていくと、カンボジア内戦難民問題、さらには大手チェーン店VS個人経営店の米ドーナツ事情まで驚きのエピソードが飛び出す!数々の真実に目を丸くし、鑑賞後はきっとドーナツを食べたくなる、傑作のドーナツドキュメンタリー!【引用:Amazon】

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「穴が開くほど恥ずかしい」?ドーナツキングの黒歴史!

ドーナツキング
https://www.facebook.com/TheDonutKingFilm/

瞬く間に「ドーナツキング」の地位をものにしたテッド氏は、彼と同様、命からがら亡命してきたカンボジア難民たちにドーナツ屋経営のノウハウを教え、彼らが経営できるよう、テッド氏のドーナツ屋を次々とフランチャイズ化していきます。

ところが、ドーナツ富豪になったテッド氏、実はギャンブル狂いになっていたことが判明。

自分の手持ちだけでは飽き足らず、元難民たちからお金を借りてはギャンブルにつぎ込むテッド氏。

しかし、元難民たちからすれば、テッド氏はまさに恩人のような存在。

ギャンブル依存の過去も「丸ごと受け入れる」姿勢が彼らの口から語られるのが印象的です。

人間だれしも完璧ではないですしね。

難民の受け入れで、国も「丸く収まる」か?!

ドーナツキング
https://www.facebook.com/TheDonutKingFilm/

ドーナツ屋の次世代を担う若手経営者と2ショットの「ドーナツキング」氏。

創造力とITを駆使してマーケットを拡大し続ける若手のハングリーさは創業者譲りなのかもしれません。

テッド氏が移民であったことは、アメリカでのドーナツ事業拡大にとって大きな要因でした。

彼の存在なくして、英語を話せない、技術もお金も持たない数多くの難民たちにビジネスチャンスを与えることは難しかったでしょう。

本作を通じて、アメリカは移民が作り上げた国であり、移民たちは多様性をもたらすと同時に、自国の経済発展に大きな貢献をしていることが理解できます。

移民をめぐる問題、ドーナツのように「甘く」ない

ドーナツキング
https://www.nikkei.com/article/

2019年の米国市場におけるドーナツ産業の総売り上げは80億ドル以上、アメリカ国内のドーナツ店は2万5000店以上。

ドーナツキング・テッド氏の、ドーナツ産業の規模拡大への貢献はすさまじいものだったのでしょう。

もちろん、移民を受け入れることが必ずしも自国の経済発展に直結するといった単純な話ではありませんが、※「人種のるつぼ」アメリカの発展には移民の存在が欠かせないのだと改めて認識できました。

移民政策に前向きではない日本にいると、なかなか身近に感じられない「移民政策」というトピックに触れられる、良い鑑賞体験でした。

画像引用:日経新聞記事「ドーナツの聖地ロサンゼルス 移民が育んだ甘い誘惑」

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移民国家アメリカの歴史 (岩波新書)

※アメリカ合衆国は「移民の国」―誰もが口にするこの国のかたちは、どう形成され、いかに変貌してきたのか。移民を近代のグローバル・ヒストリーのなかに位置づけるとともに、日本や中国などアジア系移民の歴史経験に着目して、アメリカ史をとらえなおす。揺れ動く“いま”を考えるためにも求められる、歴史的視座。【引用:Amazon】

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おすすめの、楽しい「ドーナツ映画」

ドーナツ食は米国における重要文化ということもあり、映画にもよく登場しています。

私のおすすめの「ドーナツ映画」は『恋はデジャ・ブ』

タイムループのドツボにハマった主人公演じるビル・マーレイが、やけくそで大量ドーナツを平らげる姿、いつ見てもいいもんです。

自分がするのは罪悪感でいっぱいになりそうですが、このシーンを見るといつかはやってみたい!と思います。

恋はデ・ジャブ
https://www.facebook.com/thewingscafe/

まとめ

難民から「ドーナツキング」へ、独立への軌跡を描いたドキュメンタリー映画『ドーナツキング』をご紹介しました!

映画とドーナツって実は相性良い…?と、気づいた勘のいいあなたへのおすすめ本です!

《ライター:すどうゆき》 担当記事一覧はこちらへ→

●洋画好きのすどうです。英語が飛び交う環境で働くペーペー社会人。

映画鑑賞で英語上達を画策中。

POPEYE(ポパイ) 2017年 11月号 [映画とドーナツ。] 

※B級でもおいしい、映画とドーナツ。なぜこの2つを並べたかといえば、どちらも好きだから。でもよく考えたら、映画館で食べても音がしないし、肌寒くなると目がいくものだし、どちらもB級でも楽しめるし、けっこう相性がいいんじゃないか?【引用:Amazon】

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