ピックアップ!男優5人、代表作とぜひ観てほしい作品
《男優》
1.Jamie Dornan
ジェイミー・ドーナン、元モデルのイケメン俳優
誕生日:1982年5月1日生まれ
元モデルのイケメンで、特に最近は続けて話題作に登場しています。
前述のソフィア・コッポラ監督の『マリー・アントワネット』を皮切りに、官能映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』などで有名に。
特に、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』はダコタ・ジョンソンとのあからさまな性描写が話題になりました。
また、BBCテレビの人気ドラマシリーズ『THE FALL 警視ステラ・ギブソン』では、X-ファイルのジリアン・アンダーソンと共演。
なかなかシビれるドラマです。
シリーズの長いドラマだっただけに、異常な連続殺人犯のイメージが固定したかもしれないですね。
でも、『プライベート・ウォー』では、実在の女性戦場記者メリー・コルヴィンに寄り添うカメラマン役で登場し、イメージチェンジに成功。
最初は、記者を裏切らないか心配でしたが大丈夫でした!
映画自体は、世界の紛争地帯に勇猛果敢に挑戦し続けた戦場記者の実話映画で、見ごたえのあるものでぜひおススメです。
そして最近作では、なんといってもアカデミー賞7部門ノミネートの『ベルファスト』!
「ベルファスト」とはイギリス北アイルランドの首府ですが、1969年の暗い時代にスポットが当たっています。
ジェイミー・ドーナンもアイルランド出身で、離散家族の「パパ」として登場。
歴史に翻弄されながらも明るく生きていく一家の心温まる作品です。
参考記事:『ベルファスト』の歴史背景とあらすじ。北アイルランド出身ブラナー監督の望郷の思いが…
●ジェイミー・ドーナン(Jamie Dornan)
誕生日:1982年5月1日生まれ
星座:おうし座
身長:178㎝
出身:アイルランド
▶おすすめの代表作
※ダコタ・ジョンソンとともに、どちらも新人に近い俳優が出演。話題を呼んだ官能映画です。
※戦場記者の伝記映画。ロザムンド・パイクと共演しました。
2.Cillian Murphy
キリアン・マーフィー、『ハイドリヒを撃て!』で注目!
誕生日:1976年5月25日生まれ
キリアン・マーフィーが主演の『ハイドリヒを撃て!』は、副題が「ナチの野獣暗殺作戦」。
画像にある原題『ANTHROPOID』(類人猿)は、第二次世界大戦中の有名な、ナチスドイツ将校「ハイドリヒ」暗殺作戦名から来ています。
キリアン・マーフィーは、この作戦を実行したチェコ人、ヨゼフ・ガプチークを演じます。
祖国を占領し支配する「野獣」に一矢報いるまでの手に汗握るストーリーは、一見の価値ある作品です。
決死の思いで作戦を実行したもう一人の仲間ヤン・クビシュを演じるのは、なんと先に紹介したジェイミー・ドーナン。
二人の死を賭して最後まで戦う映像が、いつまでも脳裏に残る素晴らしい作品です。
この作品でもそうですが、キリアン・マーフィーの特徴はそのクールな渋さ。
こちらは、ロシアの女スパイを捕らえCIAに寝返りを打たせるというシビアな捜査官役で登場するスパイ映画『ANNA/アナ』。
そして最近作では、『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』が印象深いのではないでしょうか。
「音を立てたら即死!」のエイリアンから逃げ惑う主人公の女性イヴリンとともに戦います。
参考記事:『クワイエット・プレイス パートⅡ』前作の謎が判明!「破られた沈黙」
そして、2023年には『オッペンハイマー』に登場!
オッペンハイマーってどこかで聞いた名前ですよね。
そう、人類がまさか自らを滅ぼそうとして生み出したのではと思いたくもなる、あの「原子爆弾」を世に送り出した張本人。
なんともニヒルなたたずまいのキリアン・マーフィーは、いったい何を語ってくれるのでしょうか。
●キリアン・マーフィー(Cillian Murphy)
誕生日:1976年5月25日(ふたご座)
身長:175㎝
出身:アイルランド
▶おすすめの代表作品
※KGB所属の主人公ANNAをCIAに引き抜こうとするカッコいいエージェント!
3.Domhnall Gleeson
ドーナル・グリーソン、『ピーターラビット』愛されキャラ
誕生日:1983年5月12日
ドーナル・グリーソンほど、演じるキャラクターで幅の広い俳優はいないかもしれません。
しかも、どのキャラもピッタリハマっていて、なぜかコミカルに処理されてしまうところが愛される理由でしょうか。
その典型が、『スターウォーズ』シリーズの意外な人気者、ハックス将軍。
レジスタンスの敵でありながら、どこか泥くさくてマジメなイメージは、ラブロマンス『アバウトタイム』でも見られる傾向ですね。
『ピーターラビット』では、ラビットたちから徹底して嫌われるのですが、ちょっとどこか肩を持ってあげたくなるようなところも。
続編『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』では、なんとラビットたちが信頼を寄せるビアと結婚してしまったのです!
●ドーナル・グリーソン(Domhnall Gleeson)
誕生日:1983年5月12日生まれ生まれ
星座:おうし座
身長:185㎝
出身:アイルランド
▶おすすめの代表作品
※脇役ですが、同じアイルランド出身のシアーシャ・ローナンと故郷を描きます。
4.Colin Farrell
コリン・ファレル、新境地『イニシェリン島の精霊』
コリン・ファレルは、かつて雑誌Peopleの「最も美しい男50人」に選ばれるなど、シブさ全開のイケメン男優です。
その渋さが持ち味と思っていたら、なんとも不思議な映画に登場!
アカデミー賞でも話題となったのが『イニシェリン島の精霊』で、映画評の「考察」では、それぞれ捉え方の別れる作品の主人公を演じています。
参考記事:『イニシェリン島の精霊』を考察。難解で評価が分かれる映画、実はシンプルなメッセージが!
これまでバイプレイヤー出演が多いのですが、やっぱりアクション主演映画『トータル・リコール』はおすすめ。
かつてアーノルド・シュワルツェネッガーが演じた伝説のSF映画のリメイク版です。
あの濃すぎる顔でのアクションはなかなかの見どころですよ。
また、前述のソフィア・コッポラ監督の『The Beguiled ビガイルド 欲望のめざめ』にも出演。
なんと、女ばかりの館に紛れ込んだ男一人の役どころ。ちょっと見ものです。
最近作では、ジェシカ・チャステインと共演したスパイ・アクション映画『AVA/エヴァ』が話題です。
予告編に登場する、暗殺者エヴァを消そうとするコリン・ファレルとの壮絶なアクションは見もの!
●コリン・ファレル(Colin Farrell)
誕生日:1976年5月31日生まれ
星座:ふたご座
身長:178㎝
出身:アイルランド
▶おすすめの代表作品
※1990年のリメイク版だが、新たなキャストで新鮮な伝説のSF映画です。
5.Clint Eastwood
クリント・イーストウッド、監督兼俳優の超一流映画人!
誕生日:1930年5月31日(ふたご座)
さあ、最後の紹介は、クリント・イーストウッドです!
誕生年を見て、きっと驚かれたのではないでしょうか。
この年齢で、監督と俳優の両方を見事にこなせる超一流の映画人ではないでしょうか。
最近の監督ヒット作品『リチャード・ジュエル』や『運び屋』は、90歳近くになっての作品です。
俳優としても登場した『運び屋』の実在モデル、主人公のアールは80歳代。
演じるクリント・イーストウッドとほぼ同年なので、本人と重ね合わせて見てしまいます。
映画のエンドロール曲が、トビー・キースの「Don’t let the old man in」。
本人を激励するかのように、「老いを迎え入れるな」と切々と歌い上げます。
そして、さらに2022年になって公開された感動作品が『クライ・マッチョ』!
もちろん、主演兼監督作品で詳しくはぜひ、こちらをご覧ください。
参考記事:『クライ・マッチョ』の意味とあらすじ見どころ、C.イーストウッドの集大成映画!
●クリント・イーストウッド(Clint Eastwood)
誕生日:1930年5月31日生まれ
星座:ふたご座
身長:193㎝
出身:アメリカ・カリフォルニア州
▶おすすめの代表監督作品
※監督作品。スナイパーのカッコ良さと悲哀があふれています。
※監督と主演。イーストウッド自身の人生と主人公を被らせているようでたまりません。トビー・キースの音楽も最高!
《誕生日:年間リスト》
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