【映画音楽特集】英語学習におすすめ洋楽7選:曲タイトルや歌詞から学ぶ英語フレーズ

トップガン,トム・クルーズ
『トップガン マーベリック』主演トム・クルーズ

お気に入り映画の話題に花が咲くときはストーリーやキャストだけでなく、映画音楽や主題歌などもハズせませんよね。

英語を勉強する者にとって、映画のセリフだけでなく洋楽を使って英語学習するのはメリットが多いです。

例えば、こんな感じ↓

  ● 知らなかった単語やフレーズの意味が勉強になる

  ● 英語のもつリズミカルで歯切れのいい言い回しが学べる

今回は、英語学習に役立つ洋楽7選から英語フレーズを紹介します。

基礎的な英語を勉強しつつ、洋楽の歌詞を学習のレパートリーにとり入れてみてはいかがでしょうか。

「こんな感じで言えば良いのか」と実際に英会話で使ってみると英語がグッと身近に感じるハズ。

では、見ていきましょう。

話題映画の劇中曲に学ぶ、英語フレーズ7選

1.Hold My Hand :『Top Gun Maverick』

コロナウイルスの影響で2020年以降、低迷が長かったエンタテイメント業界。

そんな折、映画の興行収入No.1となった『トップガン・マーヴェリック』は、元気の源として全国で人気を伸ばし続けています。

レディー・ガガの歌う主題歌「Hold My Hand」は、映画のストーリーだけでなく歌でも楽しませてくれます。

タイトルの意味は、さまざまな困難に直面して困っている人たちの助けになれるように、はげましたり背中を押したりするためのひと言です。

Hold my hand.  わたしの手を握り締めて

映画の主演トム・クルーズは、レディー・ガガについてアメリカの人気番組で絶賛しています。

女優、歌手と勢いの止まらないレディー・ガガ。

「Hold My Hand」も映画音楽のスタンダードとなるでしょう。


トップガン マーヴェリック:オリジナル・サウンドトラック 

She’s an actress, jazz singer, pop singer. I mean her talent is just boundless.

彼女(レディ・ガガは、女優であり、ジャズシンガーであり、ポップシンガーでもあるんだ。

なんていうか、ガガの才能は無限大なんだ。

(引用:トム・クルーズ@“Late Show With James Corden”

参考記事:続編『トップガン マーヴェリック』、トム・クルーズの新戦闘機&ガガの主題曲が熱い!

2.Take On Me

「Take On Me」がヒットしたのは1985年あたりです。https://youtu.be/Zqo6KUKzhsA

しかし、2022年になった今でもダンスミュージックのスタンダードナンバーとして不動の存在と言えるでしょう。

誰が歌っているのかは知らなくとも、曲を聴けばどの世代も「あっ、知ってる!」と響くハズ。

映画『a-ha THE MOVIE は、ノルウェー出身のアーティストA-haのドキュメンタリー映画。

 
A-ha – A-ha: The Movie

メンバー3人の出会いからバンド結成、スーパースターとして君臨した1980年代。

そしてグループ解散までの栄光と苦悩を追ったもので、映画後半では、A-haが再結成して活動をする姿も見られます。

歌を通して生き方を伝えられるのって素晴らしいですよね。

Take On Me の歌詞にあるワンフレーズもそのひとつ。

早口言葉みたいな挑戦しがいのあるフレーズですが、練習して出来るようになると英語のもつリズミカルな言い方が身につきます。

Say after me, it’s no better to be safe than sorry

言ってみて 当たって砕けろってね

Take on me

ぼくを受け入れて


Hits of A-Ha / Headlines & Deadlines 

3.No Time to Die :『007』

コロナ禍で公開が遅れに遅れた007シリーズの最新作。

大ヒットしたのはまだ記憶に新しいところです。

ビリー・アイリッシュの歌う主題歌「No Time To Die / 死んでいる時間などない」は、映画に描かれた切なさを歌で表現しています。

歌詞を読むと、「英語で覚える人生の教訓」のような下りがあって面白い。

愛する相手をどんなに想っても、現実には離ればなれになってしまうことをクールにカッコよく表現しています。

歌詞全部+対訳に興味が湧いてきたら公式サイトがおススメ。

you were my life but the life is far away from fair

あなたはわたしの人生だった でも、人生ってフェアとはほど遠い


ノー・タイム・トゥ・ダイ(ビリー・アイリッシュ)


007ノー・タイムー・トゥー・ダイ(予告編)

4.Something Coming:『West Side Story』

『West Side Story(ウエスト・サイド・ストーリー』は、1960年代にヒットした『ウエスト・サイド物語』をスティーブン・スピルバーグ監督が若い才能を集めて新しい命を吹き込んだミュージカル映画です。

劇中に登場する曲はどれも有名ですが、「Something Coming 」はリズミカルで明るく、希望に満ちたメロディと歌詞は英語を楽しみながら学ぶのにピッタリ!

Could It Be? Yes, It Could

もしかして? いや、きっとそうに違いない

Something Is Coming Something Good

なにか来るぞ、なにか良いことが

If I Can Wait

もしボクが待てるなら


ウエスト・サイド・ストーリー (オリジナル・サウンドトラック)

参考記事:『ウエスト・サイド・ストーリー』英語学習おすすめミュージカル、歌詞も楽しく学べる!

5.You’re My World :『Last Night in Soho』

ホラー映画『ラストナイト・イン・ソーホー』で聴ける「You’re My World(ユア・マイ・ワールド)」は、日本の昭和歌謡曲にも通じるメロディと歌唱力が楽しめます。

洋楽の良いところは英語のリスニングとスピーキングを鍛えられるところ。

映画のようにそっくりそのまま歌うことは難しくとも、口ずさんだり、マネしたりすることで耳もなれてくるし、話すときのフレーズを溜めて置くことにもつながります。

ナイトクラブで熱唱する1960年代に活躍した実在のポップシンガーシラ・ブラック(歌:アニャ・テイラー・ジョイ)の「ユア・マイ・ワールド」は激しい恋の気持ちを熱烈に歌いあげています。

You’re my world you are my night and day

夜も昼もあなたのことでいっぱい

You’re my world you’re every prayer I pray

あなたはわたしの世界 あなたはわたしの祈り

If our love ceases to be

わたしたちの愛に終わりが来るなら

then it’s the end of my world for me

それはこの世の終わりよ


VERY BEST OF(Cilla Black )

ラストナイト・イン・ソーホー(予告編)

参考記事:英語学習をホラー映画『ラストナイト・イン・ソーホー』で、60年代ロンドンが舞台に!

6.Material Girl :『Cinderella』

1980年代にマドンナが大ヒットさせた「マテリアル・ガール」

Amazonプライムのオリジナルムービ『シンデレラ』で、シンデレラの母役イディナ・メンゼルがパンチのあるトーンで見事に歌いあげています!

英語表現として面白いのは、「将来の伴侶はお金がなきゃダメ!」を娘たちに強調するときの英語フレーズ。

将来お金がなくて困るさまを”make my rainy day”を使って表現しています。

「雨の日はどこにも行くことができない」という話をより深刻に例えているわけです。

Only boys who save their pennies make my rainy day.

困ったときに頼れるのは お金を貯めてる男だけ


Cinderella (Soundtrack from the Amazon Original Movie)

参考記事:ミュージカル映画で英語学習をノリノリに!『シンデレラ』Amazonプライムで配信中

7.We’re Are the Champion :『Bohemian Rhapsody』

映画『ボヘミアン・ラプソディ』で熱唱される 「We’re Are the Champion

こちらはクイーンによるオリジナル曲の動画。

ボーカルであるフレディ・マーキュリーは、生前インタビューの中で「人生は思いっきり楽しむべきだ!」とコメントしていました。

We’re Are the Champion は、フレディーそしてクイーンの生き方そのものを歌った作品と言えるでしょう。

スローで繊細な感じのバラードで惹きつけて、「人生を思いどおり生きるには挑戦と戦いが必要だ!」と言わんばかり。

ダイナミックな歌ヂカラで聴くものを惹きこんでいきます。

We are the champion, my friend 俺たちはチャンピンだ、友よ

And we’ll keep on fighting ‘til the end 俺たちはどこまでも戦いつづけるのさ

We are the champion  俺たちはチャンピンだ

We are the champion  俺たちはチャンピン

No time for loser ‘cause we are the champion of the world

しょ気てる暇なんかない だって俺たちは世界のチャンピンだから


グレイテスト・ヒッツ(クイーン)


ボヘミアン・ラプソディ(予告編)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

映画音楽で聴ける洋楽7選から、それぞれの歌詞の英語フレーズを紹介しました。

英語を学ぶきっかけは人それぞれあると思います。

映画のストーリー、セリフ、そして主題歌もそのひとつ。

長く楽しく英語学習を続けていける友のような存在です。

本記事でとり上げた映画や音楽から気になった作品があれば、ぜひチェックして英語学習に役立ててください。

《ライター:kisaragi》 クリックで担当記事一覧へ→

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