早いもので2024年も3月!
米アカデミー賞の月でもあり、私の心はそわそわしています。
日本からは3作品がノミネートされており、その受賞の行方も気になるところです。
『ゴジラ-1.0』→視覚効果賞
『君たちはどう生きるか』→長編アニメーション賞
『PERFECT DAYS』→国際長編映画賞
また、2025年から公開される作品が対象となり、2026年にはキャスティング賞が新設されることも発表されました。
コロナ禍から脱却し、映画業界も盛り上がりをみせていて、嬉しい限りです。
さて、3月公開映画も話題作がたくさんありますので、チェックしていきましょう!
(冒頭画像:引用https://www.facebook.com/dune/)
《目次:2024年3月公開の新作映画》
▶3月1日【金】
▶ARGYLLE
★『ARGYLLE/アーガイル』
主な出演者:ヘンリー・カヴィル、ブライス・ダラス・ハワード、サム・ロックウェル、デュア・リパ他
作家エリー(ブライス・ダラス・ハワード)が出版した大人気スパイ小説「アーガイル」。
実は実在するスパイ活動とぴったり重なっていることが判明。
スパイ組織はエリーのことを予言者と言い、小説の続きを書くようにと大変な立場に置かれてしまいます。
追われるエリーの現実世界と小説の中の世界、二つの世界が同時に映画で描かれるという、おもしろい設定に注目です。
『キック・アス』『キングスマン』で圧倒的な人気を不動のものにしているマシュー・ヴォーン監督の最新作。
華麗なアクションと非常にテンポの良い展開が見所の今作品、キャストも豪華で、“楽しい!!”が予告編からあふれ出ています。
推薦記事(by すどうゆき):スパイ映画『ARGYLLE/アーガイル』マシュー・ヴォーン監督、新次元のスパイアクション作品!
公式ホームページ:https://argylle-movie.jp/
▶3月8日【金】
『アバウト・ライフ 幸せの選択肢』
主な出演者:ダイアン・キートン、リチャード・ギア、スーザン・サランドン、エマ・ロバーツ他
結婚を夢見る女と、思い悩む男。
二人の両親はW不倫、とんでもない顔合わせ…。
それでも自分なりの幸せの形を追い求める、ラブコメディです。
(原題は“Maybe I Do”)
公式ホームページ:https://aboutlife-movie.jp/index.html
『DOGMAN ドッグマン』
主な出演者:ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、犬たち他
あるトラックが警察に止められた。その中にいたのは、たくさんの犬。運転していた女装した男は、少年時代に親から暴力を振るわれ、犬小屋に放り出されたという。犬に支えられて生きてきたこの男-ドッグマン-は、自分がしてきたことを警察に語り始める…
『レオン』で有名なリック・ベンソン監督の、暴力に満ちた哀しい作品が爆誕です。
推薦記事(by Yuuri):リュック・ベッソン監督アクション『DOGMAN ドッグマン』、唯一犬との愛だけで成長した少年!
公式ホームページ:https://klockworx-v.com/dogman/
▶3月15日【金】
『12日の殺人』
主な出演者:バスティアン・ブイヨン、ルーラ・コットン・フラピエ他
フランス映画から。
山間で起きた殺人事件。
容疑者は浮かび上がるも、消えていく。未解決のまま時間だけが過ぎていく…。
“未解決”というのはどこか人を惹きつけるものがあり、捜査員たちはやがて私生活にもその影響を受けていきます。
スリラー要素の強い作品です。
推薦記事(by Yuuri):社会派クライム映画『12日の殺人』あらすじと見どころ、作品の背景にあるフランス社会問題とは?
公式ホームページ:https://12th-movie.com/#
▶Dune: Part Two
★『DUNE 砂の惑星 PART2』
主な出演者:ティモシー・シャラメ、ゼンデイヤ、レベッカ・ファーガソン、オースティン・バトラー、レア・セドゥ、フローレンス・ピュー、ハビエル・バルデム他
“DUNE 砂の惑星”、別の名を“アラキス”。
そこは砂漠に覆われた荒れ地…しかし権力者たちは“その地を制する者は全宇宙を制する”とされ、争いの場となっていた…。
1作目では、主人公ポールの一家であるアトレイデス家がデューンに移り住み、敵対するハルコンネン家の陰謀により一家滅亡に追い込まれる…という辺りで幕を閉じました。
2作目となる本作では、ついに王家も登場し、ポールの運命が大きく揺れ動く様が描かれます。
傑作SF小説ながら映像化すると理解が追い付かないという、不思議な作品。
非常に難しいところをPART 2ではどのように着地するのか?楽しみです!
推薦記事(by Ayaka):『Dune/デューン 砂の惑星』続編、追加キャスト&公開日は?ティモシーが撮影終了報告!
公式ホームページ:https://wwws.warnerbros.co.jp/dune-movie/
▶3月22日【金】
『コール・ジェーン-女性たちの秘密の電話-』
主な出演者:エリザベス・バンクス、シガニー・ウィーバー他
主婦として生活していたジョイ(エリザベス・バンクス)は、二人目の妊娠によって心臓の病気が悪化してしまいます。
治療法は妊娠をやめることと主治医に言われるも、時は1960年代。
人工妊娠中絶が違法であった時代です。
そんな中「ジェーン」という団体の張り紙を見つけ、彼女自身も安全な中絶手術を支持する団体の一員となっていく…
中絶は違法であるとする動きもみられる中で、なぜアメリカではこのような議論が盛んに行われているのか?
根底の部分を知ることができる作品になりそうです。
公式ホームページ:https://call-jane.jp/
▶3月29日【金】
▶Oppenheimer
★『オッペンハイマー』
主な出演者:キリアン・マーフィー、エミリー・ブラント、ロバート・ダウニー・Jr、マット・デイモン他
第二次世界大戦下、ナチスなどアメリカに敵対する国で原子爆弾開発が進んでいることに対抗するために立ち上がったのが「マンハッタン計画」。
その科学部門リーダーに立ったのが、J・ロバート・オッペンハイマー。
「原爆の父」とも呼ばれ核兵器の開発に成功するも、戦争で実際に使用され、その大きな破壊をもたらしたことに心を病んでいく姿が描かれます。
先日行われたゴールデングローブ賞で5部門受賞、3月に行われる米アカデミー賞にも最多13部門ノミネートされている、巨匠クリストファー・ノーラン監督の最新作。
アメリカでは『バービー』と同時期の2023年7月に公開され、話題にもなりました。
原爆を扱っていることもあり、日本での公開は長く沈黙の状態でしたが、ついに2024年3月29日に公開。
日本人として受け止めることは、非常に心痛ましいかもしれません。
彼が何を思い、戦時下で開発を行ったのか、映画を通じて知ることができるかもしれません。
推薦記事(by サヤヲ):”原爆の父”『オッペンハイマー』、C・ノーラン監督がピューリッツァー賞原作を圧巻の映画化!
公式ホームページ:https://www.oppenheimermovie.jp/#
『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』
主な出演者:マッケナ・グレイス、フィン・ウルフハード、ローガン・キム、ポール・ラッド他
新生ゴーストバスターズの第2弾。
今回は真夏のアメリカ東海岸に、氷結をもたらす最強ゴースト、“デス・チル”がやってきた!
前作からお馴染みのキッズたちに加えて、新たな(あるいはかつての?)メンバーもゴーストバスターズに?!
ゴーストバスターズ・シリーズはコメディ色が強かったものの、新ゴーストバスターズからミステリー要素がぐっと強くなっています。
今回は若い力と、ベテランの力が合わさって最強ゴーストに立ち向かう様子が楽しめそうです。
公式ホームページ:https://www.ghostbusters.jp/
まとめ
いかがだったでしょうか。ぜひ映画館に足を運んでみて下さい!
《ライター:Halle》
暇さえあれば、映画観る!がモットー。
映画が好きになったきっかけは、時間を持て余していた大学時代。
うかつにも数々のシリーズ映画に手を出してしまったのです。
Marvel、DC、スター・ウォーズ、トランスフォーマー、パイレーツ…
今ではすっかり映画が生活の一部になってしまいました。
Twitterでも、気ままに映画・海外ドラマネタでつぶやいています。
良かったら覗いてみて下さい(^^)//
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