映画『ダンケルク』でコリンズ役を演じ、日本でも名が知られるようになったジャック・ロウデン。
共演がきっかけで交際に発展した恋人のシアーシャ・ローナンと一緒にプライベートで来日してファンの間で話題になりました。
今回はイギリスを中心に活躍するジャック・ロウデンのオススメ出演作や新作情報をお届けします!
(冒頭画像:引用https://www.facebook.com/MaryQueenMovie/)
ジャック・ロウデンのプロフィール
1990年生まれのジャック・ロウデンは、スコットランドの郊外で育ちました。
幼いころは弟のカラムとともにバレエを習っていたそうですが、のちに演劇に興味を持ちのめり込みます。
2011年に「ロイヤル・コンセルバトワール・スコットランド」を卒業後は、舞台からキャリアをスタート。
すぐに頭角を現し、2014年には舞台『Ghosts』で※ローレンス・オリヴィエ賞とイアン・チャールソン賞というイギリスで権威のある賞を同時に受賞しています。
2016年にBBCドラマ『戦争と平和』に出演し、一気に名前が知られるようになります。
■※「ローレンス・オリヴィエ賞」とは?【管理人・選】
※未曽有の混迷と分断の中にあっても、いやむしろあるからこそ、(ときにブラックな)ユーモアや笑いをふんだんに盛り込みながら、鋭いまなざしをもって社会を見つめる――これこそイギリス演劇の真骨頂である。本書では、数ある作品のなかからイギリスで演劇に与えられる最高の栄誉とされている…。【引用:Amazon】
そして、2017年の映画『ダンケルク』でイギリス軍のパイロット・コリンズを演じ、日本でも人気イギリス人俳優の仲間入りを果たしました。
2018年に出演した映画『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』で共演したシアーシャ・ローナンと意気投合。
撮影終了した頃から交際しているようで、ジャックのインスタグラムにはたびたびシアーシャの後ろ姿などが載せられています。
今回の来日もシアーシャが一緒で、2人は東京や京都、さらには登山まで日本の文化から自然まで、おおいに楽しんだようです。
●ジャック・ロウデン(Jack Lowden)
誕生日:1990年6月2日生まれ
星座:ふたご座
身長:185 cm
出身:イギリス・イングランド
▶おすすめの作品
ジャック・ロウデンのオススメ作品3選!
『ダンケルク』
クリストファー・ノーラン監督作品の戦争映画です。
第二次世界大戦中の※ダンケルク撤退作戦を描いてあります。
海、空、陸の3つの視点からストーリーが進み、途中で完璧に交差する見事な演出と脚本でアカデミー賞では作品賞など8部門にノミネートされました。
ジャック・ロウデンが演じるのはコリンズという優秀なイギリス軍パイロット。
戦闘機スピットファイアを操縦するシーンはカッコよすぎて必見です。
■参考※歴史に名を残す戦史「ダンケルク」とは?【管理人・選】
ジョシュア レヴィーン (著)ダンケルク (ハーパーBOOKS)
※1940年フランス、ダンケルク港。ナチスドイツの攻撃を受けた30万人の連合国軍兵が、海上への異例の撤退作戦によって劇的に救出
された。9日間の戦闘に加わった陸・海・空の兵士たち、そして民間人にまつわる実話は今や伝説に――W・チャーチルが“奇跡”と評した作戦の全貌を、ベストセラー作家が渾身の筆で描く。【引用:Amazon】
『最悪の選択』
ネットフリックス配信のイギリスのスリラー映画です。
スコットランドを舞台に、狩猟に出かけた2人の男性が予期せぬ出来事に巻き込まれ事態が悪化していく展開となっています。
幼馴染のヴォーン(ジャック・ロウデン)とマーカスは、スコットランド北部の村へ泊りがけの狩猟に行くことになりました。
村に着いた翌日、森で狩猟を楽しんでいたのですが、誤って人を撃ってしまいます。
これをきっかけに、楽しいはずの小旅行の雲行きが怪しくなっていき・・・。
主演の2人のうち、ヴォーンを演じているのがジャック・ロウデンです。
自由自在な演技力はサイコスリラーでも際立っており、見る人を引き込んでいきます。
『ファイティング・ファミリー』
実在するイギリス人プロレスラーのペイジと、その一家を描いた実話に基づく映画です。
イギリス北部のプロレス一家であるナイト家の娘・サラヤがトレーナーに誘われ、WWE(ワールド・レスリング・エンターテイメント)の試合に出るためトライアウトを受けることに。
兄のザックも一緒に受けますが、サラヤだけが合格してしまいます。
仲良し一家で育ったサラヤは、ザックとの渡米を望みますが、ザックに説得され1人で行くことを決心。
リング名をペイジと改め、単身でフロリダへ渡ることに。
サラヤ役をフローレンス・ピューが、そして兄のザック役をジャック・ロウデンが演じています。
ザック役を演じるまでプロレスには全く縁がなかったジャック。
プロレスラーを演じるにあたり、体を大きくする必要がありました。
そのため、ウェイトトレーニングにくわえ、チキンや寿司をたくさん食べて役作りを行なったそうです。
■『ファイティング・ファミリー』【管理人・選】
※少女版『ロッキー』!究極のエンターテイメント“WWEプロレス”に挑んだ熱き家族のリアルサクセスストーリー
実在の破天荒女性プロレスラー“ペイジ”とプロレスに生涯を賭けた熱きプロレス一家の心温まる実話を基にしたストーリー!
田舎出身の少女が逆境から這い上がり頂点をつかむ姿は、まさに少女版『ロッキー』!!
最新作は日本と関わりあり!?『Tornade(原題)』
シアーシャと一緒に日本を楽しんだジャック・ロウデンの次回作は、なんと日本と関わりがあるようです。
その次回作とは『Tornade(原題)』というもので、日本人女性・トルネード役にKoki、そして父親役に平岳大の出演が決定しています。
舞台は1790年代のイギリス。
サムライ人形ショウをして旅しているトルネードという日本人女性とその父親が、シュガーマンとリトルシュガーという男たちが率いる犯罪集団に巻き込まれてしまいます。
トルネードは「新しい生活」のために、集団から金魂を盗む計画を立てることに。
ジャック・ロウデンが演じるのはギャング集団の中心的存在で野心家のリトルシュガーです。
日本のサムライ映画に多くのオマージュを捧げているという話もあるので、ジャックがどんな役作りをしているのかも気になるところです。
もしかすると今回の来日は役作りの面もあるのかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、ジャック・ロウデン出演のオススメ映画を3作ご紹介しました。
映画『ダンケルク』への出演で日本でも一気に知名度が上がりましたが、『Tornade(原題)』が公開されると更に人気が出そうですね。
出演作はどれも良作なので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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高校時代にハマった映画観賞が、いつのまにかライフワークに。
ハリウッド大作からインディペンデント作品まで、ジャンルを問わず見ています。
オタク気質ゆえ、気になる作品はとことん調べてしまいます(笑)
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