
1月生まれの洋画ハリウッドスターの紹介をしたいと思います。
女優7名、男優5名、計12名の1月生まれの俳優です。
多くの1月生まれスターから、若手女優で最近注目されてきた人もピックアップして紹介したいと思います。
《参考:誕生日の年間リスト》
1月生まれ | 2月生まれ | 3月生まれ | 4月生まれ | 5月生まれ | 6月生まれ |
7月生まれ | 8月生まれ | 9月生まれ | 10月生まれ | 11月生まれ | 12月生まれ |
《1月生まれの目次》
《女性俳優》
1.Florence Pugh
フローレンス・ピュー、『ミッドサマー』『若草物語』で注目!
誕生日:1996年1月3日生まれ

フローレンス・ピューは誕生年からもわかるように若手で、伸長著しい女優のひとりです。
若干20歳で、ほぼデビュー作に近い『レディ・マクベス』で注目されたのがきっかけ。
その後、新感覚ホラーと呼ばれた『ミッドサマー』では、明るすぎる白昼の恐怖を演じてくれました。
エポックとなったのは、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』です。
有名な4姉妹の成長物語ですが、四女のエイミー役で登場。
共演の人気女優、シアーシャ・ローナンやエマ・ワトソンに見劣りすることなく、堂々とアカデミー賞助演女優賞ノミネートを果たしました。
●フローレンス・ピュー
誕生日: 1996年1月3日
身長:162㎝
▶おすすめの主演作品
そして、もう一作。注目の作品があります。
それは、女スパイ映画の極めつけ、『ブラック・ウィドウ』です。
主演のスカーレット・ヨハンソン、レイチェル・ワイズらと一緒に戦い、切れの良いアクションを見せてくれますよ!
年齢的も、ますます今後の期待が膨らむ女優です。
2.Emma Mackey
エマ・マッキー、名作サスペンス『ナイル殺人事件』に抜擢!
誕生日:1996年1月4日生まれ



こちらも、ほぼ新人に近い存在で、フローレンス・ピューと同年同月生まれです。
エマ・マッキーのこれまでのフィルモグラフィーとしては、イギリスのコメディ・TVドラマ『セックス・エデュケーション』ぐらいでしょうか。
ところが、ここにきてアガサ・クリスティー原作の『ナイル殺人事件』の主要キャストに抜擢され、俄然、注目されています。
主演ガル・ガドットやケネス・ブラナーなど、そうそうたるキャスト陣と共演。
役どころは、ガル・ガドットの恋敵となり、密室殺人が起こる遊覧船の乗船客となります。
(予告編では、真っ赤なドレスで登場。尚、映画は2021年に延期中)
3.Kate McKinnon
ケイト・マッキノン、小気味よい抜群のコメディ・センス!
誕生日:1984年1月6日生まれ
大作とか話題沸騰といった種類の映画ではありませんが、すごく印象に残るシャレの効いたとてもイイ映画です。
主演の、ヒメーシュ・パテルとリリー・ジェームズに加え、最高に映画を盛り上げてくれたバイ・プレイヤーである彼女です。
この映像は、『イエスタデイ』のワンシーン。
売れない歌手ジャック(ヒメーシュ・パテル)を、ロサンゼルス進出に誘うのがケイト・マッキノン演じる、やり手マネージャー・デボラ。
彼女の演技は、テンポがよくて見ていて本当に小気味よいのひと言です。
彼女は、いわゆるコメディエンヌ(喜劇女優)。
有名人のモノマネで一躍有名になりました。
たとえば、政治家ヒラリー・クリントンからジャスティン・ビーバーまで幅広いレパートリーを持っています。
少し前の代表作では、コメディ『ゴーストバスターズ』(2016年版)に登場。
テンションが高く、ちょっとイカれた素粒子物理学者役なのですが、彼女の「素」かなと思うぐらい。
『イエスタデイ』とともにおススメの映画です。
●ケイト・マッキノン(Kate McKinnon)
誕生日:1984年1月6日
身長:161㎝
出身: アメリカ・ニューヨーク州
もう一点、さらに彼女らしさを見せてくれたのが、セクハラ訴訟の実話を扱った『スキャンダル』です。
4.Carrie Coon
キャリー・クーン、2021年『ゴーストバスターズ続編』に出演
誕生日:1981年1月24日生まれ



キャリー・クーンは、次に紹介するロザムンド・パイク主演のミステリー・ホラー『ゴーン・ガール』に登場します。
彼女にとって初めての長編映画出演で、妻に失踪された夫ニックの妹として、ニックの良き相談相手となります。
あと、『ペンタゴンペーパーズ /最高機密文書』で、ポスト新聞社の編集委員としても登場。
けっこう印象深く残る女優です。
2021年のファンタジー・コメディ『ゴーストバスターズ/アフターライフ』にも登場予定でお楽しみに!
参考:2021年公開のおすすめ洋画、厳選20作品の見どころ一挙紹介!【公開日:注意】
5.Rosamund Pike
ロザムンド・パイク、強烈な演技に圧倒!『ゴーンガール』
1979年1月27日生まれ



ロザムンド・パイクは非常に多才で、優し気な印象に似合わず(失礼!)強烈な演技派女優です。
それは、彼女のもっとも有名な代表作『ゴーンガール』を見ればよくわかります。
この映画では、2014年の数々の映画賞を総ナメにしました。
『ゴーンガール』の内容は、ある日、忽然と失踪した妻エイミー(ロザムンド・パイク)と、途方に暮れながら妻を探す夫ニック(ベン・アフレック)との愛憎劇。
まさかの展開は、妻を探す夫ニック自身が妻殺しの疑惑を持たれてしまうことに。
映画は、途中から恐ろしいホラー映画の様相を呈してきます。
サスペンス・ストーリーの面白さも抜群ですが、ロザムンド・パイクの凍り付くような表情にご注目下さい。
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感想(3件) |
ロザムンド・パイク主演映画で、『ゴーンガール』の次におススメしたいのは、『プライベート・ウォー』。
実在した執念の戦場ジャーナリスト「メリー・コルヴィン」を描いた映画です。
コルヴィンの取材先は、常に危険と背中合わせの紛争激戦地。
戦地で負傷し、片眼となっても再び戦地に戻り、真実に迫ろうとした記者の凄さを演じるロザムンド・パイク役は必見です。
逞しかっただけに、最後がシビれます。
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6.Eliza Scanlen
イライザ・スキャンレン、期待の新人『オールド』に登場!
誕生日:1999年1月6日生まれ



奇しくも、1月生まれトップに紹介した、フローレンス・ピューと同じ『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』に登場。
イライザ・スキャンレンの実年齢は、4姉妹を演じたキャストの中で一番末っ子ですが、映画の中では三女のエリザベス・マーチ(ベス)を演じました。
この画像は、ちょうど誕生日を祝ってFacebookにアップされたものです。
●イライザ・スキャンレン(Eliza Scanlen)
誕生日:1999年1月6日
身長:162㎝
出身:オーストラリア・シドニー
一番大人しく神経質そうなベスの役(最後は死亡)をうまく演じ、結果、元気な次女ジョー(シアーシャ・ローナン)や四女エイミー(フローレンス・ピュー)との関係性が際立つ存在となりました。
また、トム・ホランド主演『悪魔はいつもそこに』にも続いて出演。
さらには、2021年公開予定のM・ナイト・シャマラン監督『オールド(原題)』への出演が決まっています。
同監督は、1999年のスリラー映画『シックス・センス』が有名ですが、『オールド』への期待と若干20歳過ぎのイライザ・スキャンレンの役どころが楽しみです。
7.Olivia Colman
オリヴィア・コールマン、アカデミー主演女優賞の実力俳優!
誕生日:1974年1月30日生まれ



さて、女優の最後はベテラン女優の紹介です。
オリヴィア・コールマン、と聞いても知らない人が多いかもしれませんね。
しかし、2019年にアカデミー賞主演女優賞の受賞経験のある実力派女優なのです。
受賞した作品は、『女王陛下のお気に入り』。
共演したエマ・ストーンとレイチェル・ワイズも助演女優賞にノミネートされた他、作品賞、監督賞などなんと9つの賞に名を連ねた有名作品です。
オリヴィア・コールマンは、その中での見事、主演女優賞を獲得しました。
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女王陛下のお気に入り ブルーレイ&DVD【Blu-ray】 [ オリヴィア・コールマン ] 感想(1件) |
映画の中のオリヴィア・コールマンの役は、18世紀初頭のイングランド「アン女王」。
画像や予告映像にもあるように、ちょっと近寄りがたい老獪そうな存在。
見た目以上に性格はもっと傲慢で、ワガママ女王そのものを演じるのですが、あれだけのリアル感で演技されるとなにかが憑依したのではないかと思うほどです。
しかし、動画の作品紹介でインタビューを受けるコールマンを見るとわかりますが、実際は丁寧で話しやすそうな人物。
作品を見れば、その演技力の凄さがわかります。
●オリヴィア・コールマン(Olivia Colman)
誕生日:1974年1月30日
身長:170㎝
出身:イギリス・イングランド
《男性俳優》
8.Christian Bale
クリスチャン・ベール、『バットマン』から『バイス』まで
誕生日:1974年1月30日生まれ



クリスチャン・ベールほど、役づくりのために減量、増量をストイックに行える俳優はいません。
ベテランの彼の代表作は数えきれませんが、役どころにより引き締まった体格と肥満体型と交互に作っているのです。
憧れのヒーロー『バットマン3部作』は代表作の中でも特に有名ですが、鍛え上げた筋肉体質には惚れ惚れします。
一方、『バイス』は実在のアメリカ副大統領チェイニーを演じたものですが、本人の巨漢に近づけた姿には驚かされました。
(ちなみに、「バイス」は「副」という意味です。)
いずれも役になりきるために、徹底したウェイトコントロールを行ったと言われています。
●クリスチャン・ベール(Christian Bale)
誕生日:1974年1月30日
身長:182㎝
出身:イギリス・ウェールズ
もちろん、俳優は体型づくりだけの問題ではありません。
彼の演技力には定評があり、『バイス』で主演男優賞ノミネートの実績があります。
また、最近の話題作『フォードvsフェラーリ』で演じた伝説のカー・レーサー「ケン・マイルズ」役も批評家から高い評価を受けています。
イタリア車フェラーリを出し抜き、はじめてアメリカ・フォード車を優勝させた今作は一見の価値ありです。



9.Eddie Redmayne
エディ・レッドメイン、アカデミー賞男優賞の実績俳優!
誕生日:1982年1月6日生まれ



エディ・レッドメインといえば、人気映画『ファンタスティック・ビースト』のシリーズが最も有名ですね。
一方、映画賞的には『博士と彼女のセオリー』が代表作かもしれません。
物理学者スティーヴン・ホーキング博士を描いた作品で、迫真の演技でアカデミー賞主演男優賞を獲得しました。
●エディ・レッドメイン(Eddie Redmayne)
誕生日:1982年1月6日
身長:184㎝
出身:イギリス ・ロンドン
▶おすすめの代表作品
知的で優し気な雰囲気の彼は、こんな映画にも出て存在感を見せています。
それは、『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』です。



奇しくも、『博士と彼女のセオリー』で共演したフェリシティ・ジョーンズとの再タッグとなりました。
時代背景の1862年は、まだ気象学が大空での実測に頼っていた頃の話です。
上空1万メートル越えを目指した実在の気象学者と、気球乗りにロマンを求めた女性の物語です。
空中散歩?
いえいえ、高所恐怖症のひとは思わず座っている椅子のひじ掛けを握りしめてしまいそうです。
参考記事:映画『イントゥ・ザ・スカイ 』、強い女性が似合うフェリシティ・ジョーンズ主演
10.Jeremy Renner
ジェレミー・レナー、代表作は爆弾処理『ハート・ロッカー』
誕生日:1974年1月7日生まれ



ますます、渋さが増してきたジェレミー・レナーです。
アメコミ・ファンには、『アベンジャーズ』シリーズの「ホークアイ」こと、クリント・バートン役がお気に入りですよね。
弓術と剣術がお得意のスーパー・ヒーローの一人です。
しかし、ジェレミー・レナーが主役の代表作品と言えばもちろん、コレ。
イラク戦争での爆弾処理班を描いた『ハート・ロッカー』ではないでしょうか。
一触即発の状態の中で、心ではうち震えながらも冷静に爆発物の処理をする姿に感動します。
渋さに加えて、好感度イメージの元はやっぱり内に秘めた正義感にあります。
その意味では、『ボーン・レガシー』はやっぱりカッコイイ!の一言。
そしてなにより、主役となった『ウインド・リバー』では、雪深いワイオミングでの孤独な地元調査員として登場。
殺人捜査を進める中で、エンディングで彼のとった行動にはしびれます。
ジェレミー・レナーのファンと、アメリカの隠れた歴史に興味がある人は必見です。
11.Justin Timberlake
ジャスティン・ティンバーレイク、モテ男の色気漂う多才俳優
誕生日:1981年1月31日生まれ



音楽活動、俳優業、さらにはビジネスにも多能なところを見せるジャスティン・ティンバーレイク。
見るからに、「モテ男」の色気を感じさせる俳優です。
実生活では、彼と噂のある女優やアーティストは跡を絶ちません。
そんな彼のモテップリを、そのまま映画化したかのような作品があります。
ケイト・ウィンスレット主演の『女と男の観覧車』です。
米コニー・アイランドに実際にあるWonder Wheelが舞台で、、女と男の愛憎がまるで「回る観覧車」のように描かれています。
ジャスティン・ティンバーレイク演じるライフ・ガードのミッキーは、色気たっぷりの元女優ジニー(ケイト・ウィンスレット)にと付き合い始める一方で、別の若い女性キャロライナ(ジュノー・テンプル)にも声をかけていたのです。
ジニーとキャロライナが、理由ありの義理の親子とも知らずに…。
観ればわかりますが、なかなか芸達者なティンバーレイク。
そして、コミカルな演出のウッディ・アレン監督の世界に引き込まれますよ!
12.Bradley Cooper
ブラッドリー・クーパー、『アメリカン・スナイパー』で絶賛人気!
誕生日:1975年1月5日生まれ



さあ、最後は実力派の男性俳優を代表して、ブラッドリー・クーパーです。
彼も、代表作といわれると困るぐらい多くの大作や話題作に登場しています。
一番のおすすめは、映画賞的にも興行的にも大ヒット作となった『アメリカン・スナイパー』ではないでしょうか。
同じくイラク戦争の伝説の実在スナイパー役で、カッコ良さはジェレミー・レナーに負けずとも劣りません。
ターゲットに照準を合わせる時の静けさには痺れます。



一方、ロック・ミュージシャン役で登場した『アリー/ スター誕生』では、別の意味で感動する映画です。
それは、本業ではないブラッドリー・クーパーの「歌声」。
共演の、あのレディ・ガガをして「素晴らしい歌声」と絶賛されたのでした。
映画オリジナル曲として、最高に盛り上がったデュエット曲『Shallow』には本当に聞き入ってしまいます。
もちろん、ストーリーもリメイクとはいえ最高です。
レディ・ガガ演じる「アリー」が、またたく間にスターに駆け上がると同時に、ブラッドリー・クーパーは酒に溺れるロック・スター、ジャクソンを感動的に演じてくれます。
《誕生日:年間リスト》
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