みなさんは観たい映画をどのような基準で選んでいますか。
理由などないという方も、何気なく選んでいるように見えて、自分の深層心理に従っているのかもしれません。
今回は恋愛映画を使って、自分の心の奥にある「恋愛スタイル」を見つける心理テストをしたいと思います。
これから恋愛映画のあらすじを3つ紹介します。
その中で最も気になった作品を1つお選びください。
あなたの「恋愛スタイル」が分かります。
(冒頭映像:引用https://twitter.com/warnerjp/)
1.『クレイジー・リッチ!』
ニューヨークで暮らすレイチェル(コンスタンス・ウー)は、同じアジア系男性のニックと恋愛をしています。
レイチェルはニック(ヘンリー・ゴールディング)の実家のあるシンガポールを訪れることに。
ところが向かう途中、ニックが不動産王の御曹司であることが分かります。
有名一族の独身御曹司であるニックの恋人の座を、世界中のセレブ女性が狙っているのです。
そんなことは何も知らずにシンガポールへと来たレイチェルに、様々な試練が訪れます。
庶民との交際に反対の母親との対立や、元カノの嫌がらせなどを受け、精神的に追い込まれるレイチェル。
レイチェルとニックの二人は、試練を乗り越えるために奮闘します。
2.『カサノバ~最期の恋~』
舞台は18世紀のロンドン。
イタリアの作家のカサノバ(バンサン・ランドン)は、数多くの女性遍歴をもつ遊蕩児として有名でした。
パリからロンドンへやってきたカサノバは、若い娼婦のシャルピオン(ステイシー・マーティン)と出会い、惚れこみます。
様々な手段を使って、彼女を手に入れようするカサノバ。
ところが、シャルピオンは相手に気をもたせつつも自分は心を許さず、カサノバを翻弄します。
そうやって、シャルピオンに挑発されればされるほど、カサノバは彼女の虜になっていきます。
3.『リリーのすべて』
風景画家のアイナー・ヴェイナー(エディ・レッドメイン)は、肖像画家の妻ゲルダ(アリシア・ヴィキャンデル)と充実した結婚生活を送っていました。
アイナーは絵のモデルのための女装をしたことをきっかけに、自分の内にある女性の存在に気づきます。
それ以来、アイナーは「リリー」という女性の人格を作り、毎日を過ごすようになります。
妻のゲルダは夫が女性に変わっていくことに戸惑いを覚えます。
心は女性なのに身体は男性という事実に苦悩するアイナー。
そんな夫を見て「リリー」こそがアイナーの本来の姿であることが分かったゲルダは、夫が女性として生きることを受け入れます。
そして、心身ともに「リリー」となるために性別適合手術を受ける決意をしたアイナーを、ゲルダは献身的に支えます。
解説①:「プラグマ」スタイル
『クレイジー・リッチ!』を選んだあなたの恋愛スタイルは、「プラグマ」スタイルです。
この映画では、御曹司のニックを巡って巻き起こる女性たちの争いが描かれています。
女性たちはニックの内面ではなく、彼の持っている財産や家柄やルックスに魅力を覚え、それを手に入れるために恋愛をしようとしています。
純粋に恋愛を楽しむのではなく、自分の利益のために恋愛を使っているのです。
このような実利的な愛を「プラグマ」といいます。
「プラグマ」スタイルのあなたは、恋愛自体をしたいのではなく、実現したい目的のための手段として恋愛を捉えています。
例えば、金銭的に余裕のある暮らしがしたい、社会的に高い地位につきたい、より良い家庭を築きたいなど、目的を実現するためにメリットのある相手を選ぶ傾向があります。
「プラグマ」スタイルにおすすめなのは、お見合いや結婚相談所や婚活アプリで交際相手を探す方法です。
自分の利益になる条件から恋愛相手を見つけられるため、効率的に理想の相手と出会えます。
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解説②:「マニア」スタイル
『カサノバ~最期の恋~』を選んだあなたの恋愛スタイルは、「マニア」スタイルです。
この映画の主人公のカサノバは、若い娼婦のシャルピオンにのめり込み、手段を択ばずに手に入れようとします。
意中の相手にとことん惚れこみ、独占して自分のものにしたいという欲望が強いといえます。
このような、偏った情愛を「マニア」といいます。
「マニア」スタイルのあなたは、決めた相手にとことん愛情を傾けられる反面、重いと思われがちです。
独占欲も強いため、相手が別の異性と話すだけで不安になり、嫉妬もしやすいです。
「マニア」スタイルにおすすめの恋愛相手は、真面目で堅実な相手です。
自由奔放でモテる相手を選ぶと浮気を疑ってしまい、不安な気持ちになりやすいため、おすすめできません。
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ポスター/スチール写真 A4 パターン1 カサノバ 最期の恋
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解説③:「アガペ」スタイル
『リリーのすべて』を選んだあなたの恋愛スタイルは、「アガペ」スタイルです。
アイナーの妻ゲルダは、夫が女性になることを受け入れ、支えます。
夫が「リリー」という別の存在に変わることは、ゲルダにとって何のメリットもありません。
それによって、結婚が破綻する可能性や、愛情も消える可能性さえあります。
にもかかわらず、夫のことだけを考えてゲルダは行動するのです。
このような、相手に与える無償の愛を「アガぺ」といいます。
「アガぺ」スタイルのあなたは、好きになった相手にはとことん献身的になれる愛情深さをもっています。
その反面、あなたの愛情を利用しようとする相手と出会うと、騙される可能性があります。
交際相手を探すときは、自分の判断だけでなく、信頼のおける友達などに紹介をしてもらうと良いと思います。
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※1930年、世界で初めて性別適合手術に成功したデンマーク人画家と、女性に変容していく夫を理解し、支え続けた妻の実話を基にした至高の愛の物語。【引用:Amazon】
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まとめ:意図せず選んだ映画こそ!
恋愛映画を使って、自分の心の奥にある「恋愛スタイル」を見つける心理テスト。
結果はどうでしたか。
当たっていたという方は、意図せずに自分の恋愛心理に合った映画を、自然と選んで観ているのかもしれません。
▶参考:恋愛映画と恋愛心理(管理人・選)
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こんにちは!ライターの「げん」と申します。
映像が好きで、テレビドラマのプロットなどを書いていました。また、恋愛小説をファッション誌で連載したこともあります。これらの経験をもとに、映画を通して恋愛を学ぶ記事などを書いています。
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