まだまだ女性監督作品が少ないと言われています。
本来映画紹介で、女性監督特集なんていうグルーピングはしない方がいいのでしょうが、期待の結果としてポータルサイトでの検索ニーズはまちがいなくあります。
今回紹介できた女性監督作品数は約40本です。
当サイトで紹介する映画作品総数が約1000本なので、その中での40本という数字を見てもきっと少ない割合のはず。
今後、もっと女性監督作品が増えることを期待しつつ、今回紹介した作品を一人でも多くの人が視聴するきっかけになれば幸いです。
なお、今回紹介している記事のライターは、多くは女性ライターで(結果として)女性監督作品を推して下さっています。
そんな視点も含めて読んでただくと嬉しいです。
(冒頭画像:『落下の解剖学』から)
女性監督による作品一覧と、ライターの「推しポイント」
【作品名は、具体的な作品紹介と女性監督の簡単なプロフィールにリンク】
監督名(50音順) | 代表作・最近作の作品解説 |
アナ・リリ・アミリプール監督 | 『モナリザ&ザブラッドムーン』 |
アリス・ウー監督 | 『ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから』 |
アンドレア・アーノルド監督 | 『ビッグ・リ・ライズ2』 |
アンヌ・フォンテーヌ監督 | 『ボヴァリー夫人とパン屋』 |
イザベル・コイシェ監督 | 『マイ・ブックショップ』 |
イシャナ・ナイト・シャマラン監督 | 『ザ・ウォッチャーズ』 |
エイミー・ポーラー監督 | 『モキシー~私たちのムーブメント~』 |
エヴァ・ウッソン監督 | 『帰らない日曜日』 |
エメラルド・フェネル監督 | 『ソルトバーン/Saltburn』 |
エリザベス・バンクス監督 | 『チャーリーズ・エンジェル』 |
オータム・デ・ワイルド監督 | 『EMMA エマ』 |
オードレイ・ディヴァン監督 | 『あのこと』 |
オリヴィア・ワイルド監督 | 『ドント・ウォーリー・ダーリン』 |
カリン・クサマ監督 | 『ストレイ・ドッグ』 |
キティ・グリーン監督 | 『アシスタント』 |
キム・ファラント監督 | 『虹蛇と眠る女』 |
キャシー・ヤン監督 | 『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』 |
キャスリン・ビグロー監督 | 『デトロイト』 |
グレタ・ガーウィグ監督 | 『バービー』 |
クロエ・ジャオ監督 | 『エターナルズ』 |
ケイ・キャノン監督 | 『シンデレラ』 |
ケイト・ショートランド監督 | 『ブラック・ウィドウ』 |
ケリー・ライカート監督 | 『ショーイング・アップ』 |
サバナ・リーフ監督 | 『アース・ママ』 |
サラ・ポーリー監督 | 『ウーマン・トーキング 私たちの選択』 |
シアン・ヘダー監督 | 『コーダ あいのうた』 |
シャナ・フェステ監督 | 『ラン・スウィートハート・ラン』 |
シャノン・マーフィ監督 | 『ベイビーティース』 |
シャルロット・ルボン監督 | 『ファルコン・レイク』 |
ジュスティーヌ・トリエ監督 | 『落下の解剖学』 |
ジュリア・デュクルノー監督 | 『TITANE/チタン』 |
ジョージー・ルーク監督 | 『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』 |
セリーヌ・シアマ監督 | 『秘密の森の、その向こう』 |
ソフィア・コッポラ監督 | 『プリシア』 |
ダニエル・アービット監督 | 『シンプルな情熱』 |
ナタリー・ポートマン監督 | 『愛と闇の物語』 |
ナディーン・ラバキー監督 | 『存在のない子供たち』 |
ニア・ダコスタ監督 | 『マーベルズ』 |
パティ・ジェンキンス監督 | 『ワンダーウーマン』 |
フィリス・ナジー監督 | 『コール・ジェーン』 |
マイウェン監督 | 『ジャンヌ・デュ・バリー』 |
ミミ・レダー監督 | 『ビリーブ 未来への大逆転』 |
ムーニア・メドゥール監督 | 『裸足になって』 |
ピックアップ!監督と出演者たちとのナイスショット!
エメラルド・フェネル監督:『プロミシング・ヤング・ウーマン』
作品情報:『プロミシング・ヤング・ウーマン』(Amazon)
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ナディーン・ラバキー監督:『存在のない子供たち』
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サラ・ポーリー監督:『ウーマン・トーキング 私たちの選択』
作品情報:『ウーマン・トーキング 私たちの選択』(Amazon)
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グレタ・ガーウィグ監督:『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』
作品情報:『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(Amazon)
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ケリー・ライカート監督:『ウェンディ&ルーシー』
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ニア・ダコスタ監督:『マーベルズ』
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ソフィア・コッポラ監督:『プリシラ』
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エリザベスバンクス監督:『チャーリーズ・エンジェル』
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パティ・ジェンキンス監督:『ワンダーウーマン』
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ジョージー・ルーク監督:『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』
作品情報:『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』(Amazon)
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女性監督の躍進が止まりませんね。意識して選んでいるわけではないけれども、最近見て印象に残った作品の監督を見ると女性だった!ということが多いです。かつてはキャスリーン・ビグローやジェーン・カンピオンが切り開いてきた道かと思いますが、ソフィア・コッポラが出てきたころから徐々に多くなってきたような気がします。そして最近はグレタ・ガーウィグなど女優としてキャリアを築いてから監督業にも挑戦する方が増えてきていますよね。女優としてのネームヴァリューがあると映画を見る人も増えるし、洋画離れの昨今、映画業界における新たなムーブメントに貢献しているのかな。ちなみに私が最近個人的に好んで見ているのはケイリー・ライカートとセリーヌ・シアマ監督の作品です。
いつも丁寧なコメントをありがとうございます!おっしゃっている通り、かなり増えてきましたですね。「女性監督」という括りが話題にならないことを願います。ケイリー・ライカートは今、『ウェンディ&ルーシー』を観終わり、次作を探しています。