
HOLA!Como estan ustedes?

スペイン語を勉強中の「なんじゅん」です。
さてみなさんはスペイン語と聞くと、やたら「lo」や「que」や言っていて早口だし難しそうというイメージをお持ちだと思います
ですが、案外簡単!なのです。
ちょっとだけ文法がややこしいですが、筆者は英語も昔勉強しておりました身分で感想を申し上げると英語より断然簡単です!
例えば、日本に「LIBLO」という本屋さんがありますよね?
LIBLOはスペイン語で「本」という意味。
また、犬に「ペロ」と名付けている方、それはスペイン語で「犬」(perro)という意味です。
どうですか?少し身近に感じてきませんか?
HOLA!スペインは街も女性も美しい!ラテン系美女に酔いしれろ!ペネロペ・クルス出演映画特集
HOLA!スペイン出身女優ペネロペ・クルス、エミレーツ航空のCMアンバサダーで登場、注目の出演映画
筆者はスペイン文化が大好きなので過去に一度訪れましたが、街並みにノックアウトされてしまいました。
石畳が広がり未だ建設中のガウディの傑作建築サグラダファミリアの存在感。

そしてなんといっても女性が美しい!本当に美人が多い国だと思いました。
強い目力にキリッとした眉毛、自信に満ち溢れた歩き方、身のこなし方。
そんな情熱の国を代表する女優といえば、ペネロペ・クルス!
HOLA!スペインは街も女性も美しい!ラテン系美女に酔いしれろ!ということで、今回はペネロペ・クルスの特集です。
エミレーツ航空のCMに出演、話題のペネロペ・クルス!

2023年後半から頻繁に放映されている※エミレーツ航空のTVCFをご覧になった方も多いのでは?
なんと、あの有名ハリウッド女優のペネロペ・クルスがアンバサダーとして登場しているのです!
【エミレーツ航空公式YouTube:さまざまなシーン毎に20本収録(1本は約15秒)】
いろいろな話題映画に登場し今年49歳(2023年現在)というペネロペ、今も驚きの美貌です!
コメディもシリアスもこなせ、語学も堪能のまさに才色兼備!
今記事では、そんなペネロペ出演映画を特集してみました。
さあ、行ってみましょう!
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Vamos!【=Let`go!】ペネロペ・クルス映画特集!
①『バニラ・スカイ』


夢と現実がごっちゃごちゃになり、二人の女性の間で苦悩するトム・クルーズが見れる本作品。
「彼女の車に乗らなければ」と作中セリフにも出てきますが、本当に「そうだね。」と返したくなる内容の映画です。
その二人の女性を演じているのが、ペネロペ・クルスとキャメロン・ディアス。


ペネロペが演じているソフィアは、最近NYへ来たばかりの純粋無垢で素直で明るいダンサーの女の子。
そこに、金持ちハンサム、愛車はフェラーリのトム様が一目ぼれします。
ですが、トム様はお金持ちゆえの女遊びが激しいタイプで、歌手を目指しているジュリーというセクシー美女をゾッコンにさせておきながら「彼女は遊び」と言い放った事がきっかけで人生は最悪の展開へ。
このジュリーを演じたのがキャメロン・ディアス。


ペネロペとトム・クルーズ、今作で恋仲に!
なかなか怖い内容のこの映画。
どれが現実で何が夢か、誰も信じられなくなる恐怖がじわじわ畳みかけてくるので2時間ちょっと飽きずに鑑賞できます。
筆者はペネロペのちょっと下手な英語の話し方と声のトーンが好きでした。
本作品は『オープン・ユア・アイズ』という題の1977年のスペイン映画をトムがリメイクしたもの。
この作品きっかけでトムとペネロペは恋仲になったとか、いや、なると思います。
だって本当に魅力的ですから・・・。
そして観終わった後に気づきます、この映画は「白雪姫」だということに。
いや、トムが主役だから「逆・白雪姫」ですね。
トム・クルーズらしい作りの映画です。


②『ペイン&グローリー』


アントニオ・バンデラスとペネロペ・クルスというスペイン二大スター出演作です。
脊髄の痛みから自分の価値観や生きる希望を失いかけ廃人のようになっている世界的映画監督サルバドール(アントニオ・バンデラス)。
仲間内からは映画撮れよと言われるものの行動ができずに引きこもり状態になる…。
そんな中、子供時代の自分をよく回想するようになり母(ペネロペ・クルス)のことや、故郷であるバレンシア村を思い出すうちに彼に上映依頼が舞い込む、といったお話。


スペインというだけあってか、舞台になっているお家の内装やインテリア小物すべてがおしゃれ!
なんと、サルバドールの家という設定になっているお家は、この映画の実際の監督ペドロ・アルモドバルの実際のお家だとか。
まさに芸術的すぎて脱帽です。
ペドロ監督の自伝映画、哀愁が漂いせつない気持ちに


ペドロ監督の、映画『ボルベール<帰郷>』(ペネロペ主演)『わたしが生きる、肌』(アントニオ主演)は筆者も大好きです。
監督自身が育ってきた環境を元にし、虐待や家族などをテーマに扱った作品が多くてどの作品も哀愁が漂いせつない気持ちになります。
アントニオもペネロペもよく起用されているのでのでお勧めです。
過去と昔を行き来するお話はごちゃごちゃしていて苦手な方も多いと思いますが、色彩がとにかく良いのでまずはインテリアを見るだけでも価値アリです。
そして、スペイン映画独特の「静けさの中の喜び」や「喜びの中の混沌」を上手に表現しています。
過去の恋愛に一線を引くせつなさが筆者は好きでした。
絵になる母親役、ペネロペの秘めた強さがあふれる


今作では、このお方は洗濯をするシーンでさえも絵になります。
お母ちゃんな感じの役どころなのが、彼女の秘めた強さを引き出しています。
同性愛の映画でもあるのですが、同性愛の描き方がねっとりしておらずどちらかというと世界的に有名になった監督のパーソナルな部分にスポットを当てているので感情移入しちゃいます。
スペイン映画は色彩感覚や人間同士のかかわり方や愛し方、すべてがなんともいえない哀愁が漂い全然悲しくないシーンでも何故か胸が締め付けられます。
秋の夜長に是非観ていただきたい一作品!


③ブロウ


こちらは、ジョニーデップと共演したい!というペネロペの願望が叶った作品。
テーマは「麻薬」。
トム・クルーズ、マット・デイモン、オーランド・ブルーム、マシュー・マコノヒー・・・など数々の名だたるスターと浮名を流した「魔性の美女ペネロペ」ならではの役どころ!
しかし、ペネロペは映画の中でよくブチギレ演技をしております。(情熱的勝気な役どころが多いから?)
本作も気持ちいいくらいにブチギレています。
実在の麻薬ディーラー、※ジョージ・ユングの物語


主人公ユングのお家は所謂アメリカの中流家庭のちょっと上あたり、家庭環境に問題はないのですがママがヒステリックで観ていてちょっと辛いです。
70年代のアメリカのお話なのでファッションがかわいい!
ちょっとダサいんだけど、そこがいい味を出しております。
ユングを演じたジョニー・デップの演技はお見事!どんどん堕ちていくさまは胸が痛くなりました。
特にラストは本当に麻薬で稼ぐなんてしなきゃ、この人良い人生送れただろうなと、しみじみ思わせてくれる哀愁の見せ方。
徹底して役作りをするジョニーならではです。
麻薬映画によくある警察とのドンパチシーンはそんなになく、どちらかというとハートフルな映画と考えていいと思います。
■参考:「ブロウ」おすすめの動画配信・レンタル・本【管理人・選】
※アメリカの80%のコカインを操った男。30代で1億ドルを稼いだ男。(中略)「ユングの登場によりアメリカの歴史はぬりかえられた」と評される、裏社会でアメリカンドリームをつかんだ男のドラマティックな半生を描く、全米ベストセラー・ノンフィクション!【引用:Amazon】
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ペネロペの魔性の微笑、今だけは溺れたい…


さて、本作品のペネロペですが、すっごく細い!
麻薬をしているという役だからでしょうが、病的とただ痩せただけというギリギリなラインのスタイルをしているのがこれまた魅力的です。
魔性の微笑みで誘惑されたら、結末はわかっているけれど今だけはわからなくていいから溺れたい。
そんな願望を沸き立たせてくれる女性、どこにいるのでしょう?
この映画の中にいます。


しかし、楽して稼ごうなんて甘いし、楽して稼いできたからそれしか知らないというのはどうしようもないし、わかっている事ですが辛いものがありました。
「わが子」の存在は世界一。
「お前はパパのハートだ」作中のユングが娘にかける言葉です。
この言葉だけ嘘、裏切りがなくピュアそのものを表していて胸に響きました。
人生転落するも上がるも自分次第。


④『それでも恋するバルセロナ』


アメリカ・スペイン合作映画でウッディ・アレン監督作品。
ウッディ・アレンの映画は淡々としていて(ただ淡々なだけのものもありますが)、ゆっくり旅をしている感覚になります。
婚約中で恋愛慎重派のヴィッキーと、自由恋愛気質のクリスティーナ(スカーレット・ヨハンソン)は休暇でバルセロナを訪問中。
そこでセクシーな画家ファン(ハビエル・バルデム)に出会い、いきなり三人で旅行に行こうと切り出し困るヴィッキーだがクリスティーナは乗り気。


結局、クリスティーナは体調を悪くしてしまいヴィッキー、一人で画家の元へ徐々に惹かれ一夜を共にする。
もちろん画家は、クリスティーナにもちょっかいをかける。
そんな中現れたのは画家の情熱的な美しい元嫁マリア(ペネロペ・クルス)、四角関係はどう結末を迎えるのか・・・?
このセクシーな画家役を演じたハビエル・バルデムは、プライベートでペネロペの旦那様!
つまり、夫婦共演が見れる作品です。
ハビエルもザ・スペイン男性!というホルモンが濃~い感じの俳優さん。
「007スカイホール」にもご出演されていました。
筆者は、スカーレット・ヨハンソンも好きなので観たのですが、ペネロペとスカーレットが並ぶと圧巻されました!


これが女優だよね、という凄みがあります。
特にペネロペの情緒不安定なシーンや喧嘩のシーンは「スペイン女、こわっ」となりました。
ペネロペ・クルスは、本作でアカデミー賞に輝く!


本作品ではやっぱり、アカデミー賞助演女優賞を獲得したペネロペに釘付けです。
タバコの吸い方や仕草、すべてを目で追ってしまいます。
本当の夫婦だからでしょうか?(撮影時は恋人)
とにかくスペイン俳優陣が魅力的。
ウッディアレンはロマンティック・コメディの巨匠で、わかりやすくて少し疲れて何も考えたくない時に最適の映画です。


今作のロケ地はバルセロナなので、旅をしている気分になれます。
ちなみに筆者はサグラダ・ファミリアを訪問した時感動しすぎて泣き崩れた覚えがあります。
「Esta bien?(あんた大丈夫かいな?)」と地元おばさまに声をかけていただきました。
Gracias・・・。
スペインは食べ物も美味しいし、街並みも独特で個性的。
人は、よく笑いよくケンカし、よく食べ歌い、最後に踊れば万事OK!といった具合で陽気です。
まとめ:NOS VEMOS!!!
●ペネロペ・クルス(Penélope Cruz)
InStyle #200 | PENÉLOPE CRUZ (Spanish Edition)
誕生日:1974年4月28日生まれ
星座:おうし座
身長:168㎝
出身:スペイン
▶おすすめの代表作品
いかがでしたでしょうか。
今回はペネロペ・クルス特集でした!
どの映画も「安定の美しさ」と「一時停止するくらいのかわいらしさ」を観ることができます。
最後にスペイン語で、映画は「Pelicula」〔ペリクラ〕と言います。
ちなみに映画館は「Cine」〔シネマのシネと覚えましょう〕
それではまたお会いしましょう!
NOS VEMOS!!!
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元舞台俳優・劇作家・現イラストレーター
中学生の頃から一人映画館をキめていたくらい大の映画好き。好きな映画は「髪結いの亭主」。
ポップコーンはバター多めで。
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