ロン毛にワイルドなヒゲ、ニヒルな笑顔が似合うこの俳優さんをご存知ですか?
2018年には「世界で最もハンサムな男」にも選ばれた彼は、ジェイソン・モモア。
人気ドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』のカール・ドロゴ役で人気者になり、DCコミックスの『アクアマン』で主演を務めた俳優さんです。
かっこいいヒーローだけでなく、ちょっとアブナイ悪役までこなせるジェイソン・モモアは、コワモテなのに少年のような笑顔を見せるギャップも素敵!
今回は、そんなジェイソン・モモアを特集し、期待の『アクアマン続編』情報、かわいくてお茶目な素顔、悪役作品、ブレイク以前のオススメ作品など、余すことなくご紹介していきます。
(冒頭画像:https://twitter.com/prideofgyypsies)
ジェイソン・モモア:プロフィール
アメリカ・ハワイ州生まれのジェイソン・モモア。
彼の父親はネイティブ・ハワイアンとサモアの血を引いているそう。
生後わずか6ヶ月で母親の出身地・アイオワ州に移住していますが、その後にハワイ大学へ入学しており、ネイティブ・ハワイアンの子孫というルーツに誇りを持っているようです。
ジェイソンのハワイ愛はタトゥーにも表れていて、ネイティブ・ハワイアンの守護神である「サメ」の歯をモチーフにしたデザインなんですよ。
1999年にドラマ『ベイウォッチ』で俳優デビューを果たしたジェイソン。
2018年にはTC Candlerによる「世界で最もハンサムな男」で堂々の1位を獲得!
抜群のスタイルを活かしてモデルとしても活躍していますが、コワモテながらも可愛いらしい一面を持っていることから多くの女性を虜にしている様子。
俳優としては、DCコミックスシリーズの『ジャスティス・リーグ』や『アクアマン』が代表作ですね。
他にも、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のシーズン1では筋骨隆々のドスラク族の長カール・ドロゴを演じて話題に。
セリフが少ない役どころながらも、まるで野獣そのもののような獰猛さを備えた演技を見せてくれました。
話題作の『DUNE/デューン 砂の惑星』にも出演しており、こちらではティモシー・シャラメ演じる選ばれし子・ポールの兄的存在であるダンカン・アイダホ役で登場します。
ダンカンは武術の達人であり、レト公爵(オスカー・アイザック)からの信頼も厚い人格者。
アクアマンからダンカンに至るまで、ジェイソンはたくましい戦士がハマり役ですね。
●ジェイソン・モモア(Jason Momoa)
誕生日:1979年8月1日 生まれ
星座:しし座
身長:193cm
出身:アメリカ・ハワイ州
▶おすすめの代表作品
※数あるスーパー・キャラクターの中で、主に海底を舞台に戦う唯一の存在。特撮も新鮮!
ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(予告編:Amazon) (楽天)
※勢ぞろいした、DCコミックスのスーパー・ヒーロー6人衆を4時間たっぷり堪能!
私生活トリビア、元・義理の娘は旬のあの女優!
私生活では女優のリサ・ボネットと結婚していたジェイソン。
おしどり夫婦として知られていた2人ですが、2022年1月14日に婚姻関係を解消。
ジェイソンが8歳の時にテレビに映る12歳年上のリサに一目惚れしたというロマンチックなエピソードが残っており、ファンにとって離婚は残念なニュースになってしまいました。
そんなジェイソンの元・義理の娘は、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』などに出演する旬の女優ゾーイ・クラヴィッツなんです!
ゾーイはリサと元夫レニー・クラヴィッツとの間の娘。
ジェイソンはゾーイが交際中のチャニング・テイタムと仲良し2ショットをSNSに投稿したりと、義理の娘とはいえ良い関係性を築いているようです。
例えジェイソンがリサと別れても、ゾーイの彼に対する愛は変わらないようで、これからも俳優同士刺激を与え合える仲でいてほしいですね。
見た目から想像できない、茶目っ気たっぷりな素顔!
ジェイソンの愛すべきところは、巨体とコワモテな見た目からは想像できないお茶目さと可愛さがあること!
彼の顔を見てみると、目の上に傷があって、まるで『ライオン・キング』のスカーのようなワイルドさを生み出していますよね。
実はジェイソンは元々「プリティ・ボーイ」、つまりはカワイイ系男子で売っていたんです。
それが2008年頃、バーで喧嘩に巻き込まれ、砕け散ったビールのグラスが当たったことで額を140針も縫う大怪我を負うハメに!
さすがに一度は落ち込んだそうですが、「この傷を悪役に利用できるじゃないか!」と笑い飛ばしたそう。
ポジティブなところが素敵ですし、今や眉毛に入った傷がよりジェイソンの魅力を引き立てていますよね。
トーク・ショーでは子どもからの質問に愛嬌たっぷりに答え、子供や家族想いな一面も伝わってくるジェイソン。
『ジャスティス・リーグ』で共演したスーパーマン役のヘンリー・カヴィルにサプライズを仕掛けたり、アカデミー賞の舞台に全身ピンク姿で現れたりと、素顔は茶目っけたっぷり。
その見た目からは想像できない可愛い一面がジェイソンの魅力と言えます。
続編『アクアマン 失われた王国』!
2019年に公開され、ジェイソン・モモアの代表作となった『アクアマン』。
主人公は海底王国・アトランティスのスーパーヒーロー、アーサー・カリー/アクアマン。
身長193cmもあるジェイソンは、そのたくましい肉体でトライデントを使いこなすアーサーにぴったりの配役です!
前作『アクアマン』では自らの出自を知らずに地上で暮らすアーサーと、人類征服を目論むアトランティスとの戦いが描かれました。
壮大なスケールで描かれる海底バトルアクションは迫力満点でしたが、そんな『アクアマン』のシリーズ2作目が2024年1月に公開。
『アクアマン 失われた王国』と名付けられた続編は、「環境問題を大きく取り上げた作品になる」とのこと。
ちなみにジェイソンは実生活でも「海を愛する男」で、国連環境計画の「水中生命体保護の提唱者」に就任しています。
その活動の一環として、使い捨てプラスチックを減らすためにアルミ製ボトルを使う飲料水販売会社も設立。
海を愛するポリネシア人の子孫というアイデンティティを大切にしながらアクアマンを演じる姿勢が素敵ですよね。
最狂の悪役に挑戦!『ワイスピ/ファイヤーブースト』
ジェイソン・モモアのハマり役は、かっこいいヒーローのアクアマンだけではありません!
大人気カーアクション映画『ワイルド・スピード』でジェイソンが演じたのは、ちょっとアブナイ麻薬王のダンテ・レイエスです。
『ワイスピ』シリーズの記念すべき10作目となる『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』で新悪役として登場したダンテ。
彼はドムファミリーが倒した麻薬王エルナン・レイエスの息子であり、10年もの間ドム(ヴィン・ディーゼル)たちに復讐心を燃やし続けてきた、というキャラクター。
そんなダンテを演じたジェイソンは、これまでシリーズを引っ張ってきたヴィン・ディーゼルやミシェル・ロドリゲスらに見劣りしない、見事なまでに「イッてる」演技をかましてくれました。
猟奇的でありながら、観る者が思わず恋に落ちてしまうユーモア溢れるダンテ。
彼とドムファミリーが繰り広げるノンストップ・アクションをぜひその目でたしかめてください!
魅力が炸裂する、おすすめマイナー主演映画!
『アクアマン』に『DUNE/デューン 砂の惑星』、『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』など、話題作に続々出演しているジェイソン・モモア。
そんな彼の魅力に少しでもハマった人におすすめしたい、ちょっとマイナーな映画をご紹介します!
コナン・ザ・バーバリアン(11)
シュワちゃんこと、アーノルド・シュワルツェネッガーが主演した映画『コナン・ザ・グレート』。
こちらの作品の原作となった小説『英雄コナン』シリーズを再映画化したのが『コナン・ザ・バーバリアン』です。
舞台はさまざまな種族が戦いに明け暮れていた先史時代。
戦士として育てられ、たくましく成長した青年・コナン(ジェイソン・モモア)が、父の仇を討つまでを描いています。
『13日の金曜日』などを手がけたマーカス・ニスペルが監督を務めただけあって、とにかく斬って斬って斬りまくるバイオレンス・アクションが注目ポイント。
若くみずみずしさ溢れるジェイソンが闘争本能剥き出しで戦う姿に、観ている側までアドレナリン前回になりますよ!
ワイルド・ブレイブ(18)
ジェイソンが主演から製作までを務めたアクション映画『ワイルド・ブレイブ』。
製材所を営む、愛情深く穏やかなジョー・ブレイブン(ジェイソン・モモア)。
彼は認知症を患う父(スティーヴン・ラング)がいるのだが、ある日父の小屋を訪れるとそこには麻薬組織の一味が潜んでいて……。
小屋に麻薬を隠されたジョー一家は、麻薬密売人たちと死闘を繰り広げます。
優しさ、強さを感じる家族愛とサバイバル・アクションという組み合わせが、なんともジェイソンらしい1作。
ノンストップで繰り広げられるアクションを楽しみたい人におすすめです。
■ジェイソン・モモア主演:作品情報と動画配信【管理人・選】
まとめ
ワイルドでたくましい戦士役が板についてきたジェイソン・モモアですが、その素顔はお茶目でキュート。
少年のような純粋さや、家族想いの優しい一面も彼の魅力。
今後も話題作への出演が続きそうな予感ですが、まずは、『アクアマン 失われた王国』から!
《ライター:もな》 クリックで担当記事の一覧へ→
ウェス・アンダーソン作品の世界観が大好き!ライターの「もな」です。
映画にどハマりしたのは、小学生の頃に『ロード・オブ・ザ・リング』を観てから。
それからというもの、映画は私の人生にとって欠かせないもので、大学では映画学を専攻しました。
私の書く記事が、誰かと素敵な映画との出会いの場になったら嬉しいです。
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