
今回は、ハリウッドで活躍するラテン・アメリカ俳優を特集します。
私「もな」が注目しているのは、今ノリにノってるイケメン俳優3人。
名脇役からスタートして大作に引っ張りだこな俳優から、「南米のディカプリオ」の異名を持つ超美少年な俳優も。
そしてDCのスーパーヒーローとして話題沸騰中の俳優までご紹介!
あなたもきっと、魅力的なラテン・アメリカ俳優たちから目が離せなくなるはず……。
(冒頭画像:引用https://twitter.com/ElAngel_jp/)
① アンソニー・ラモス:マーベル参戦決定で大注目

名脇役から、歌もアクションもこなせる主役へ躍進
甘いマスクにチャーミングな笑顔が魅力の、アンソニー・ラモス。
プエルトリコ系にルーツを持つ彼は、舞台俳優として名をあげました。
もともとアンソニーは俳優になることなんて眼中になく、野球選手になるのが夢だったとか。
一方、母親の影響で子供の頃から歌が大好きで、そのことがゆくゆくプロ歌手としてデビューする道へ繋がったそうです。
俳優としてその名が知られたのは、リン=マニュエル・ミランダが手がけたミュージカル『ハミルトン』に出演したのがきっかけ。
映画においては、さまざまなジャンルの作品に挑戦して名脇役として注目を浴びました。
『アリー/スター誕生』では、レディー・ガガ演じるアリーの良き友人で彼女の夢を後押しするラモン役。
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』では、アンソニーのキャラクターがよく表れた兵士役。
大作の中の脇役でありながらも、彼らしい存在感を放って着実に知名度を上げていきました。
そんなアンソニーをスターダムに押し上げたのは、ミュージカル映画『イン・ザ・ハイツ』でしょう。

ノリノリになれるラテン・ナンバーで彩られた本作の中で、祖国に帰ることを夢見る移民の青年・ウスナビを好演しました。
マーベル・スタジオのドラマシリーズ『アイアンハート』への出演も決まっていて、今後幅広い層に愛される俳優になる予感です。
おすすめ作品:『トランスフォーマー/ビースト覚醒』

アンソニーが初めて激しいアクションに挑戦したのが、『トランスフォーマー/ビースト覚醒』。
本作では、オプティマスプライム率いるトランスフォーマーが地球に来たばかりの時代が描かれます。
アンソニー演じるノアは、ある日悪友に誘われてポルシェを盗むことに。
しかし盗んだ車はトランスフォーマー「ミラージュ」で、史上最凶最悪の敵・ユニクロンを倒すための戦いに巻き込まれていく……というストーリー。
ヒーロー映画やアクション大作への出演が初めてだったアンソニーは、過酷な撮影スケジュールに耐えるためにトレーニングをして挑んだとか。
一方で、ミュージカルで培った経験がアクションに生かされる場面も。
ミュージカル映画では歌って踊ってとかなりの体力を必要とされたそうで、『トランスフォーマー』での素晴らしいパフォーマンスにも繋がったそう。
特にクライマックスの壮大なバトルシーンはスリリングな仕上がりになっており、ぜひ大画面で堪能してほしいです!
参考記事:映画『トランスフォーマー/ビースト覚醒』あらすじ、男の子なら胸アツ必至のロボアクション!
● アンソニー・ラモス(Anthony Ramos)
誕生日:1991年11月1日生まれ
星座:さそり座
出身:アメリカ・ニューヨーク州
▶おすすめの代表作品
② ロレンソ・フェロ:ラッパーとしても活躍中の新星

「南米のディカプリオ」と呼ばれる美しさで魅了
アルゼンチン出身の美しすぎる新進俳優、ロレンソ・フェロ。
妖しい魅力を持つ彼はその美しさから、「南米のレオナルド・ディカプリオ」や「ポストティモシー・シャラメ」などと呼ばれています。
2019年に公開された『永遠に僕のもの』で華々しく映画デビュー。
映画プロモーションとして来日した際には、「ポケモン」や「スーパーマリオ」といった日本人のオリジナルな視点が好きだと語りました。
実は来日したのにはもう1つ目的があり、新曲のMV撮影をしたとか。
ロレンソは俳優だけでなく、「Kiddo Toto」という名前でラップシンガーとしても活躍しているんです。

▶Kiddo Toto- Choqué El Auto e Papá :YouTube動画
今後は映画監督にも挑戦してみたいと語っていたロレンソ。
美しき新星がさまざまな分野で才能を開花させてくれることに期待したいですね。
おすすめ作品:『永遠に僕のもの』

アルゼンチンで実際に起きた事件からインスパイアされた、映画『永遠に僕のもの』。
事件を起こしたのは、「黒い天使」と呼ばれた17歳の少年カルロス・ロブレド・プッチ。
彼はわずか数年で12人以上を殺害した殺人鬼であり、その容姿は「まるで青年版マリリン・モンロー」だと言われるほどの美貌だったそうです。
ロレンソが演じたのはカルロスをモデルにした、カルリートスという少年。
幼い頃から他人の物を欲しがる性格だったカルリートスは、やがて窃盗こそ自らの天職だと悟ります。
学校で出会ったラモンという青年にたちまち魅了され、人殺しにまで手を染める中、カルリートスは悪事を重ねても満たされない気持ちがあることに気づき始めて……。
複雑なテーマを取り扱った本作ですが、ロレンソは「自分自身でふるまうこと」を意識して撮影に取り組んだそう。
カルリートスという暗い役どころの中に、「無邪気さ」といった自分との共通点を見つけ出しながら演じ切ったと語っています。
映画デビュー作にして鮮烈な印象を残したロレンソ、これから幅広い役どころに挑戦してほしいです!
●ロレンソ・フェロ(Lorenzo Ferro)
誕生日:1998年11月9日
星座:さそり座
身長:163cm
出身:アルゼンチン・ブエノスアイレス
▶おすすめの代表作品
③ ショロ・マリデュエニャ:初のラテン系ヒーローへ
『コブラ会』で人気爆発!注目の若手俳優に選出
ロサンゼルスで生まれ育ったショロ・マリデュエニャは、メキシコ、キューバ、エクアドルの血を引いています。
まさにラテンの良いとこどり!のおかげか、エキゾチックでハンサムな顔立ちをしていますよね。
ショロが俳優デビューしたのは10歳の時。
主にテレビCMなどで活躍する一方、2012年にドラマ『Parenthood(原題)』に出演し、当時11歳にして演技力の才能を発揮しました。
そんなショロが一躍注目を浴びたのが、映画『ベスト・キッド』の続編ドラマシリーズ『コブラ会』です。

高校2年生にして主要キャラクターであるミゲル役を射止め、2022年には『Teen VOGUE』の「New Hollywood」に選出されました。
「New Hollywood」とはハリウッドの若き実力派俳優を選出する企画で、ショロはファンダム時代を象徴する俳優の1人として評価されたのです。
2023年には自身が主演を務めるDCヒーロー映画『ブルービートル』が公開され、ますます目が離せません。
これからのキャリアに期待が寄せられるショロは、同じDCヒーローを演じたロバート・パティンソンを目標にしていると語っていました。
ショロにとってはバットマンのようなアンチヒーローを演じることが夢なのだそう。
ドラマ『ザ・ボーイズ』のアニメ版スピンオフに声優として出演することも決まり、今後どんな俳優に成長するのか今から楽しみです。
おすすめ作品:『ブルービートル』

初のラテン系スーパーヒーローが活躍する映画『ブルービートル』で、ショロは主役のハイメ・レイエスを演じました。
ハイメはひょんなことから、バイオテクノロジーが残された古代の遺物「スカラベ」を手に入れてしまい、スーパーヒーロー「ブルービートル」となります。
スカラベの力を狙うヴィランが現れる中、ハイメは超ハイテクなアーマースーツを駆使して戦いに挑むことに……。
ショロにとって、「ラティーノのスーパーヒーローになる」というのは大きな意味を持っていたようです。
今までの「ラティーノ」といえば、ギャングやメイド、不法入国者などといったステレオタイプな役どころばかりでした。
しかし自分がスーパーヒーローになることで、「ラティーノ」という偏見の壁を打ち破れると考えたのだといいます。
『ブルービートル』は、アメリカで大ヒット映画『バービー』を破って北米映画週末ランキング1位を獲得するほどの注目ぶりでした。
残念ながら日本では劇場公開されませんでしたが、2023年11月29日からデジタル販売が開始。
ヒーローらしいアクションシーンだけでなく、「リアルな家族愛」もテーマとした本作は、ぜひ多くの人に観てほしい作品です!
●ショロ・マリデュエニャ(Xolo Maridueña)
誕生日:2001年6月9日生まれ
星座:ふたご座
身長:173cm
出身:アメリカ・カリフォルニア州
▶おすすめの代表作品
まとめ:ハリウッドで、さらに輝きを!
気になるラテン・アメリカ俳優は見つかりましたか?
彼らのすごいところは、俳優業以外にも得意分野があったり、目指しているものがあるということ!
ハリウッドで「ラティーノ」として活躍することの意味に真剣に向き合いつつ、前向きにキャリアを切り拓く姿にキュンとしてしまいます。
これからもたくさんのラテン・アメリカ俳優たちがハリウッドで輝きを放ってくれることに期待したいです。
参考記事:今、注目の美人ラテン・アメリカ系女優を特集。中南米にルーツを持つ美しき若手女優たち!
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ウェス・アンダーソン作品の世界観が大好き!ライターの「もな」です。
映画にどハマりしたのは、小学生の頃に『ロード・オブ・ザ・リング』を観てから。
それからというもの、映画は私の人生にとって欠かせないもので、大学では映画学を専攻しました。
私の書く記事が、誰かと素敵な映画との出会いの場になったら嬉しいです。
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