今回は、「大スター」であるブレンダン・フレイザーの代表作を取り上げたいと思います。
ご存じのように、第95アカデミー賞でなんと主演男優賞を手にしたのです!
彼はコーニッシュ芸術大学で演技を学び、多くの映画で活躍しましたが中でも、主演した『ハムナプトラ』シリーズ(99~08)が最も有名です。
しかし、その後のキャリアはスキャンダルや体調不良に悩まされ一気に低迷。
忘れ去られたような存在だったのですが、今回の『ザ・ホエール』で20数年ぶりの復活を果たしたのです。
今記事では、今も語り継がれるブレンダン・フレイザーの大人気作品『ハムナプトラ』のストーリーを紹介したいと思います。
なお、今回の受賞後のインタビューでは、第4作目の可能性は?との質問に、あるのではないかと答えていたそうでこちらも楽しみですね。
(冒頭画像:引用https://www.netflix.com/title/20559714)
歴史を辿ること3000年前、禁断の愛人略奪ストーリー
この映画は「イムホテップ」という大神宮がセティ1世の愛人である「アナクスナムン」と恋に落ちるところから始まります。
時間が経つとともに、セティ1世はアナクスナムンが誰かに触れられたいたことに嫉妬し、なんと3人で会った時にイムホテップの前でアナクスナムンは殺害。
異常に気づいた近衛兵達がやってきますが、イムホテップは彼女を生き返らせることを約束するのです。
この後、イムホテップは大罪を犯したことから、生きたままミイラ化させられるという極刑を受け石棺に封じ込められてしまいます…。
現代:主人公リック、エヴリンと出会うことに…
あれから何千年後のこと。
今作の主人公であり、フランス外人部隊所属のリック(ブレンダン・フレイザー)は苦しい戦いの最中、部下であるベニーにも見放され、1人で砂漠を放浪することになります。
さまよったのが、後になってわかる伝説の「死者の都・ハムナプトラ」だったのです。
そう、あのセティ1世が栄華を極めた後、没落していった都跡でした。
その後リックは敵軍に捕らえられ死刑が確定、カイロ刑務所に服役していたのですが、ハムナプトラの場所を知る人物を探していたカイロ博物館に勤務するイギリス人女性エヴリン(レイチェル・ワイズ)と出会うことに。
また、エヴリンの兄で、ハムナプトラに眠るお宝だけが目当てのジョナサンも合流し3人は一路、ハムナプトラを目指すことに。
彼女はすぐリックにときめいてしまい、二人のラブ・ストーリーも始まります。
●ブレンダン・フレイザー(Brendan Fraser)
誕生日:1968年12月3日生まれ
星座:いて座
身長:190cm
出身;アメリカ」・インディアナ州
▶おすすめの主な代表作品
※紀元前1290年。大司祭イムホテップ(アーノルド・ボスルー)は、王の愛人アナクスナムンと許されぬ恋に落ち、エジプト王家が眠る死者の都ハムナプトラで、生きたままミイラにされる極刑を受ける。時は流れて1926年。エジプト学者のエヴリン(レイチェル・ワイズ)は、元傭兵の冒険家リック・オコーネル(ブレンダン・フレイザー)の案内で、兄のジョナサン(ジョン・ハナ)と共にハムナプトラを探検に訪れる。【引用:Amazon】
”死者の書”を発見、辿り着いた「ハムナプトラ」!
さて、考古学者であるエヴェリンは古代エジプトの言語や歴史に精通しており、とても重宝される存在でした。
好奇心旺盛な彼女は、博物館で禁断の“死者の書”の資料を発見していました。
この書は、イムホテップとアナクスナムンの3000年前の呪われた歴史に関係していたのです。
船でハムナプトラに向かうリック達は、同じ方向を目指すアメリカ人のグループと遭います。
途中で謎の組織から攻撃を受けて船は沈んでしまうのですが、なんとか彼らはハムナプトラに辿り着きます。
そしてついに、エヴリン達は謎の石棺とそこに眠る生乾きの奇妙なミイラを発見。
「読んではいけない」と言われていた死者の書をエヴリンが解読し音読すると、ミイラはなんと叫び声をあげ覚醒したのです。
●レイチェル・ワイズ(Rachel Weisz)
誕生日:1970年3月7日生まれ
星座:うお座
身長:168㎝
出身:イギリス・ロンドン
▶おすすめの代表作品
※シビレル法廷モノです。
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大神宮イムホテップの復活、呪われた歴史が現代に!
覚醒したミイラはあのイムホテップのもので、呪いから復活すると大変なことになると言われていました。
ここから多くの異変が次々と起きることに。
なんとリックの部下のペニーは、悪賢くイムホテップに仕えてしまい、生気が吸われることを免れました。
リックたちは太古よりイムホテップの復活を防いできた集団と協力しあうのですが、その間、なんとイムホテップはアナクスナムンを復活するためにエヴリンを選び連れ去ります。
「アムン・ラーの書」を発見、イムホテップとの戦いは続く
(注意:一部ネタバレあり)
リックたちは再びハムナプトラに向かい、イムホテップを倒す方法が書かれている黄金の書「アムン・ラーの書」を探しに行きます。
ジョナサンは見つけた書の解読を試みるのですが、誤ってミイラ兵隊達を呼び出す呪文を読んだりと混乱は続きます。
こんな状況の中、最後はエヴリンの力を借りてどうにか解読に成功。
ミイラ兵隊たちを味方につけることができ、アナクスナムンはジョナサンの命令によってミイラ衛兵によって再び殺害されます。
それに気づいたイムホテップは狂ったようにリックを狙うのですが、エヴリンがついに封印の呪文を解読しイムホテップの封じ込めに戦うことに…!
■『ハムナプトラ』シリーズ3作品の紹介【管理人・選】
※夫婦となったリック(ブレンダン・フレイザー)とエヴリン(レイチェル・ワイズ)は、息子を連れてエジプトの遺跡を訪れる。二人は、そこで見つけた黄金の腕輪をロンドンの自宅に持ち帰るが、腕輪を狙う盗賊たちが出現。彼らはエヴリンを連れ去るが、肝心の腕輪は息子の腕に残されていた。その頃、世界征服を企むイムホテップ(アーノルド・ヴォスルー)が、再び死者の世界から蘇り…。
※ブレンダン・フレイザーとジェット・リーが共演するアクション満載のアドベンチャー!2000年の呪いが解ける時、冷酷な皇帝(リー)がよみがえり、極悪非道な計画のもと世界征服を目論む。【以上引用:Amazon】
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まとめ:映画ロケ地の紹介
スティーヴン・ソマーズ監督によるアクション・アドベンチャー映画『ハムナプトラ』の第1作目「失われた砂漠の都」の紹介でした。
エンターテイメント要素満載の活劇に仕上げた映画で、第2作『黄金のピラミッド』、第3作『呪われた皇帝の秘宝』へと続きますのでこちらもご覧になっていただきたいです。
さて、今作の映画ロケは、1999年に数週間かけてエジプト及び※モロッコで製作されました。
サハラ砂漠での撮影では、嵐に見舞割れたり、政情不安定であるの環境の中で撮影されたと言われています。
ブレンダン・フレイザーもその時の苦労を語っていますが、多くの困難を乗り越え完成し多大な人気を寄せました。
ロケ地で訪れていただきたい場所の一つとしてまず世界遺産に登録されている「アイト・ベン・ハドゥ」です。こちらの偉大な美しさを官能していただければと思います。
また、「神の国」という意味を持っているモロッコの西部に位置する古都※「マラケシュ」も大人気スポットの一つとなっていて、モロッコの経済地として有名です。
最後に訪れたいのはモロッコ北部にある青い街「シャフシャウエン」(シャウエン)です。
■※モロッコについて【管理人・選】
※素敵なモロッコ雑貨が手に入るマラケシュ、迷路のような街歩きが楽しいフェズ、港町ならではのカオスが魅力的なタンジェ、フォトジェニックな青い街シャウエン、のんびりした海辺の街エッサウィラ、そして砂漠体験を楽しめるモロッコ南東部――。【引用:Amazon】
※「憧れのサハラ砂漠に沈む壮大な夕日を眺める」、「迷宮都市マラケシュやフェズの旧市街で迷い歩き」(中略)砂漠&マラケシュを楽しむよくばりモデルプラン、アイト・ベン・ハドゥ、メルズーガ大砂丘を巡る マラケシュ発2泊3日ツアーに出発!メルヘンチックな青い世界 シャウエンで不思議な町歩き…【引用:Amazon】
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