海外人気女性作家の小説・著書を映画化!一度は見ておきたい28作品、原作の世界観が映像に広がる!

ギリアン・フリン
ギリアン・フリン『ゴーンガール』

世界中にはたくさんのベストセラー作家がいます。

中でも世界的人気となった作家作品は注目され、映画化される著書が少なくありません。

今回は、古今東西、そんな有名作家の中から人気の女性作家をピックアップ、満を持して映画化された作品を集めてみました。

原作本を読んで映画を観た人、あるいは映画を観て原作本を読んでみたくなった人など様々です。

順番は別にして、両方見ることでイメージはさらに鮮烈に!

(冒頭画像:https://www.rollingstone.com/tv-movies/)

映画化された人気女性作家【洋書編】と、話題映画一覧 

ギリアン・フリン原作『ゴーンガール』https://www.facebook.com/GoneGirlMovie/

下線の映画タイトル(あるいは、著書タイトル)は、映画作品と著者紹介にリンク。

原作者(50音順)代表的な映画化作品
R・J・パラシオ『ワンダー 君は太陽』
アガサ・クリスティ『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』
アストリッド・リンドグレーン『ロッタちゃん』
アニー・エルノー『あのこと』
ヴェロニカ・ロス『ダイバージェント・シリーズ』
カミーユ・デアンジェリス『ボーンズアンドオール』
キャサリン・グラハム(自伝)『ペンタゴンペーパーズ』(「キャサリン・グラハム わが人生」)
ギリアン・フリン『ゴーンガール』
クレシッダ・コーウェル『ヒックとドラゴン』
ケイシー・マクイストン『赤と白とロイヤルブルー』
サラ・ゲイ・フォーデン『ハウス・オブ・グッチ』
ジェイン・オースティン『EMMA エマ』
ジュリー・マロ『アデル、ブルーは熱い色』
ジョジョ・モイーズ『ミー・ビフォア・ユー: きみと選んだ明日』
ジョディ・カンター&ミーガン・トゥーイー『SHE SAID/シー・セッド』
スーザン・コリンズ『ハンガー・ゲーム』
ダーシー・ベル『ささやかな頼み』
ディーリア・オーウェンズ『ザリガニの鳴くところ』
パトリシア・ハイスミス『キャロル』
パメラ・トラヴァース『メリーポピンズ』
ビアトリクス・ポター『ピーターラビット』
ピア・リンデンバウム『リトル・エッラ』
ベサン・ロバーツ『マイ・ポリスマン』
ベッキー・アルバータリ『サイモンvs人類平等化計画』
ペネロピ・フィッツジェラルド『ブックショップ』
マリア・センプル『バーナデットをさがせ!』
ミリアム・トウズ『ウーマン・トーキング』
ロザリー・ハム『復讐のドレスコード』

▶ピックアップ!おすすめランキング5

❶サラ・ゲイ・フォーデン原作:『ハウス・オブ・グッチ』

ハウス・オブ・グッチ,レディー・ガガ
https://www.facebook.com/HouseOfGucciMovie

『ハウス・オブ・グッチ』は、とてもスキャンダラスな映画です。

世界的ハイブランドの輝かしい歴史かと思いきや、とても悲惨な過去がさらけ出されたサスペンス映画に仕上がっています。

グッチ一族にまんまと忍び込んだ性悪女=パトリツィアの歴史と言っても過言ではありません。

演じた世界的歌姫レディー・ガガの役者っぷりも必見です。

そんな実話ベースの物語は、こんな素敵な女性サラ・ゲイ・フォーデンによって綴られていたのです。

関連記事:『ハウス・オブ・グッチ』あらすじ・キャスト・見どころ・テーマ曲。超有名ブランドの暗い過去

サラ・ゲイ・フォーデン
https://www.facebook.com/saragayforden/
ハウスオブグッチ
https://www.saragayforden.com/book

※ジャーナリスト。“ウィメンズ・ウェア・デイリー(WWD)”のミラノ支局長を経て、イタリアの雑誌“ルナ”の編集長をつとめる。15年以上にわたりミラノを中心にヨーロッパのファッション業界を取材した後、現在はワシントンD.C.のブルームバーグニュースで大手IT企業の取材に携わる。【引用:楽天ブックス】

❷ジェイン・オースティン原作:『EMMA エマ』

ジェイン・オースティン
『EMMA エマ』原作:ジェイン・オースティンhttps://www.facebook.com/emmafilm/

ジェイン・オースティンはイギリスが誇る女性小説家で、10ポンド紙幣に肖像画を採用されるほどの国民的作家です。

小説自体の人気に後押しされ、近年、多くの作品が映像化されてきました。

一番有名な『高慢と偏見』に次ぎ、こちらの『EMMA エマ』も何度か映画化されています。

結婚話を題材にした、身近な日常の気持ちの機微が繊細に描かれ、画像は最旬女優のアニャ・テイラー=ジョイミア・ゴスの出演作です。

紹介記事:ジェイン・オースティン原作『EMMA エマ』の可愛すぎる世界観!オータム・デ・ワイルドの魅力も解説

エマ

エマ(上) (ちくま文庫)【楽天ブックス】 

ジェイン・オースティン
https://www.cnn.co.jp/storage/2013/07/25/ 

※1775年、イングランド南部ハンプシャーの牧師の家に生まれる。十九世紀初頭に活躍した英国の女性作家。近親者に囲まれ、生涯独身のまま、穏やかな生活のなかで創作活動を続けた。おもに結婚話を題材とした、平凡な日常生活のドラマを皮肉とユーモアをもって描き、完璧な芸術へ高めたと言われる。1817年没【引用:楽天ブックス】

❸ミリアム・トウズ原作:『ウーマン・トーキング』

ウーマントーキング
https://www.facebook.com/WomenTalkingFilm

2023年アカデミー賞で、作品賞(ノミネート)と脚色賞(受賞:サラ・ポーリー監督)と話題をさっらた作品です。

かつてボリビアで宗教コミュニティで実際に起こった事件がベース。

サラ・ポーリー監督、プロデューサーでもある女優フランシス・マクドーマンドが、カナダのベストセラー作家ミリアム・トウズの同名小説に心動かされて映画化に踏み切ったとのこと。

地域の女性たちが抱える悩みは、朝起きると身に覚えのないアザや出血。

地域の男たちは「悪魔のしわざ」や「被害妄想」だといって否定するが…。

詳細記事:サラ・ポーリー監督の実話映画『ウーマン・トーキング』、 あらすじ・豪華キャストを紹介!

ミリアル・トウズ
https://www.amazon.co.jp/stores/author/

ウーマントーキング

Women Talking 【楽天ブックス】(英文) 

※ミリアム・トウズ(Miriam Toews)。誕生日:1964年5月21日生まれ、出身:カナダ。

❹ギリアン・フリン原作:『ゴーンガール』

ゴーンガール
https://www.facebook.com/GoneGirlMovie/

主演のロザムンド・パイクがスゴい!

あの整った顔立ちから、眉ひとつ動かさずに恐ろしい事件へと展開していく流れにきっと身震いするはず。

どうも原作者のギリアン・フリンの顔と被ってしまうのですが、映像化されると作者の魂まで宿った感がします。

詳細記事:実話モデル映画『ゴーン・ガール』を考察、煮詰まりすぎた夫婦のトリッキーな事件とは?

ギリアンフリン
https://www.facebook.com/GoneGirlMovie/

ゴーン・ガール(上)【楽天ブックス】 

※ミズーリ州カンザスシティ生まれ、カンザス大学卒業後、ノースウェスタン大学でジャーナリズムの修士号を取得。デビュー作「Sharp Objects」で2007年度のCWA賞最優秀新人賞、最優秀スリラー賞をW受賞、第2作「Dark Places」も09年度のCWA賞最優秀スリラー賞にノミネートなど(中略)現在、いまアメリカでもっとも活躍が期待される女性ミステリ作家のひとりです。【引用:楽天ブックス】

❺ジュリー・マロ原作:『アデル、ブルーは熱い色』

アデル、ブルーは熱い色
https://japan.unifrance.org/

過激な性表現や性的マイノリティが話題になり勝ちな本作ですが、内容は実に哲学的です。

根っからのアーティスト気質で自由に生きるエマと、労働者階級の家出育ち人生についてさほど意識を持たないアデルが出会います。

しかし、付き合いが深まる中で二人の価値観の違いが露呈していくことに…。

フランスの人気コミック作家ジュリー・マロのベストセラー作品が原作という珍しい映画化作品です。

2人の有名女優の演技にも注目です。

詳細記事:映画『アデル、ブルーは熱い色』情熱的な恋を考察、性的マイノリティの女性二人の価値観は?

ジュリー・マロ
https://www.nytimes.com/2013/06/06/movies/
ブルーは熱い色
https://www.amazon.co.jp/

※フランス北部出身。BD作家。アングレーム市在住。ベルギー・ブリュッセルのサンリュック学院卒業後、デビュー。いくつかの自費出版を経て、本書『ブルーは熱い色(原題:Le blue une couleur chaude)』を制作。2011年アングレーム国際マンガフェスティバル大衆賞をはじめとして数々の賞を獲得。さらに本作を原案とするアブデラティフ・ケシシュ監督の映画『アデル、ブルーは熱い色』は2013年度カンヌ国際映画祭にてパルム・ドールを受賞。同年9月新作『Skandalon(ギリシャ語で「罠」)』を発表。あるロックスターの禁断の物語を描いている。【引用:Amazon】

About azemichi 208 Articles
「洋画のレタス炒め」の運営者兼ライターで、azemichiと申します。いつもご覧いただきありがとうございます。映画大好きライター様の寄稿で紹介した作品は千数百作品以上、女優・俳優のプロフィール紹介も500人以上に上ります。訪問者様のコメントをお待ちしております!

Be the first to comment

記事へのご感想・関連情報・続報コメントお待ちしています!

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください