今回ご紹介する俳優は、アーロン・テイラー=ジョンソン。
2022年9月公開のブラッド・ピット主演『ブレット・トレイン』に殺し屋「タンジェリン」で出演、ひそかに注目を集めてます。
そして、今後さらに人気を集めること間違いなしの俳優さんです。
実はキャリアは子役時代からスタート、既にいろいろな作品に出演。
主役は少ないですが、“こんなところにアーロン・テイラー=ジョンソン?!”と思いたくなるほど、役のふり幅もさまざまです。
それくらい神出鬼没で、主役を盛り立てる脇役としてピカイチの俳優さんです。
では、具体的な作品とともに、彼の魅力を探っていきましょう。
初々しさがまぶしい!高校生役『キック・アス』(10)
【あらすじ】:YouTube:予告編
アメコミヒーローに憧れる平凡な高校生(アーロン・テイラー=ジョンソン)が自前のスーツに身を包み、街の悪党を倒そうと意気込むところから物語はスタート。
何の能力もトレーニング経験も持たない彼はぶちのめされて、傷だらけになります。
しかし、その勇敢な姿がネット上で話題となり、謎のヒーロー“キックアス”として知れ渡るようになります。
サイドキックの紫髪のヒットガール(クロエ・グレース・モレッツ)と共に、犯罪組織に立ち向かいます。
【注目ポイント】
アーロン・テイラー=ジョンソンを一躍有名にしたのは、こちらの作品と言えるでしょう。
何の特殊能力もない一人の高校生が、(無謀にも)行動を起こすという非常に前向きな作品。
傷だらけの顔もピチピチで美しい、若きアーロン・テイラー=ジョンソンを拝むことができます。
(『キングスマン』シリーズで一躍有名となったマシュー・ヴォーン監督作品で、実は『キングスマン:ファースト・エージェント』にもちょい役で出演しています。)
まさに白馬の王子さま、『アンナ・カレーニナ』(12)
【あらすじ】:YouTube:予告編
19世紀、ロシア。
高官との結婚で世間からは恵まれた生活と見られているものの、現実は真逆の結婚生活に束縛されていたアンナ・カレーニナ(キーラ・ナイトレイ)。
ある日出会った若い将校ヴロンスキーに心を奪われ、後日行われた舞踏会で二人は抑えきれないほど燃え上がっていきます。
【注目ポイント】
切ない恋愛映画を手掛ける監督として彼の右に出る者はいないであろう、ジョー・ライト監督作品。
アーロン・テイラー=ジョンソンは文字通り「白馬の王子さま」である、アンナ・カレーニナの不倫相手役の若い将校として出演。
目が美しすぎる彼に、落ちない者はいないと感じるはずです。
『アンナ・カレーニナ』はロシアの作家トルストイの有名な小説が原作。
映像も舞台のような演出がされており、その工夫も面白い作品となっていますのでとてもオススメです。
原作:レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ「アンナ・カレーニナ」(光文社)
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(15)
【あらすじ】:YouTube:予告編
『アイアンマン』こと、トニー・スタークが開発したAIが暴走。
ウルトロンと呼ばれる暴走AIを搭載したロボットたちが世に放たれ、ソコヴィアという街は崩壊の危機に陥ります。
ソコヴィアではある悪組織の実験基地があり、異常なエネルギーによって特殊の力を得た双子が匿われていました。
アベンジャーズのメンバーは双子の協力を得て、ウルトロンを阻止すべくソコヴィアに終結します。
【注目ポイント】
映画界をにぎわせているMARVEL作品に、アーロン・テイラー=ジョンソンは双子の片割れピエトロ・マキシモフ/クイックシルバー役として出演。
超高速移動というスーパーパワーを持つ有名なキャラクターですが、結末は悲しいものに。
(ここは本編をご確認下さい。)
実はMARVEL作品としては、『スパイダーマン』のスピンオフ『クレイヴン・ザ・ハンター(Kraven the Hunter)』が2023年に公開が控えています。
『ヴェノム』や『モービウス』に続いて、スパイダーマンのヴィラン映画での主演が決まっています。
彼が主演でスクリーンに登場するのはかなり久しく、とても嬉しいです。
楽しみですね。
真夜中の長髪凶悪犯、『ノクターナル・アニマルズ』(16)
【あらすじ】:YouTube:予告編
別れた夫エドワード (ジェイク・ジレンホール)から突然小説が送られてきたスーザン(エイミー・アダムス)。
小説のタイトルは『ノクターナル・アニマルズ』。
その内容は、かつての夫からは想像できないような残虐な内容。
これは別れを切り出したスーザンへの当てつけか、それとも未だ思いを寄せる気持ちを伝えるためか…
衝撃的な小説の中身も織り交ぜながら、スーザンのかき乱される心の内が描かれます。
【注目ポイント】
グッチのファッションデザイナーとしても活躍し、映画監督も務めるという異色の経歴を持つトム・フォード監督作品。
アーロン・テイラー=ジョンソンは、エドワードの小説の中に出てくる残虐な殺人犯レイを演じ、ゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞しました。
これまでの爽やかな青年という印象とは真逆のサイコパス役であり、かなり衝撃的な極悪人です。
屋外トイレのシーンが、強烈に印象に残っています。
落ちぶれた王の側近、『アウトロー・キング 』(18)
【あらすじ】:YouTube:予告編
『アウトロー・キング ~スコットランドの英雄~』(NETFLIX)は、14世紀、イングランドの完全支配下であったスコットランドが舞台。
そのスコットランドの王位継承と名乗りを上げたのは、ロバート・ブルース(クリス・パイン)。
イングランドからの独立を目指し、戦いを挑み勝利をつかみ取るまでの中世歴史映画。
内容は実際の史実に基づいているそうです。
【注目ポイント】
本作品ではクリス・パインが演じるスコットランド王の家臣であるジェームズ・ダグラス卿を、アーロン・テイラー=ジョンソンが務めました。
落ちぶれた猛者らしい、もしゃもしゃなルックスでこれまでにない役どころでした。
作品自体は中世ヨーロッパの雰囲気を存分に感じることができますし、歴史の勉強にもなります。
Netflix オリジナル映画なので、 会員の方はぜひチェックしてみて下さい。
まとめ~新作『ブレット・トレイン』:殺し屋~
いかがだったでしょうか。
アーロン・テイラー=ジョンソンの爽やかな魅力に浸ることができたでしょうか。
さて、新作『ブレット・トレイン』では、伊坂幸太郎原作「マリアビートル」で“蜜柑”と称され、映画では“タンジェリン”役を務めています。
予告からもブラッド・ピット演じる“てんとう虫”と、過激なアクションバトルシーンもあるようです。
本当に楽しみです!
●アーロン・テイラー=ジョーンズ(Aaron Taylor-Johnson)
誕生日:1990年6月13日生まれ
星座:ふたご座
身長184cm
出身:イギリス・イングランド
《ライター:Halle》
暇さえあれば、映画観る!がモットー。
映画が好きになったきっかけは、時間を持て余していた大学時代。
うかつにも数々のシリーズ映画に手を出してしまったのです。
Marvel、DC、スター・ウォーズ、トランスフォーマー、パイレーツ…
今ではすっかり映画が生活の一部になってしまいました。
Twitterでも、気ままに映画・海外ドラマネタでつぶやいています。
良かったら覗いてみて下さい(^^)//
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