恐竜パニック映画『ジュラシック・ワールド3』はシリーズ完結へ?人間との共存いかに?

ジュラシック・ワールド,ブライス・ダラス・ハワード
『ジュラシック・ワールド3』https://www.facebook.com/JurassicWorld/

『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』は、恐竜パニック映画の代表作『ジュラシック・ワールド』シリーズの第3作目となります。

(2作目は、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』

もとをただせばルーツは1990年にさかのぼった映画『ジュラシック・パーク』、およびマイケル・クライトンの原作。

 
原作:マイケル・クライトン「ジュラシック・パーク(上)」

おごり高ぶる人間が、バイオテクノロジーなど科学の粋を尽くして蘇らせた恐竜たちを孤島に閉じ込め、壮大なアトラクション・パーク化したのがことの始まりです。

『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』は、第一作目『ジュラシック・パーク』から数えて第6作目。

「大ヒットシリーズついに完結!」とあるが、そもそも今シリーズの背景にあった生命倫理や、進化するテクノロジーへの警鐘など哲学的テーマに果たしてどんな決着をつけてくれたのでしょうか?

30数年にわたるシリーズ展開を振り返りながら、最終的な「人間との共存」を追ってみました。

琥珀の化石から抽出、蚊の腹部にあった恐竜のDNA⁈

ジュラシック・ワールド,蚊
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恐竜が生存していたのは、今から2億数百万年前のジュラ紀白亜紀と呼ばれる時代。

映画タイトルの「ジュラシック」は、ここに由来します。

太古に絶滅したはずの恐竜たちは、なぜ現代に蘇ったのでしょう?

科学的空想とは言い切れない原点は、恐竜の時代以降に生成された「化石=琥珀」から見つかった「蚊」で、その腹部には恐竜から吸った血液が存在していたというのです!

恐竜をはじめとする絶滅種の再生は、特定のDNA配列から遺伝子情報を抽出・複製するといういわゆるクローン化技術の延長線上にあるとのこと。

「すべきかどうか」の倫理観をよそに、「できるかどうか」に挑戦した科学者がいたのです。

失敗を予見した古生物学者、驚愕のテーマ・パーク構想

大富豪ハモンド氏のバックアップと財団の資金力を背景に恐竜のクローン化に成功したのが第一作『ジュラシック・パーク』でした。

コンピューターによって制御された檻などを装備させ、氏はそれらを見世物とする究極のテーマ・パーク化をコスタリカの孤島イスラ・ヌブラル島に実現させたのです。

オープン前に招待されたのは古生物学者のグラント博士(サム・ニール)と、同じく古植物学者のサトラー博士(ローラ・ダーン)

発掘専門だった彼らが実物大で闊歩する恐竜を初めて目にし驚愕したのは言うまでもありません。

パークをオープンさせるハモンド氏は、博物館の模型や図鑑でしか見たことにない世界中の子どもも大人もきっと喜ぶに違いない!と胸を弾ませます。

しかし、二人の学者の胸に去来するのは不安でしかありませんでした。

(実はこの二人と、ヘリで同行した数学者マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)は、今度の新作にレガシー登場します。)


ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(予告編)

「ジュラシック・パーク」の大惨事、恐竜パニック!

ジュラシック・パーク,サム・ニール
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ジュラシック・パーク,サム・ニール
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「ジュラシック・パーク」と命名されたこのテーマパークと、街中の動物園はもとよりサファリパークと呼ばれる自然公園とも徹底的に違うのは囲った相手が恐竜だったこと。

制御できるレベルが違っていました。

ジュラシック・パークIII(予告編)

一旦、生を与えられた恐竜たちは、人間が考える管理とは別に種の保存と拡大しか頭にありません。

結果、起こるべくして起こった「ジュラシック・パーク」の大惨事。

なのに、その後新しく変わった運営者は性懲りもなく新たな構想で「ジュラシック・ワールド」を再び立ち上げたのです。

「ジュラシック・ワールド」、ジャイロスフィアは安全?

ジュラシック。ワールド
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新しい「ジュラシック・ワールド」は、安全性を最優先に設計されたことはいうまでもありません。

運営者はワールド内を安全に周遊する「ジャイロスフィア」という球形の乗り物を開発。

シースルーの強靭ガラスに守られたジャイロスフィアの人気もあってワールドは再び人気を取り戻します。

しかし、恐竜とひと言にいってもおとなしい草食恐竜だけではなかったのです。

新たな遺伝子操作の技術により、科学者は想像を超える破壊力をもった肉食恐竜を生み出していったのです。

『ジュラシック・ワールド』責任者クレアとオーウェンの試練!

ジュラシック・ワールド,ブライス・ダラス・ハワード
左:クレア(ブライス・ダラス・ハワード)https://www.facebook.com/JurassicWorld/

新しい「ジュラシック・ワールド」で頑張るのは、現場運営の責任者クレア(ブライス・ダラス・ハワード)

およそ現場責任者らしからぬエレガントないで立ちで、足元はなんとハイヒールのクレア。

(この格好で、後に最強の恐竜から逃げ惑うことになろうとは夢にも思っていません。)

この時、彼女の最大の悩みは新しく生まれたハイブリッド恐竜「インドミナス・レックス」など、肉食系の新恐竜を本当に制御できるのかどうか。

●ブライス・ダラス・ハワード(Bryce Dallas Howard)

ジュラシック・ワールド,ブライス・ダラス・ハワード
誕生日:1981年3月2日生まれ

星座:うお座

身長:170㎝

出身:アメリカ・カリフォルニア州

▶ブライス・ダラス・ハワードの出演映画一覧

▶おすすめの代表作品『ジュラシック・ワールド』


ジュラシック・ワールド (予告編)

※ハイヒールで逃げ惑う姿がすっかり有名に!


ジュラシック・ワールド/炎の王国(予告編)

ジュラシック・ワールド,インドミナス・レックス
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そしてクレアが協力を求めたのは、恐竜行動の専門家で調教の実績を持つオーウェン(クリス・プラット)でした。

以降、二人は協力して「恐竜パニック」と戦うことに。

オーウェンの力も及ばず、いつしか肉食恐竜に突破されたテーマパークはすでに野放し状態になってしまいます。

逃げ惑うしかないクレアたちの敗走シーンをとくとご覧ください。

●クリス・プラット(Chris Pratt)

誕生日:1979年6月21日生まれ

星座:ふたご座

身長:188㎝

出身:アメリカ・ミネソタ

▶クリス・プラットの出演映画一覧

▶おすすめの代表作品


トゥモロー・ウォー(予告編:Amazon)

※AmazonオリジナルのSF作品。少しひょうきんだが最後はやってくれるクリス・プラットが満喫できます!

参考記事:クリス・プラットの魅力を大解剖、筋肉体型ヒーローへの改造でハリウッドからラブコール!

火山が大噴火する孤島は、続編「炎の王国」へ

ジュラシック・ワールド,炎の王国
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クレアとオーウェンの死闘もむなしく、テーマ・パーク「ジュラシック・ワールド」は跡形もなく消え去ってしまいます。

残ったのは、恐竜が生息するのみとなったイスラ・ヌブラル島。

しかし、その孤島がなんと突如火山噴火に見舞われるという事態に陥ります。

島中に降り注ぐ火山噴火とともに、残された恐竜たちの絶滅が予想されることに。

恐竜保護団体を運営していたクレアは、再びオーウェンに協力をもとめ恐竜たちの救出を決心します。

ジュラシック・ワールド,炎の王国
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野生に生きる恐竜の捕獲がただでさえ難しいのに加え、迫り来る大噴火の中に飛び込むことはスタッフにとってはこれまで以上の試練。

しかも島には、クレアやオーウェンの恐竜保護の目的とは逆に、なんと獰猛な恐竜に目を付け兵器化して売りさばくことを企む連中が先入りしていたのです。

新章の見どころ:クレアは三度目、逃げ切れるか?

ジュラシック・ワールド,ブライス・ダラス・ハワード
『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』https://www.facebook.com/JurassicWorld/

さて、新章『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』は、「終幕へ」とか「完結」という言葉が並びますが、果たしてどうなのでしょう?

見どころのひとつは、ずっと恐竜のことを見守りつつも実際は恐竜と敵対し逃げ続けるクレアが心配です。

しかし、今作では最高に成長したクレアが見られるとのこと。

その理由は、前作から登場する財団の娘メイジー(イザベラ・サーモン)を預かることになったからです。

しかも、メイジーには驚くべき秘密があり、そのことから「恐竜は女性の強さとパワーを理想化したもの」と公言、獰猛さを人間の母親になぞらえているのです。

オーウェン対ヴェロキラプトル、もうひとつの物語

一方、こちらの予告編に見られるのは、娘メイジーが「ブルーに赤ちゃんが?」というシーン。

これは、前作から引き継がれるストーリーで、実はテーマパーク時代に調教師オーウェンが可愛がっていた恐竜ヴェロキラプトルのこと。

恐竜を見世物にしてきたズルい人間の企みとは別に、蘇った恐竜たちは確実に「種を存続」させていたのです。

そのブルーの子どもが、「恐竜狩り」をする連中の餌食となっていくのを久々に再会したオーウェンが見逃すわけがありません。

オーウェンは、「必ず子どもは取り返してあげる!」とブルーと約束したことを告げます。

「恐竜と約束?」と驚いたのは、あの古生物学者グラント博士でした!

大きな課題を背負った、映画『ジュラシック・ワールド』

ジュラシック・ワールド,メイジー
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さて、今作がそう簡単に「完結!」とはならない理由があります。

それは、先に述べた娘メイジーが2作目の『炎の王国』で、なんと「クローン人間」であることが明かされていたのです。

さらには、恐竜をクローン化によって蘇らせ繁殖さえ許してしまった人間たち。

「生命倫理」が次々と破られていく中で、その決着を今作でどうつけようというのでしょうか。

まとめ

イザベラ・サーモン,ジュラシック・ワールド
左から、グラント博士(サム・ニール)メイジー(イザベラ・サーモン)オーウェン(クリス・プラット)https://www.facebook.com/JurassicWorld/

恐竜との共存だけでも重い問題を、なんとこのシリーズは「人間のクローン化」まで問題提起してしまったのです。

映画の顛末が楽しみの半面、そんなに簡単に結末に導いていいものなのでしょうか。

可愛いレイジーが人間クローンでないことを祈りつつ、同じクローンの恐竜にレイジーが愛着を持つというなら、それはまた違う物語でなければならないと思わずにはいられません。


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