
シャネルCM、凝縮された映像美は映画そのもの
今話題の映画や、マスコミを賑わすヒット作。
そこに好きな俳優が登場しているとなると、なおさら楽しみが増えるのは言うまでもありません。
一方で、映画以外でも女優や俳優の映像を楽しむ方法があるんです。
それは、彼ら彼女たちの知名度と影響力を生かし、広告塔として登場したプロモーション・ビデオや雑誌。
特に、プレタポルテ、香水、宝飾、服飾雑貨といったアイテムで、プレステージの高いブランドはハリウッド女優を起用。
彼女たちはミューズあるいはアンバサダーと呼ばれ、スター性との相乗効果でブランドのハイクオリティを発信しています。
今回取り上げるのは「シャネル」。
《目次:「シャネル」ミューズとなった歴代女優》
■最新ニュース:HoYeon Jung《チョン・ホヨン》
数々のプロモーションビデオに登場した歴代の人気女優、話題俳優を紹介しましょう。
数分のPVだからこそ、映画以上に凝縮された美を見ることができます。
最新注目女優:HoYeon Jung《チョン・ホヨン》

Netflixで配信され、今、注目されているドラマが『イカゲーム』。
韓国発のサバイバル・ドラマの人気シリーズですが、そこに登場する女優が「チョン・ホヨン」です。
Instagram(#hoooooyeony)では、フォロワー数があっという間に2千万人を突破。
女優もさることながら、人気の秘密はハイブランドのトップモデルに起用されていることにもあります。
この画像はキャプションにもあるように、ハイブランド「シャネル」の「N°1 DE CHANEL 」最新ミューズとして登場。
後段で数々の有名ハリウッド女優を紹介しますが、その前に、アジア系韓国出身のモデル兼女優を起用した最新PVを紹介しておきましょう。
シャネルのイメージが新しく大きく広がります。
参考:シャネル「N°1 DE CHANEL」公式ホームページ
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●チョン・ホヨン(HoYeon Jung)



誕生日:1994年6月23日生まれ
星座:かに座
身長:176cm
出身:韓国・ソウル
▶おすすめの代表作品
1.Marion Cotillard
Marion Cotillard《マリオン・コティヤール》
世界有数のプレステージ・ブランド、「シャネル」のミューズはこれまで何人ものハリウッド女優や名優ががつとめてきました。
最初に紹介するのは、シャネル・コスメの新ミューズに抜擢されたランス人女優マリオン・コティヤール。
アカデミー賞はじめ、数々の映画賞の受賞歴をもつ名女優です。
彼女が起用されたアイテムは、シャネルの代名詞ともなった名香「№5」。
「№5」が世に出て100周年(2021年)となるのを機に、YoutubeやInstagramのシャネル公式サイトに発表されました。
映像・楽曲・ダンスで堪能する、一本の短編映画
「月」を舞台にした新しいPVで、月面でダンスを披露するマリオン・コティヤールは一本の映画を観るようです。
(日本語翻訳あり)
バックに流れる楽曲は、ニュージーランドの超人気アーティスト「ロード(Lorde)」の楽曲『ティーム』が使われています。
芳香に酔いそうな映像とマリオン・コティヤールの踊り、そして音楽を楽しんで下さい。
ピュア・ヒロイン(Amazon)
[楽譜] ロード/『ピュア・ヒロイン』 (アルバム曲集):楽天
●マリオン・コティヤール(Marion Cotillard)
誕生日:1975年9月30日生まれ
星座:てんびん座
身長:169㎝
出身:フランス・パリ
▶おすすめの代表作:『マリアンヌ』
ブラッド・ピッド共演。歴史に翻弄されていく女性の哀愁漂う作品です。
2.Margot Robbie
Margot Robbie《マーゴット・ロビー》
次に紹介するのは、ここ数年、ヒット作に登場し続ける注目女優マーゴット・ロビーです。
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』以降、『スーサイド・スクワッド』『スキャンダル』と、話題作への出演が続きますます人気が出てきています。



『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』では、シャロン・テート役で登場。
共演は、レオナルド・デカプリオとブラット・ピットという豪華組み合わせでした。
レオナルド・デカプリオと最初に共演した『ウルフ・オブ・ウォールストリート』では、主人公の華麗な妻役として登場、印象が強かった人も多いはず。
そんな彼女を使ったこのPVは、第90回のアカデミー賞に出席する彼女の直前の衣装づくりをドキュメント風に紹介。
目鼻立ちのハッキリした彼女が持つラグジュアリー感は、シャネル・ブランドにピッタリといえます。
●マーゴット・ロビー(Margot Robbie)
誕生日:1990年7月2日生まれ
星座:かに座
身長:168㎝
出身:オーストラリア
▶おすすめの代表作品
参考記事:『ザ・スーサイド・スクワッド2』前作越え極悪党が集結!ジェームズ・ガン新監督で
※最近作はより過激!
3.Kristen Stewart
Kristen Stewart《クリスティン・スチュワート》



マーゴット・ロビーと並んでシャネル・ミューズとして登場することが多いのが、クリステン・スチュワートです。
人気の代表作品は、『トワイライト』シリーズ。バンパイアと人間の禁断の恋を描いたベストセラー小説が原作。
ロバート・パティンソンとともに、このシリーズでの出演から人気が急上昇。
そんな彼女を起用したのが、最近のシャネルCM。
新しいミューズとして活躍中です。
シャネルのInstagramやFacebookにも多く紹介されているのでぜひ、ご覧ください。
また、最近ではかつて大人気だったTVドラマ『チャーリーズ・エンジェル』のリブート版に登場し、ますます注目される存在に。
そして今、最高の話題作が2022年公開の『スペンサー』です。
「スペンサー」はあのダイアナ妃の旧姓で、映画はチャールズ皇太子との離婚を決意した1991年のクリスマス休暇が舞台。
演じるクリステン・スチュワートの、そっくりなスチール画像が公開されています。



●クリステン・スチュワート(Kristen Stewart)
誕生日:1990年4月9日
身長:165㎝
出身:アメリカ・カリフォルニア州
▶おすすめ代表作:『チャーリーズ・エンジェル』
4.Keira Knightley
Keira Knightley《キーラ・ナイトレイ》
キーラ・ナイトレイがシャネルのミューズとなった歴史は古く、2000代の初めの頃にシャネルの代表アイテムである
香水「ココ・マドモワゼル」から出発。
このPVは、最近のもので変わらぬ繊細かつ小悪魔的な魅力が伝わってきます。
最近はクリステン・スチュワートやマーゴット・ロビーの登場も増えてきているものの、まだまだ健在。
映画での代表作は、文学作品では『プライドと偏見(Pride & Prejudice)』、『つぐない(Atonement)』など。
いずれも、彼女の主演女優賞ノミネート作品です。
人気作品では、なんといってもアクション冒険アドベンチャーの『パイレーツ・オブ・カリビアン(Pirates of the Caribbean)』シリーズ。
体は細身で見るから華奢そうですが、どの作品でも目力があり押出しの強さはシャネルの広告塔にピッタリです。
●キーラ・ナイトレイ(Keira Knightley)
星座:おひつじ座
身長:170㎝
出身:イギリス・ロンドン
▶おすすめ代表作:『はじまりのうた』
5.Nicole Kidman
Nicole Kidman《ニコール・キッドマン》
ニコール・キッドマンは、いまやベテラン大女優です。
彼女が『めぐりあう時間たち』でアカデミー賞主演女優賞を獲得した頃にシャネルのCMに登場。
わずか2分ですが、短編映画を見るようなストーリー性のあるPV。
シャネルの名香「№5」のイメージ広告です。
PVに登場するのは、まさにミューズ(女神)。
当て馬のように登場するイケメン男を、一度はその気にさせますが、最後は満面に笑みを浮かべて捨て去るかのようなシーンが印象的。
最近作も、数々の映画やドラマに出演、『ビッグ・リトル・ライズ』『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』『スキャンダル』など、出演すれば必ず映画賞をかっさらう実力女優です。
●ニコール・キッドマン(Nicole Kidman)
誕生日:1967年6月20日生まれ
星座:ふたご座
身長:180㎝
出身:ハワイ~オーストラリア
▶おすすめ代表作
6.Brad Pitt
Brad Pitt《ブラッド・ピット》
シャネルといえば、多くのターゲットは女性で、女優がミューズとなる場合がほとんど。
しかし、珍しく男性俳優を使ったイメージCMがありました。
ちょうど、前段のマーゴット・ロビーが『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で共演したブラッド・ビット。
CMの公開年は若干以前ですが、今も変わらぬ渋さがあふれ出るCMです。
私の好きな作品では、これも冒頭に紹介したマリオン・コティヤールと共演の『マリアンヌ』や『イングロリアス・バスターズ』『フューリー』など。
最近では、珍しいSFスリラー『アド・アストラ』に出演。
海王星で地球外生命体を探査した後、行方不明となった父親を調査する軍幹部の話です。
いずれも、このCMのように「孤独な戦士」がよく似合う彼にシビれますよ。
●ブラッド・ピット(Brad Pitt)
誕生日:1963年12月18日生まれ
星座:いて座
身長:180㎝
出身:アメリカ・オクラホマ
7.Goes West
シャネルのアメリカ進出~
いかがでしたでしょうか。
こうやって見ると、多くのハリウッド女優や俳優がシャネルの顔となってCMに登場しているのがわかっていただけたのではないでしょう。
紹介した5人以外に、実は、もっとたくさんの女優がシャネルに登場しています。
シャネルの歴史は古く、はじめてフランスから「ガブリエル・シャネル」としてアメリカ進出した時の足がかりは西海岸のハリウッド女優たちだったのです。
最後に紹介する「Inside CHANEL: Gabrielle Chanel Goes West」を見ると、その歴史が一目瞭然です。
《まとめ:「シャネル」ミューズとなった歴代女優》
■最新ニュース:HoYeon Jung《チェン・ホヨン》
by:kazemichimovie(「日本ブログ村」外国映画部会員)
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