就活の対策にはいろいろな項目がありますが、対策の立て方が最も難しいのは「一般常識」「時事問題」などと言われるものです。
なぜ、難しいのでしょうか。
たとえば、就職を希望する企業・団体の個別の「企業研究」や「面接対策」は比較的短期間に行うことができます。
しかし、「一般常識」「社会常識」と言われるものはそういうわけにはいきません。
なぜなら、あまりにもその範囲が広く日々の積み重ねが大きいからです。
今記事では、そんな「一般常識」「時事問題」「社会常識」対策に短期間でしかも、効率的にする方法を紹介しましょう。
世の中の動きを、いつも習慣的にとらえる
就活で言われる「一般常識」とは、いったい何でしょう?
ひとことで言えば、「世の中の動き」「時事問題」を知っているか、理解しているかどうか。
対策としては、今、世間で起こり話題となっていることを習慣的にとらえることに尽きます。
ただ、「一般常識」は極めて広い範囲なので、なにから手を付ければいいのか迷いますよね。
ちなみに、このサイトのテーマである「映画」も「世の中の流行」のひとつかもしれません。
「流行」や「トレンド」に敏感な企業は、面接でも「好きな映画は?」といった質問をして「トレンド感性」を見ようとします。
関連記事:就活面接で「好きな映画は?」、映画鑑賞が趣味の人は必見!必ず聞かれる質問への回答を指南!
周囲にある「マス・メディア」を活用する
もちろん、「一般常識」全般となると、なかなか映画情報だけではカバーしきれません。
しかし、安心して下さい。
世の中の動きを刻々とタイムリーに伝えてくれるものが身近にたくさんあるのです。
それは「マス・メディア」「マスコミ」などと言われるもので、代表的なものはテレビ、情報ネット、新聞・雑誌など。
情報の多さや速度、カバーしている範囲としてはいずれも十分かもしれません。
ジャンルごとにまとまった「専門雑誌」
一方で残念なのは、そういった情報源が「散漫」(バラバラでまとまりがない)なこと。
たとえば就活の頻出する一般常識である、「経済関連常識」について考えてみましょう。
テレビや新聞、情報ネットから集められないことはないですが、いざ対策として使えるものにまとめるとなるとあまりにも時間がかかりすぎます。
そこで注目したいのは、「情報源」のひとつである「マガジン」(デジタル情報・アナログ雑誌の両方を含む)の活用です。
そもそも「マガジン」は、最初からテーマや専門ジャンルがある程度絞られているためテーマに沿った専門雑誌を見ればいいのです。
経済「週刊東洋経済」からファッション「ヴォーグ」まで
たとえば経済関連なら「週刊東洋経済」(東洋経済新報社)、社会一般なら「ニューズウィーク」(ニューズウィーク社)「アエラ/AERA」(朝日新聞社)などがあげられます。
(あくまで一例です。)
最近の「週刊東洋経済」では、「ホンダ・日産 自動車再編時代」「保険異常事態」「不動産マンション新時代」などの特集が組まれています。
「アエラ」では、「トランプ再就任 揺れる世界」「コスパ・タイパ 最強の英語勉強法」といった特集も。
これだけでも、いくつかのキーワードを見つけさらに本文を読むことで「一般常識」がクローズアップされてきます。
ちなみに映画情報なら、「スクリーン」(近代映画社)で「2025年ハリウッドで光を放つキーパーソン」でブレイク俳優や人気作を調べることができます。
また、志望企業によっては、ファッション誌「ヴォーグ」(ヴォーグ・ジャパン)に「次世代トップモデル ルル・テニーが纏うシティルック」特集があり、アパレル企業志望者には最新トレンドとして業界の「一般常識」を得ることができるかもしれません。
尚、雑誌のテーマ例は筆者が情報収集した時点の情報です。
本屋の立ち読む感覚で、片っ端から専門雑誌に目を通せる?
さて、各ジャンルの専門雑誌は、読書が飛びつきそうなテーマをメイン特集をして編集します。
言ってみれば「今」知りたい時事情報、場合によっては少し先のトレンドが凝縮されたものといえます。
ただ、問題なのは本屋で立ち読みでもしない限り、一冊、一冊に拾い読みが難しいこと。
またジャンルごとに雑誌を買ったら、相当な出費になることなど弱点を抱えています。
図書館の雑誌コーナーに入り浸って、片っ端から目を通すという方法もあるかもしれませんね。
(マーキングはちょっと無理かも)
いま流行の、手ごろな「雑誌のサブスク」を利用
ここまで書くと、勘のいい人はもうおわかりになったかもしれませんね。
最近のサブスクリプション(略して「サブスク」…これも一般常識かも?)のひとつです。
「定額支払いで、雑誌〇〇誌以上が読み放題」というのがあります。
トライアルコースでご覧になったらいいかと思いますが、世の中にこんなにたくさんの雑誌があるんだ!
と思える読み放題雑誌のラインナップに驚きです。
目次、見出しの拾い読みだけでも「一般常識」に?
もっとも効率の良い読み方は、一誌のみを熟読するのではなく、たとえば「経済関連」なら先ほど紹介の雑誌など数冊を跨いで読むことをおススメします。
しかも、「読み放題」の特徴を生かし、大見出し・中見出し・などの拾い読み、極端な例だと「目次」を見るだけでも「一般常識」の感性やアンテナ感覚は間違いなく育っていきます。
ファッション誌も、「ヴォーグ」「エル」「ハーパーズバザー」といったように3誌ぐらいを拾い読みしていけば、ほぼ、「ファッション常識」「服飾トレンド」は知らないうちに身に付いてきます。
気になる「定額」ですが、雑誌のサブスクをやっている会社では月平均500~600円です。
いわば、雑誌一冊以下の金額で思う存分「拾い読み」が可能になるわけです。
そして、どの会社も約1か月の無料のお試し期間を含みます。
おすすめの「雑誌定額」(サブスク)メディアは?
ちなみに、「雑誌サブスクの比較サイト」でGoogle検索すればすぐわかりますが、細かい機能と多少金額の違いはあっても「似たり寄ったり」です。
筆者もいろいろ試しましたが、対象雑誌冊数(バックナンバー含む)と料金で最もおすすめなのは「楽天マガジン」でした。
月額572円(税込み)で最安値なのと、先に楽天会員だったので契約が一発でスムーズでした。
「一般常識」「社会常識」を得るのにまったく問題のない対象雑誌冊数は公表10,000冊(2000誌)でトップです。
そもそも、読み切れないのと、仮に読み切ったら「一般常識」どころか「クイズ王」間違いナシ!のレベルです。
映画と雑誌を合わせるなら「U-NEXT」
ところで、ドラマや映画の動画配信を行う会社(VOD)で、雑誌や書籍の定額購読のできるメディア会社があるのでおススメしておきます。
このブログのテーマである「好きな映画」と合わせて「一般常識」を得ることができます。
そもそもの目的が「雑誌」購読で、余分な映画や漫画まで見たくない人にはおすすめできません。
しかし、映画、雑誌、書籍、漫画、ライトノベルまでトータルに揃って2189円(税込み)は結果的に最も安いかもしれません。
ちなみに、「U-NEXT」は映画(洋画・邦画)の配信数とスピードは、まず最大手と言って間違いありません。
(その分、月額料金はちょっと高めです。)
本来の就活の「一般常識」の勉強が、映画やマンガを見過ぎておろそかになっては元も子もありませんが、息抜きと思えばそれもいいかもしれませんね。
まとめ:就活勉強に疲れたら…、内定が決まったら…
いずれにしろ、現在の「サブスク」は必ず一か月間のお試し期間がついています。
(ここだけの話ですが、一か月の無料期間中、集中して雑誌購読に没頭すれば知らないうちに一般常識、時事情報に精通しているかもしれません。)
肩に力を入れずに、「お試し」をぜひ活用することをおススメします。
最後に、就活勉強に疲れたら映画で息抜きもいいし、好きな趣味の雑誌をパラパラ読んで内定決まった後の趣味の夢を膨らませてみては?
※今記事中に紹介した雑誌は、すべて「楽天マガジン」(サブスク)にあります。
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