2023年3月に公開される洋画をご紹介します。
3月13日には米アカデミー賞の授賞式が行われます。
年に1度の楽しみなイベントです。
ノミネート作品に限らず、3月もたくさんの面白そうな作品が公開されますので、ぜひチェックしていきましょう。
(冒頭画像:引用https://twitter.com/eeaaojp/)
《目次:2023年3月公開の新作映画》
- 3月3日 【金】~『フェイブルマンズ』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』『エッフェル塔~創造者の愛~』『ブラックライト』『マジック・マイク ラストダンス』
- 3月10日【金】~『ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson’s Bar & Grill』『オットーという男』
- 3月17日【金】~『シャザム!~神々の怒り~』『コンペティション』『The Son/息子』『メグレと若い女の死』
- 3月24日【金】~『マッシブ・タレント』『シング・フォー・ミー、ライル』
- 3月31日【金】~『生きる LIVING』『ダンジョンズ&ドラゴン/アウトローたちの誇り』『エスター ファースト・キル』
参考記事:2023年公開予定のおすすめ新作洋画、厳選20作品の見どころ一挙紹介!【公開日:注意】
▶3月3日【金】~公開
『フェイブルマンズ』
主な出演:ミシェル・ウィリアムズ、ポール・ダノ、セス・ローゲン他。
映画界の巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督の半生を自ら描いた作品。
2023年米アカデミー賞の作品賞、監督賞(スティーヴン・スピルバーグ)など7部門でノミネート中。
本年度トップクラスの面白さが期待されています。
詳細記事(by Ayaka):スティーヴン・スピルバーグが贈る半自伝映画『フェイブルマンズ』、あらすじ&キャスト!
▼Everything Everywhere All at Once
★『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
主な出演:ミシェル・ヨー、ステファニー・スー、キー・ホイ・クァン他
映画業界に鋭い作品を数多く輩出しているスタジオA24史上、最高興行収入を記録している本作品。
マルチバースを行き来する、スリリングな映像に期待が高まります。
日本のアニメにも影響されたとの事で、随所に様々なオマージュがみられるかもしれません。
こちらも2023年米アカデミー賞の作品賞など、計10部門11ノミネート中で、面白さには公開前から拍が付いています。
実は当初の主演はジャッキー・チェーンが予定されていたものが、ミシェル・ヨーに変更されたとの裏話も。
『エッフェル塔~創造者の愛~』
主な出演者:ロマン・デュリス、エマ・マッキー他
エッフェル塔を設計した建築家ギュスターヴ・エッフェルの半生を描いた物語。
彼の忘れられない女性役に『ナイル殺人事件』やNetflixオリジナルドラマ『セックス・エデュケーション』でブレイク中のエマ・マッキーが配役されています。
原作「エッフェル塔~創造者の愛」(ハヤカワ文庫)二コラ・デスティエンヌ・ドルヴ (著)
『ブラックライト』
主な出演者:リーアム・ニーソン他
FBIの影として任務をこなすも、国家の陰謀に巻き込まれていく、クライムアクション映画。
今回もリーアム・ニーソンの華麗なアクションが期待できそうです。
『マジック・マイク ラストダンス』
主な出演: チャニング・テイタム、サルマ・ハエック他。
『エリン・ブロコビッチ』や『オーシャンズ11』シリーズの監督で知られるスティーヴン・ソダーバーグ監督の最新作。
『マジック・マイク』としては3作目となる本作。
主演チャニング・テイタムが放つダンスシーンは過去作同様に期待が高まります。
▶3月10日【金】~公開
『ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson’s Bar & Grill』
主な出演:オードラ・マクドナルド 他
1959年のフィラデルフィア。
ジャズ界の伝説的歌手ビリー・ホリデイの晩年のステージを描いた作品。
ブロードウェイの大スター、オードラ・マクドナルドがビリー・ホリデイに扮し、数々の名曲を披露した公演を映像化。
トニー賞演劇主演女優賞を受賞しました。
『オットーという男』
主な出演:トム・ハンクス、マヌエル・ガルシア=ルルフォ他。
原作はスウェーデンの小説『幸せなひとりぼっち』。
スウェーデン映画でご存じの方もいらっしゃるかもしれませんね。
トム・ハンクスが孤独なおじさん役を演じます。
※妻を少し前に亡くし、仕事も早期退職を勧告され、孤独に暮らす59歳のオーヴェ。近所に越してきた明るいイラン人女性パルヴァネやにぎやかなその一家と衝突をくりかえすうちに、少しずつ彼の人生が明らかになっていく……。 スウェーデンで80万部、全世界で250万部突破。全世界で笑いと涙を生んだ名作が待望の邦訳。【引用:Amazon】
▶3月17日【金】~公開
▼Shazam! Fury of the Gods
★『シャザム!~神々の怒り~』
主な出演: ザッカリー・リーヴァイ、アッシャー・エンジェル、レイチェル・ゼグラー他。
『ブラックアダム』に次ぐDCコミック映画。今回は2作目。
ビリーによって養子家族の兄弟たちそれぞれに力が授かり、見た目は大人、中身は子供なヒーローとして再登場します。
1作目から約4年の歳月が経ち、演じた子役たちの成長した姿も楽しみです。
スティーヴン・スピルバーグ版『ウエスト・サイド・ストーリー』でヒロインに抜擢されたレイチェル・ゼグラーも参戦。
いったいどんな戦いになるのか?
他のDCキャラクターとの関係に進展はあるのか?などなど、
目が離せないヒーロー映画です。
『コンペティション』
主な出演:ペネロペ・クルス、アントニオ・バンデラス、オスカル・マルティネス他。
スペイン映画から。
ある大富豪が伝説に残るような傑作映画を作りたいとの事で、くせ者ばかりの映画製作陣が集結。
まとまりが見えない中、コンペに勝てるような作品は生まれるのか?
ペネロペ・クルス参考記事:巨匠ペドロ・アルモドバル監督『パラレル・マザーズ』、伝えたい愛のかたちとスペイン内戦とは
『The Son/息子』
主な出演:ヒュー・ジャックマン、ローラ・ダーン、バネッサ・カービー他。
ヒュー・ジャックマン主演。父子の心の距離を描いた作品。
監督は『ファーザー』で映画界に鮮烈な印象を与えたフロリアン・ゼレール。
重たくも重要なテーマを秘めるヒューマンドラマです。
ヒュー・ジャックマンと言えば:実話を基にした名作!『グレイテスト・ショーマン』あらすじ&実在人物バーナムなども紹介
『メグレと若い女の死』
主な出演:ジェラール・ドパルデュー、メラニー・ベルニエ、オーロール・クレマン他。
フランス映画から。
世界的な推理小説のベストセラー「メグレ警視シリーズ」が原作。
若い女性の死の真相を追いかけるメグレ警視が完全映像化。
原作も映画も気になります。
※真夜中のパリで見つかった奇妙な女性の死体。司法警察局のメグレは事件の捜査にあたるが……人間心理を追求する不朽の名作がついに新訳(Amazonベストセラー1位)【引用:Amazon】
▶3月24日【金】~公開
『マッシブ・タレント』
主な出演:ニコラス・ケイジ、ペドロ・パスカル、シャロン・ホーガン他。
ニコラス・ケイジがニック・ケイジを演じる、まさかの作品がついに日本上陸。
彼の大ファンという怪しい大富豪が現れ、スパイを依頼されたニック・ケイジが一世一代のミッションに挑む、ハチャメチャな作品。
これだけは言えるはず!
「ニコラス・ケイジに外れなし!」
ニコラス・ケイジおすすめ記事:ニコラス・ケイジが激ヤバ!『レンフィールド(Renfield)』の初ドラキュラ役に賭ける!
『シング・フォー・ミー、ライル』
主な出演:ハビエル・バルデム、コンスタンス・ウー、ショーン・メンデス(声)他。
歌うワニ?!という奇想天外な設定から、心にしみわたるストーリーが生まれる本作品。
原作は絵本「ワニのライル」。
されど侮るなかれ、ワニのライル役を務めたのは世界的歌手ショーン・メンデス。
楽曲は『ラ・ラ・ランド』や『グレイテスト・ショーマン』を手掛けたベンジ・パセックとジャスティン・ポールが担当。
新たなミュージカル映画の誕生です。
原作: ワニのライルがやってきた(著バーナード・ウェーバー)
▶3月31日【金】~公開
▼Living
★『生きる LIVING』
主な出演:ビル・ナイ、エイミー・ルー・ウッド、アレックス・シャープ他。
黒澤明監督『生きる』のイギリス版リメイク。
脚本はノーベル文学賞受賞者の作家カズオ・イシグロが手掛けています。
主演は2023年度米アカデミー賞の主演男優賞にノミネート中のビル・ナイ。
※胃がんに冒されている事を知り、死に直面した公務員の生きざまを通して、人間の真の生き甲斐を問いかける感動作。主人公を演じた志村喬は、鬼気迫る演技で名優としての地位を確立。夜明けの公園のブランコに乗って「ゴンドラの唄」を口ずさむシーンは、多くの人に感銘を与えた。ベルリン映画祭銀熊賞を受賞。【引用:Amazon】
『ダンジョンズ&ドラゴン/アウトローたちの誇り』
主な出演:クリス・パイン、ミシェル・ロドリゲス、ヒュー・グラント他。
コメディファンタジー映画が爆誕。
盗賊、戦士、魔法使い…など様々なキャラクターが悪の陰謀に対峙していく、いかにもRPGのような設定。
クリス・パインやヒュー・グラントなどキャスティングが意外に豪華なのも注目です。
『エスター ファースト・キル』
主な出演:イザベル・ファーマン、ジュリア・スタイルズ他
2009年の『エスター』の前日譚を描く作品。
1作目ではエスターにより悲劇に見舞われたコールマン家でしたが、実はその前に一度養子に出されていたエスター。
1作目でも少し触れられていましたが、その時代の出来事がテーマになっています。
1作目から11年という年月が経っていますが、エスター役のイザベル・ファーマンは特殊メイクやCGなしで再び幼いエスターを演じきったとの事で、注目です。
参考記事:永瀬花帆が選ぶホラー映画3選!かほちゃんシネマは、「人間が怖い!」ジャンルが大好き!
まとめ
いかがだったでしょうか。3月も話題作が盛りだくさんです。
ぜひ映画館に足を運んでみて下さい!
参考記事:2023年2月~公開の洋画新作、アカデミー賞の候補作品が多数!ライターHalleおすすめ厳選集!
参考記事:2023年1月~公開の洋画新作、実話社会派からディストピアまで。ライターHalleおすすめ厳選集!
《ライター:Halle》
暇さえあれば、映画観る!がモットー。
映画が好きになったきっかけは、時間を持て余していた大学時代。
うかつにも数々のシリーズ映画に手を出してしまったのです。
Marvel、DC、スター・ウォーズ、トランスフォーマー、パイレーツ…
今ではすっかり映画が生活の一部になってしまいました。
Twitterでも、気ままに映画・海外ドラマネタでつぶやいています。
良かったら覗いてみて下さい(^^)//
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